埼玉県境を辿る(山ノ神土から芋ノ木ドッケまで)
- GPS
- 26:47
- 距離
- 49.5km
- 登り
- 4,220m
- 下り
- 4,273m
コースタイム
- 山行
- 10:33
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 11:05
- 山行
- 9:55
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 11:07
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 5:40
天候 | 5/25曇り時々晴 5/26曇りのち晴 5/27快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:大滝温泉游湯館12:33−(バス)−三峰口12:50/12:57−(電車)−熊谷14:39 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大ダル〜飛竜山:県境はルートなし&シャクナゲジャングルの急登。 飛竜山〜北天ノタル:モーレツなシャクナゲジャングル。 その他は特に危険箇所なし。 |
その他周辺情報 | 将監小屋利用時は事前確認必須!! 平日は使用不可の可能性大。 大滝温泉游湯館に立ち寄るも休館。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
靴
ザックカバー
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
|
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感想
前回の続き。埼玉県境シリーズ、山ノ神土から雲取山、そして芋ノ木ドッケへ。今回もマイカーを調達できず電車バスでのアクセス。なので一泊での対応は困難。将監小屋に加え雲取山荘へも宿泊することにしました。その場合、2日目3日目の行程に余裕が出来ることから、2日目は雲取山荘から芋ノ木ドッケを往復し、3日目を未踏の石尾根にて奥多摩駅まで行く計画としました。
1日目、秩父湖からスタート。前回前々回で分かっていたことですがキツいルート。加えて重い荷物が更に体力を消耗させます。やっとの思いで18時に将監小屋に到着。しかし鍵がかかっていて中に入れず。。電話で確認すると手違いとか。ちゃんと事前に電話して小屋番不在だが寝具も含め使えるって言っていたのに怒。更に1時間下ったところに民宿があるとの案内で泣く泣く一旦下山。19時半に到着。突然の訪問にも関わらず宿のおかみさんは快く受け入れてくれました。感謝感謝です。
さて2日目、まずは将監小屋へリターン。ここまで2時間。芋ノ木ドッケまでは困難と判断し雲取山荘を本日のゴールとしました。県境となる稜線のルートを進みます。濃いガスが徐々に晴れ富士山や南アルプスも見えました。そして何と言ってもシャクナゲ! テンコ盛りでした!! 極めつけは飛龍山への直登。道はなく、シャクナゲジャングルと急登の中ルートファインディング。悪評高いルートですが、個人的には楽しかったです♪ ただしその後の北天ノタルまでが酷かった。。シャクナゲが稜線を覆い、突破を試みるとシャクナゲがものすごい抵抗で正直うんざり笑。シャクナゲは当分お腹一杯です笑笑。その後の稜線には過去ログがなかったことから安全を考え巻き道を行くことに。そして最後の急登を経て雲取山に到着。人多くすぐに山頂をあとにし雲取山荘へ。平日なのに満室! 私は10人部屋。相部屋の方々と歴戦の武勇談義で楽しい時間を過ごしました。
そして3日目。予定変更のまま芋ノ木ドッケを経て三峰神社から更に下り大滝温泉遊湯館を目指します。芋ノ木ドッケへの登り返しはキツイ。それを乗り越えなんとか赤線接続!! 感慨に浸るまもなく先を目指します。三峰神社から先は未踏ルート。永遠に続く地味なルートを過ぎようやくゴール。さあ風呂だ! 温泉だ!! っと思いきや、なっ、なんと、、 休館。またしても足元をすくわれてしましました笑!
以上、今回はハプニング続きでしたが、なんとかリカバリーもでき思い出に残る山行となりました。しかしながらシャクナゲが本当に見事でした。そして埼玉県境シリーズも赤岩尾根を残すのみ。頑張ります。
コメント
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埼玉県境赤線繋ぎ、お疲れ様でした。ハプニング続きの中でうまく計画を修正して無事に帰還、さすがですね。それにしても将監小屋の手違いは時期や天候によっては無事では済まなかったかもしれず、運よく回避できて良かったです。自分もこの辺りの周回をいろいろ考えていましたが、コースの状況も含めて大変参考になりました。ありがとうございます。残すは赤岩尾根だけとの事、年には達成されそうですね。楽しみにしております。
将監小屋の件は、事前に確認したにも関わらず「そりゃないでしょ!」って感じでしたが、今からカギを開けるためだけに来てもらうのも忍びなかったので一旦下山の判断をしました。ただ、こんなことでもない限り泊まることのない宿、辿ることのないルート、っと考えればこれもまた「いとおかし」です笑。また普段閉まっている山小屋は不測の事態が有り得るということも大変勉強になりました。次回以降は最低ツエルトとシュラフは持参したいと思います。
私のレコなどmame302さんにとっては全て勝手知った内容で恐縮です。むしろ私のほうが大変勉強させてもらってます。これからもmame302さんのレコ楽しみにしております。
いつもながらのコース取りと冷静な判断に感服します
地図と行動を見て、みはらし?と思いましたがそんなハプニングがあったのですか!
山では手違いででは済まされないことも
ありますから大変でしたね。
そんなハプニングにめげず翌日の飛龍山への直登もすごいです。
綺麗なシャクナゲも憎らしく思えるのは分かります。
私はそんなシャクナゲを見に行く予定なので何処へ行こうか今思案中です。
大変にお疲れ様でした。
色々ありましたが、まずは無事下山できたこと、そして富士山をはじめ素晴らしい景色とシャクナゲパラダイスに囲まれた時間空間を得られたこと、更にはハプニングをサポートしてくれた方々の人情に触れられたこと、全てに感謝の山行でした。
今年は多分シャクナゲの当たり年かと思います。
でもあと1〜2週間くらいでしょうか?
小川わっしーさんのレコ楽しみにしています!
北天のタル⇔飛龍山 稜線ルートで突破ですか😲
普通に主脈縦走路(巻き道)を使わない所、さすがですね。
と言うか、トラブル回避能力高くて凄い!
自分もこのあたりは未踏なので、とても参考になりました。
一応「埼玉県境を辿る」山行なので、なるべく県境そのものをトレースすることに拘ってます笑。
でも北天のタルから三条タルミまでは過去の記録が見つからず、今回は無理をせず巻き道にしました。いつかこのリベンジは果たしたいと思います。
トラブル回避能力っというか、、 山行を計画するにあたり色々な方法やルートを考えるんですよね。今回途中から修正したルートは、もともと将監小屋1泊の際に考えていたものです。それがたまたま役に立ちました。ラッキーでした。
かずらんさんの超人的な山行には足元にも及びませんが、私も私のペースで山を楽しみたいと思います。どうもありがとうございました。
おつかれさまでした。
素晴らしい山行でうらやましいです。
飛竜直登からの北天のタルここにこだわりが詰まっているように感じます。
私は回避してしまったところ、さらに
その先の三条タルミ・・・計画すら大変そうなので
すごいリスペクトを感じます。
やっぱりロープ持っていく感じですよね?
県境は基本尾根道なので、起伏があり体力的には大変ですが、その分変化に富み景色もよく歩いていてとても気持ちが良いです。その快さにハマってます、大変なことも多いですけど笑。
ロープは持ってないんです、丸腰です。だからイザというときはヤバイです。。赤岩尾根はそんな準備ではハイリスクと認識しており、どう対応するか、それが今一番の悩みです。
県境シリーズお疲れ様でした。まさに本家グレートトラバースを彷彿させるような花も実のある盛りだくさんの山行でしたね。シャクナゲ地獄は周知の通りだったと思いますが、これがお花もなかったら正に地獄だったことでしょう。富士も背中を押してくれたようで何よりでした。原三角点もアップしていただいてありがたいです。ただただ最後の温泉休館は残念でした。
いよいよ次は千秋楽ですね。もし日程があえば、アクセスのお手伝いをいたしますので、必要とあらば是非お声掛けくださいませ。 それでは。 godohan
ホント、、 シャクナゲジャングルは花がなかったらただの地獄でしかありません笑。それが今回は天国へと転化してましたが、今はお腹一杯です。
いよいよ埼玉県境シリーズも赤岩尾根を残すのみです。どう攻略するか? 色々悩んでます。もしかしたらご相談することがあるかもしれません。その際はどうぞよろしくお願いします。
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