大菩薩嶺縦走(柳沢峠〜上日川峠〜湯ノ沢峠〜やまと天目山温泉)
- GPS
- 12:44
- 距離
- 34.9km
- 登り
- 1,890m
- 下り
- 2,366m
コースタイム
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 5:14
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
道の駅甲斐大和06:30→タイムズ塩山駅前07:45(途中朝食あり) ○駐車場 タイムズ塩山駅前 69台/当日1日最大料金990円(土日祝・24時迄) https://times-info.net/P19-yamanashi/C213/park-detail-BUK0021501/ ○バス(往路) 塩山駅08:30→柳沢峠09:20(800円) http://yamanashikotsu.co.jp/route_bus/route_sp_info/daibosatsutoge/ PASMO使用可 ○バス(復路) やまと天目山温泉14:31→甲斐大和駅14:45(300円) http://eiwa-kotsu.jp/media/root_1_tt.pdf 満員で増発されていました。運よく乗れましたが、温泉で下りる人がいなかったら30分後に来る臨時便を待たなければなりませんでした。天目山温泉はauは圏外でしたので、電話を借りないとタクシーが呼べません。。 ※PASMO使用不可 ○JR中央本線 甲斐大和駅15:12→塩山駅15:22 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○コース概況 1)柳沢峠〜六本木峠 概ね水平移動が多く、道も比較的広めで歩きやすいです。 ただし展望はほぼありません。 六本木峠はうっかりすると鶏冠山のほうに行ってしまいそうなので注意。 2)六本木峠〜丸川峠 道は細くなりますが、踏み跡はあります。 こちらも水平方向の移動が多くサクサクと進めますが、ピークの東側を巻いているところは苔むした岩伝いの道が多い印象でした。 空いていて誰とも会いませんでした。 3)丸川峠〜大菩薩嶺 丸川峠からしばらく急登を登り、その後登り基調の道が続きます。 大菩薩嶺の手前の、道がジグザグのところに差し掛かるところで道の崩落個所がありロープが掛けられています。 足掛かりはあるし距離も短いのでそれほど危険は感じませんでしたが、通過には注意を要します。 4)大菩薩嶺〜大菩薩峠 よく歩かれている道のため特に危険個所はありません。 雷岩付近は展望が開けていて広いので、休憩にも良いと思います。 5)大菩薩峠〜上日川峠 ジムニーが通るような軽車道が伸びているため危険個所はありません。 6)上日川峠〜石丸峠 上日川峠から石丸峠入り口までは沢に下って登るのを何度か行う道が続きます。 沢には橋がありませんが、渡るのに特に支障はありませんでした。 車道に出て、再び登山道に入ると直登気味の急登となります。 砂利道に出て、再び登山道に入ると、山復をトラバースしながら石丸峠へと登っていきます。 7)石丸峠〜小金沢山 小金沢山へ向けて登り基調の道です。 地図上では平坦そうに見える道でも、倒木を避けたり細かいアップダウンが続きました。 この後、下山するまでそうですが、基本的に倒木はそのままになっていて、潜るか乗り越えるかする必要があります。 8)小金沢山〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山(うしおくのがんがはらすりやま) こちらも意外と細かいアップダウンがありました。 牛奥ノ雁ヶ腹摺山の手前で少し水平な道が現れます。 9)牛奥ノ雁ヶ腹摺山〜黒岳 牛奥ノ雁ヶ腹摺山を過ぎると、一旦大きく下ります。 こんなに下って大丈夫?と思っていると、案の定登りが待ち受けていましたw 逆方向で歩くなら、牛奥ノ雁ヶ腹摺山手前はキツイと思います。 急登を登り上げると傾斜が緩み、あとはユルユルと黒岳へと登っていきます。 黒岳は、左手からやってきた尾根が合流して間もなくのところにあります。 黒岳は周りが樹林に囲まれており展望はありません。 10)黒岳〜湯ノ沢峠 黒岳を過ぎて次のピークは白谷ノ丸となりますが、白谷ノ丸は富士山の良く見える素晴らしい展望ポイントです。 眼下に見える、白谷小丸からの展望も素晴らしく、良い休憩ポイントだと思います。 白谷小丸から次の小ピークに登った先から、湯ノ沢峠へ向けて本格的な下りとなります。 登山道が裸地化しており、雨後は気を遣うと感じました。 道がまっすぐになり出すと、間もなく湯ノ沢峠です。 11)湯ノ沢峠〜やまと天目山温泉 湯ノ沢峠からは沢沿いを下ります。 何度も沢を渡るところがあり、水深の浅いところを選んで渡りました。 これまでの道に比べると歩きやすいですが、頻繁に沢を渡るので、道が沢を渡ることを注意深く観察する必要があると思います。 道沿いに電柱が現れると、間もなく舗装路に出ます。 舗装路を1時間ほど歩くと、やまと天目山温泉です。 ○トイレ 柳沢峠・丸川峠・大菩薩峠・上日川峠・湯ノ沢峠 ○水場 上日川峠・湯ノ沢峠 |
その他周辺情報 | ○宿泊(1泊目) 大菩薩の宿 ロッヂ長兵衛 1泊2食8,800円 090-3149-0964 http://www.choubei.info/index.html ○宿泊(2泊目) 石和温泉 ホテル花いさわ http://www.hana-isawa.com/ 055-262-4166 |
写真
装備
共同装備 |
ヘッドランプ(1)
折畳傘(1)
1/25000地形図(1)
虫除けスプレー(1)
シルバコンパス(1)
熊鈴(1)
筆記具(1)
保険証(1)
飲料水
ティッシュ(1)
医薬品類(1)
タオル(1)
雨具(1)
携帯電話(1)
計画書(1)
ウェットティッシュ(1)
腕時計(1)
食糧
エマージェンシーシート(1)
携帯用簡易トイレ(2)
ツェルト(1)
調理用バーナー(1)
バーナー用ガス(1)
行動食
コッヘル
チタンカップ(1)
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感想
気温的に過ごしやすいこの季節。
前は雲取山へ登ってみたりと、梅雨に入る前のこの時期は自分にとってどこか縦走をするチャンスの季節でもあります。
なので、前の悪天候のリベンジをするべく、佐渡島へ行きたいと思っていたのですが、生憎、山小屋が満室状態。
それなら、どこにしよう?
八ヶ岳?丹沢?
そう考えを巡らせていると、ふと、いつか読んだ山行記録で、大菩薩嶺から続く眺めの良い縦走路があったことを思い出しました。
あの辺りなら、山小屋がいくつかあるし、ちょうど山小屋泊がしたかったところなので、早速、ロッジ長兵衛を予約(介山荘は満室でした)。
ついでに、下山後の宿には、ちょっと奮発して石和温泉に泊まることにしました。
月曜日に休暇を取れるよう、せっせと仕事に勤しみ、金曜日、定時で仕事を切り上げて山梨県へと車を走らせます。
道の駅で仮眠したら、塩山駅からバスに乗って、冒険のスタートです。
柳沢峠からの道は、結構水平なところが多いのですが、如何せん人が少ないですね。
丸川峠からは、以前にも一度歩いて、うっすらと見覚えのある道を進みます。
大菩薩嶺まで登ったら、あとは下るだけだし、もう安心の道なので、次第にビールのことが頭を占め始めました。
確かロッジ長兵衛には生ビールがあったはず・・・。
そう思うと、自然に足取りが早くなり、大菩薩峠からは先行者をゴボウ抜きしながらロッジ長兵衛を目指しました。
待ちに待ったビールはめっちゃ美味かった・・・(^^♪
そして翌日。
この日は石丸峠へまず登り、そこから縦走します。
地形図上は平坦そうに見えますが、どんな道なのやら・・・。
小金沢連嶺は、主だったピークが概ね1時間前後置きに位置していて、大菩薩嶺のような大勢の登山者のごった返しもなく、自分のペースで歩くのに適した道でした。
富士山が目の前に何度も現れるのは新鮮そのものです。
でも、4月、5月となかなか時間が取れなかったり、天候が良く無かったりしてちょっとした山くらいしか行けておらず、ペースは落ち気味になってしまいました。
言い訳がましいけど、まだ本調子ではない感じが・・・。
そういうのもあったし、温泉で早く寛ぎたい気持ちもあったので、予定より下山を早め、湯ノ沢峠から下山を開始。
やまと天目山温泉までの1時間近い舗装路歩きをこなして、無事にゴールしました。
バスはぎゅうぎゅう詰めで、天目山温泉で下りる人がいなかったら多分乗れなかったかも。
16時過ぎには石和温泉に到着でき、羽を伸ばしたのは言うまでもありません。
さて、次なる目標は、ミズバショウの尾瀬です。
もちろん、こちらも山小屋泊まり。
どんな山の旅になるのでしょうか。
〇レイヤリング
■上半身
【ベースレイヤー】
mont-bell スーパーメリノウールLW
山小屋で買った化繊Tシャツ
■下半身
【ベースレイヤー】
ワコール CW-X
【アウターレイヤー】
Mountain Hardwear ユニオンポイントパンツ
■手袋
ホームセンターで買ったヤツ
■シューズ
mont-bell ツオロミーブーツ
■予備のウェア
mont-bell ライトシェルパーカ
mont-bell ノマドパーカ
mont-bell ストームクルーザージャケット
mont-bell サンダーパスパンツ
mont-bell スペリオダウン上下
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