両神山 (日向大谷から往復)
- GPS
- 04:36
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,525m
- 下り
- 1,518m
コースタイム
天候 | 晴れ、時々曇り、一時雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・駐車場までの道は狭い箇所多し。また、この日は路面凍結も見られた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・コースは大変良く整備されていて、マーキングも多い。 ・登山口より清滝小屋までは沢沿いの道を歩く。登りは左手側、下りは右手側が急斜面になっているので、滑落などに注意。 ・清滝小屋までは登山道の凍結は時折見られたものの、積雪はないが、清滝小屋からの山頂までは雪の上を歩く箇所が多い。特に尾根に上がってからは基本的に積雪路歩きだが、積雪は数cm程度。時折硬く凍っている箇所も見られた。 ・積雪凍結はあったものの、アイゼンやピッケルはこの日は不要。 ・清滝小屋は規模が大きくきれいで宿泊に適する。 ・清滝小屋の手前の水場(弘法の井戸)は利用可能。但し、周辺は凍結していたので通過時は要注意。 ・鎖の掛かっている箇所が多いが、なくても何とかなるところが多い。 ・駐車場から山頂までほぼ樹林帯歩きなので、視界は得られない。 |
写真
感想
埼玉に長年住んでいても中々足の向かなかった両神山を訪問した。近くにあっていつでも行けると思うと案外いつまで経っても行かないものだと思う。
まだ暗いうちに日向大谷登山口到着。既に何台かのクルマが停まっていて準備をしている人も見られた。クルマの外気温計はマイナスを指しているが、寒さに体が慣れたためか、それほど寒さは感じない。駐車場に近い急な階段を上って行動開始。すぐに民家が現れここで駐車料金を支払う。ほぼ同じ時刻で出発したパーティがいくつかいたが、結局ガツガツ歩いているうちに自分がトップになったようだった。
登山道は初めは沢沿いの道を小さなアップダウンを繰り返しながら徐々に標高を上げていく。天気予報は曇りだったが、歩き始めの時点では晴れていた。が、徐々に雲が出始め、しまいには小雪までちらつくようになった。こりゃ外れたか?とも思ったが、基本的に樹林帯歩きで風もなかったので行けるところまでと思い先に進む。水場を過ぎると大きくて立派な清滝小屋が視界に入る。快適そうなので寝袋持参で来て泊まるのもありだな、と思う。ここまでは登山道に雪はほとんどなかったが、ここからは雪が支配的になり、尾根に上がるとほぼ雪道になった。とは言え積雪は数cm程度で、日当たりの良いところは融けているので歩いていて特に問題にはならなかった。鎖場にも雪が少しついていたのが嫌らしかったくらい。急登をこなして平地に出ると神社が現れ、その先に両神山の山頂があった。駐車場出発から2.5時間で到着してしまった。途中ほぼ休憩なし。山頂到着時は幸運にも雪雲は去っていて、周囲が見渡せた。山頂は狭いが、自分以外の登山者がいなかったのは幸い。美味い空気をいっぱい吸って下山開始。途中、東岳方面を見やり、あちらのほうが面白そうだと実感。そして、あの岩がちなところこそがこの山の本来の姿かもしれないと思った。
下山時は多くの登山者とすれ違うこととなった。数はもちろん覚えていないが、多くの人がこの時期でも訪れる理由は、比較的気軽に登れる山であるからだろうか。ほぼオフシーズンであるにも関わらず、である。下りは登りのルートを忠実に辿るので面白味には欠ける。その上、登山口から山頂までほぼずっと樹林帯なので視界も得られない。落葉樹が葉を落とした今の季節でこの状態だから、緑の時期は遠くを見ることはほぼできないだろう。下りは約2時間で駐車場に到着。ひょっとしてこれから出発する登山者がいるのではないかと思ったが、さすがにそれはいなかった。
自宅から両神山の日向大谷登山口は片道100km程度の道のり。高速を使っても短距離・短時間なので往復共に全て下道を利用したが、行きは良いものの、帰りは交通量が多くて難儀した。
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