扇沢IN七倉OUT でシンドイ赤線つなぎ(;´д`)
- GPS
- 12:27
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,957m
- 下り
- 2,281m
コースタイム
- 山行
- 11:19
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 12:28
天候 | 晴れのち高曇り、10時ごろから強風🌪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
1台を七倉山荘前駐車場にデポ、もう一台で扇沢まで移動してスタートしています。 車回収の距離が比較的近く、移動時間がかかりません。 ソロの方などは、タクシーや原チャリ、自転車など、他の移動手段も活用しやすい距離でしょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【6月4日現在の残雪情報】 ●針ノ木雪渓:大沢小屋よりも上の付近から雪渓に入り、以後稜線まで途切れる事はありません。日のささない早朝の時間帯、アイゼンがよく効きますし硬いです。稜線直下の急斜面などを早朝通過する場合、出来れば10本刃以上のアイゼンで登ることをお勧めします。周囲の方は全員足下は10本以上アイゼンにピッケルという様相でした。我々はピッケルは携行するもストックのまま登り、以降今回のルートではピッケルは使用していません。 ●北葛岳→七倉岳→船窪小屋→天狗の庭:とこどころ残雪が出現しますが、雪のついた斜面を登降するような場面は無く、全く滑り止めを使う事はありませんでした。夏道を歩けます。船窪小屋から先の辺りはまだたっぷりと雪が残っており、雪の上を歩きます。念のため滑落には注意ですが、よほどの事がなければその心配も少ない平な雪上です。 【コース状況】 ●扇沢→針ノ木峠:大沢小屋までは夏道、その後もしばらくは夏道が続き、途中から雪渓内へと誘導されます。そこから針ノ木峠までは針ノ木雪渓を上りますが、ピンクテープ等はそこまで誘導的ではありません。ところどころの枝沢に続く雪渓に間違えて入り込まないように、分からない場所では地図やGPSを確認しながら稜線を目指します。落石に要注意。 ●針ノ木峠→蓮華岳山頂:針ノ木雪渓側にはたくさんの雪が付いていますが、登山道含めて稜線から西側にはほとんど雪がありません。ノーアイゼンで歩けます。 ●蓮華岳山頂→北葛乗越:いわゆる『蓮華の大下り』の場所。雪は一切なし。とても柔らかい地面にたくさんのガレ石が乗っている急斜面です。とても不安定な足もとなので転倒や滑落に注意。また落石も要注意です。 赤テープやマーキングが薄く、乏しい場所で、たまにルートが不明瞭な雰囲気も出て来ますが、だいぶ以前に人工的に整備されただろう木の階段跡や朽ちた木製階段も出現しますので、ルートのヒントになります。 ●北葛乗越→北葛岳山頂:なかなかの急登です。ところどころ脆い岩場なども含まれています。滑落などに注意。 ●北葛岳山頂→七倉岳山頂:細かな岩場のアップダウンが多く、それらをいちいち越えていくため、見た目以上に疲れますし、急斜面です。細尾根、ガレ、鎖やワイヤーの岩場の通過がありますので転滑落に注意。 ●七倉岳山頂→船窪小屋→七倉尾根→登山口:山頂から小屋までは近いです。七倉尾根は急斜面。疲れた身体にはキツイ長さと斜度です。転倒滑落に要注意。 |
その他周辺情報 | 【下山後温泉】 ●七倉山荘日帰り温泉 広くはないですが、内湯と外湯があり、ちょうど良い温度の温まる温泉です。 下山口の目の前というのも引き込まれます。 大人660円なり https://webmarunaka.com/nanakura/spa |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
装備
個人装備 |
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ヘルメット
ストック
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感想
すでに日本海から太平洋まで、私も相棒も赤線はつなげておりますが、、、自分の軌跡の地図を眺めていると所々空いてしまっている赤線区間がどーも気になります。
今回はその空白区間を埋める事にしました。
計画の段階では、距離もまぁ大したことのない15〜16キロ程度。累積標高差はちょっときつめだけども2000m弱と過去やってきた大変だったお山シリーズの標高差に比べたらマシな方。
日帰りで行けるでしょ♪♪と思いきやいざ計画してみるとCT1.0だと休憩ナシでも13時間半はかかるルートと言うことが判明!まぁCTが甘いんじゃ無いのかな〜、なーんて2人とも考えていました。行くまでは、、、(^◇^;)
実際に歩くと、もう納得のCT。えげつないアップダウンが短い距離にギュッと凝縮されているから上げ下げが大変。しかも長い大下りはザレていたり木製階段が朽ちていたり、岩稜帯の岩も脆かったり、つかむ鎖は古そうだし、、、等々、一歩一歩が気を抜けないという足場が多くて精神的にも集中力が続かずに疲れて行きました。
極め付けは急斜面の七倉尾根。こんなに長かったっけ??ってほど、いくら歩いても歩いても到着しません。最後は2人とも会話も無いまま、ひたすら降りることに専念してようやくゴールすることが出来ました。
身体的にはかなりシンドイ山行でしたが、おかげで空いていた赤線区間がしっかり埋まって、栂海新道から太平洋までのルートも真っ直ぐつながり満足です(^^) 相棒だけチャッカリ、栂海新道Tシャツを着て来たのは『ずるいっ!なんで教えてくれなかったの〜!』と思いましたが、まぁ発想に至らなかった自分が悪いと言うことで、私のシャツは今日も箪笥の肥やしで眠ってます。。。
コメント
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ここ、私なんか1泊でもきつかったのに、
日帰りでしかも残雪期ってすごいよー!!
天気が良くて良かったですね。またまた赤線繋ぎが進んで素晴らしいです。
赤線は続くよどこまでも(#^.^#)今後も楽しみにしています。
でも現実は厳しかったー😅せめてもの救いが絶景でしたわ!
私も昨年赤線繋ぎのためここ歩きました😊
地味にきつかった思い出深い山行でした。
蓮華岳大下りからの北葛岳の登り😱
そして七倉尾根のウンザリする下り😖
懐かしく拝読させていただきました♪
これからもお二人の快進撃は続きますね😁
お疲れ山でした♪
歳なのかデブなのか、運動不足なのか、、とにかく体力が衰えちゃって困っちゃいます💦
ふむふむ・・・「えげつないアップダウン」「長い大下り」「いくら歩いても歩いても着かない七倉尾根」。いーじゃないですか!(変態(笑))。じっくり研究させていただき、準備します。
シンドイ赤線繋ぎ、お疲れさまでした
うんうん、ここは絶対yoisaさん好みの良いルートですよ〜😁 七倉から登ると登り標高差はさらに300mくらい増えて変態度アップですよん✨笑
でも七倉尾根を降りながら考えてたのが、これ、もしかしたら蓮華の大下りさえ登り返しを頑張って仕舞えばあとは雪渓をビューンって降りれる分、実は楽なんじゃ無いか、、、😅とかね考えたりしてました。どっちにしてもキツイのは間違い無いのでぜひ今年楽しみに足を運んでくださいませ😊レコ楽しみにしております!
ハルボーさんの全ルートを見ると、赤線が綺麗に繋がっていますよね〜❤️
これからも赤線繋ぎを楽しんでください♪
北アルプスとは思えない静かなルート(ましてこの時期ならなおさら・・・)、ゼブラの山並みを眺めながらの山行うらやましい限りです。また歩きたくなりました!
いつかどこかでお会いできるのを楽しみにしております。
今シーズンはどこかでバッタリkenさんとお会いできると良いなと思ってます☺️
お久しぶりです。
6年前に北アルプス主稜線を完遂したコースで懐かしくコメントを書いてしまいました。
蓮華岳から北葛岳の稜線が印象的だったのを覚えています。
日本海から太平洋までまっすぐ繋がったのはよかったですね。
私は歳なので繋げることは無理です。
ここ数年躊躇しているのは栂海新道です。
テント泊で行きたいのですが体力的に不安。
白鳥山避難小屋(または栂海山荘)泊、朝日小屋泊も考えるが予約が面倒と決心がつかない。もう3,4年悩んで実行していない。今年行けるかな。
また、楽しい山行を拝読できるのを楽しみにしております。
栂海新道は昨年歩きましたが、コチラもなかなかでしたね〜😅楽では無かったです。でも朝日小屋のホスピタリティは泊まる価値ありますよ✨花も豊富なルートだったし白鳥山避難小屋もキレイでしたし、ぜひ2泊で楽しんで来られてはどうでしょう☺️ あ、でもヘタレの私はsea to summitではなくて、降りメインの海へドボンでした。逆を歩かれる方は尊敬致します。。。
軽快に原付で扇沢に向かわれるgoelalaさん、ソロでたくさん歩かれてるんだろうなーって思ってお見送りしてました。
私も今日はなぜか指の節々まで筋肉痛です。乳酸が貯まる場所が無くなって遂に指まで来たなと思うほどキツかったです〜。またどこかでお会いできることを楽しみにしています♪ お疲れさまでした!
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