なぜピオレドールを三度も受賞できたのか? 御在所岳with平出和也 Sponsored by石井スポーツアドベンチャーズツアー
- GPS
- 05:46
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 920m
- 下り
- 977m
コースタイム
- 山行
- 3:36
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 5:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅から1時間ほどで到着。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■御在所岳 滋賀県側から見ると凡庸な山容で、御在所岳と分かりにくいが、伊勢平野側から見ると、急峻な崖が聳える頂上が見えます。鈴鹿の名が伊勢に起こりその盟主として君臨するのも当然のことでした。ところが現代にロープウェーが出来、草原のような森を備えた東多古知谷に旅館、ホテルが立ち並び始めた頃から、御在所岳は一変しました。沢登り、岩登り、一般登山客、観光客を全方位から受け入れる珍しい山として、いまだに鈴鹿の盟主としての地位を築いております。古くから伊勢に住む人々が、水源の地として崇め、雨乞い信仰、国御岳の神の座所として三岳寺を建立した理由もわかるような気がします。この頃に表、裏、中道登山道ができ、伊勢側から多くの山師たちを誘なった。湯の山温泉も偶然、修行僧か山伏が発見したのではないかと言われている。また御在所岳の北側の谷を流れる水を北冷水、東多古知谷を流れる水を南冷水と呼ぶらしい。雨乞いの信仰が盛んだった頃、聖なる水源として崇められた。今は北冷水はスキー場に。南冷水はダムになってしまった。共に飲料水としてはすべてが汚れているようです。枝水を飲むしかないらしい。 以上 西尾寿一の名著「鈴鹿の山と谷」より ■山ヒル状況 中道にはいなかった。このルートにはいないのでしょうか? ■御在所ロープウェー乗り場〜中道登山口 基本、公道を歩きます。平均斜度9.2° 鈴鹿スカイラインを渡り、登山口がありますので、渡る際にスピードを出した車に要注意! ■中道登山口〜キレット(地図上919m地点) 平均斜度20°以上のガレ、ザレた山道が続きます。急斜面が多いが続きますので、 しんどいです。おばれ岩、地蔵岩など人気の奇岩があり、登山者もかなりおります。 平出さんは、声をかけられた方、皆さんに記念撮影をしておりました。一人ご年配の女性が山中で、我々一行が来るのを待っておられ、平出さんと写真を撮って、大喜び。嬉しくて、涙ぐんでおられました。とても素敵な瞬間でした。 ■キレット〜頂上 頂上までは登りが続きます。途中、岩場を降る箇所があり、ロープがありますが、 油断すると危険。 |
その他周辺情報 | ■トイレ: 御在所ロープウェー乗り場入口 頂上には山上公園とロープウェー乗り場入口に。ただ山上公園は表示が小さく見づらいので、歩いていると気が付かない。 ■お土産: 寄り道せず |
写真
装備
個人装備 |
バックパック(Samaya Urtra35
家内 山と道・ミニ2)ヘルメット(MAMMUT WALL RIDER
家内 black daimond vapor)
トレッキングポール( ゴッサマーギア・スリーピースカーボン
家内 レキ・クレシダ)
雨具(山と道・UL All-weather Hoody・pants各自)
警笛各自
携帯電話各自
Garmin(FENIX6X)
ゴミ袋各自
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共同装備 |
予備(長袖シャツ
半袖Tシャツ
下着
靴下)
濡タオル
救急医療セット
雨具
ヘッデン(PETZL各1)
エマージェンシーキット(ビバーク用ライト「アクモキャンドル
赤色発煙筒「ココデス」SOL ヒートシートサバイバルブランケット
ポイズンリムーバー)地形図
ガイドマップ
筆記具
ヒルスプレー
ダニ
蚊
ハエスプレー
サランラップ
ツェルト(ファイントラック1.5)
|
備考 | 本日の山服: アウター:アークテリクス・ガンマライトウェイトジャケット Tシャツ:アークテリクス・モータス ロングスリーブ 予備Tシャツ:アークテリクス・システム_A ボトムス:アークテリクス・ガンマライトパンツ インナー:aclima woolnet singlet ソックス:Hiker Trash HIKE TREK CREW サポーター:バンテリン膝サポーター・ シューズ:スポルティバ・エクイリビウム ST GTX グローブ:パタゴニア・R1デイリー キャップ:BRONER・LONG BILL FISHERMAN CAP |
感想
ほとんどの参加者の方々が、私たちより山歴が長く、その方々の話を聞いているだけでも勉強になった。またスタッフの方やなんといっても主役の平出和也さんの人柄、明るさのおかげもあり、歩行速度が遅い私たちは、足を引っ張りましたが、すごく楽しい山行でした。
こんなチャンスは2度来ないと思って、すぐ動いたのが良かった。
平出さんはやはりプロ中のプロでした。
まず、良く気が回る。仮に二人で会話していても、周りをよく見ております。そんな彼の気が利くところが、彼の登山に良い影響をもたらせないわけありません。
「良く気が利きますね?」とお伺いしたら、「登山も回りを見ないと状況がわからない」と言われましたが、その気の付くところが、半端ないのです。一緒にいないとおそらく気が付かない。
また彼特有の持って生まれた性格の良さ。彼のパートナー達はもちろん、その方々以外に、いろんな危機の時に、偶然のように現れ、時には助けてくれた彼の登山仲間は、彼の持って生まれた性格の良さが引いたのではないかと思うのです。偶然ではなく、彼は持ってます。私の場合は、会社から独立して、自分で事業を起こした時に上司に「これからはいつも死にそうです。助けてください」ってお客様には言わないかん。と言われて、そうしてきましたが、彼の場合は、助けたくなるものを持ってるんです。でないと彼が挑んで来た山に登れるわけがない。
努力の人。おそらく彼はストイックに毎日、自分自身に磨きをかけているはず。彼の体つきが物語っております。でないとあそこまでシャープな体にはなれない。トップアスリートですから、当然のように練習は毎日するわけです。
私が今日、彼がなぜ3度も登山の最高権威であるピオレドールを受賞できたのか?
自分なりに考えた結果、上記の三つだけではありません。研究熱心!勉強家!など枚挙にいとまがない。平出さんに「私が5年計画でTJARに出場できますか?」と聞いたら、一瞬 えっ?って感じに見受けられましたが「出場している人たちは毎日 かなり努力してます。選考基準が厳しいので、頑張れば行けるかも・・・」ってな弱い感じで言ってくれました。人に優しんですよね。帰り際には「勉強熱心ですから、頑張れますよ。」と言ってくれ励みになります。
あとバックパック キャップ ヘルメットにサイン頂きました。大事に使いたいと思います。
この場を借りて、夢とやる気を与えてくれた平出さん!石井アドベンチャーズツアーの登山ガイドの金井さん、名古屋店のクリエイター・あさひさん、また同行したくれた参加者の皆さん ありがとうございました。またどこかの山でお会いしましょう!!久しぶりの大人数での山行でほんと楽しかった。
ピオレドール賞🏆とは?
優秀な登山家に贈られる国際的な賞。フランスの登山誌『モンターニュ(Montagnes)』と『グループ・ドゥ・オート・モンターニュ(Groupe de Haute Montagne)』が主宰している。1991年に創設。
候補者は両誌によってノミネートされ、両誌の編集者、前年の受賞者、その他招待者等から成る審査員達によって決定される。
ピオレドールは、フランス語で「金のピッケル(手斧)」と言う意味。
「登山界のアカデミー賞」の異名を持つ。
wiki引用
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