恵那山 シーズン初めに猛ラッセル!百名山62座目踏めてない?


- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,108m
- 下り
- 1,104m
天候 | 12/6 晴れ→雪 12/7 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7日下山すると他に3台駐車していた。2台3ナンバーOFF車、1台レガシー。 林道は9時位に除雪してくれた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
行き6日 ◆ゲート前駐車場→広河原登山口 出発準備をしていると林道管理会社の方がブルドーザーで除雪してくれた。すでにスノーシューやわかんを装備していたのでそのまま歩いたが助かった。 ゲート前トイレは冬季使えないらしい。 ◆広河原登山口〜恵那山 広河原登山口からノートラック。スノーシュー&わかんで歩き出す。最初は足首ほど沈み1716m辺りからは膝や吹き溜まりではモモまで沈んだ。ツボ足だったら恐ろしい・・・。 シューが根っこ、岩に辺ったり、雪中の笹や頭上の枝がストレス。 道はなんとなく積雪が窪んでいるのと赤テープが時折発見できたのでそれを目印に進んだが山頂直下の一度少し下りまた尾根地形を上がる場所で辺りは暗くなり地形も積雪で解らなくなってGPSで確認して程なくして山頂着。 (標高を上げると赤テープは低い笹や樹氷の中の枝などに多く着いているらしく解りづらくなってきた。) ◆恵那山→避難小屋 疲れ果て山頂から小屋までたいした距離じゃ無いのに長く感じた。 真っ暗の降雪で道も解りづらく、何となく道っぽい地形をヘッデン頼りに歩きGPSで2回確認して、最初トイレを小屋と勘違いしたが、小屋はトイレより少し奥に有った。朝みたら小屋とトイレは目と鼻の先だった。 小屋は外にドアが開くタイプで玄関にスコップ有り。中に煙突が詰まっているのか薪が湿っているのか着かない薪ストーブ、鍋、銀マット数枚、毛布3枚位などが有った。 帰り7日 ◆避難小屋→恵那山 一晩中ふった雪のおかげで昨日のトレースは無くなりなんとなく窪んでいるのが昨日のトレースかな程度になっていた。 しかし、視界・天気良好で見た目はノートラックだが昨日のトレース上は底は踏み固まっていたので多少は歩きやすく、小屋から山頂まですぐ着いた。 ◆恵那山→広河原登山口 下山なので昨日より進むのが早いが、深いとモモ辺りまで沈んだり、木の枝、笹が昨日同様邪魔をしストレス。 1730m付近で登ってくる2人組とすれ違いそれからハイクが楽になる。更に少し下るとスノーシューの3人グループと、その後2人グループとすれ違い最高に歩きやすくなった。この分だと次の積雪まで下部はシュー&わかん必要ないかもしれない。 ◆広河原登山口→ゲート前駐車場 この日も除雪をして頂いたようで歩きやすが時折凍結していて少し怖い。気温低い日などチェーンスパイクとか有ったら便利そう。 |
その他周辺情報 | 温泉はゲート前駐車場から車で5分程の月川温泉600円で入浴。露天風呂有り。山バッジ有り。 |
写真
装備
備考 | 使わなかった物。ピッケル、12本アイゼン、 |
---|
感想
ルート、タイム、感想続き当の詳細は本日中に記載します。
やっと今シーズン初の雪山に行って来ました。実はこの日、山岳会の雪訓で谷川だったのですが、自分が担当者になってしまった物の講師をやって頂けそうな会の先輩方にことごとく断られたので、それを中止にして参加表明してくれていた中の3人を恵那山にお誘いしました。
なぜ恵那山かと言うと百名山なので登りたいと思いつつ、評判がよろしく無いので沢登りで狙っていたが、この夏は天気に恵まれず実行出来なかったので、夏のコースタイムも短いのでお手軽雪山でのチャレンジに良いと思ったので決めました。しかし実際は厳しい冬山体験でした。
金曜日、夜に家を出て飯田付近から雪が舞い、久しぶりの積雪高速運転でヒヤヒヤ。飯田山本ICで降りると馴染み深い昼神温泉手前でした。数年前にコーヒー買ったコンビニで食料調達し、林道へと走ると車の腹近くまでの降雪で行けるか不安になるが無事駐車場に到着しました。
時刻は3時、ここから幕営し就寝。8時前ゆっくり起床すると雪が弱まり青空が出て来た。擬似晴天?一時的な晴れ間だろうなと思いつつもテンションが上がる。除雪された林道を雪を拾いながらシューで登山口まで歩き、ここから入山。橋を渡りひたすら登って行く。
雪が深く、その割りには底まで着いて岩や根に当たり非常に歩きずらい。わかん初体験のSさんは大苦戦。稜線に上がると積雪量がぐっと増えラッセルがきつくなる。自分は寝不足で睡魔に襲われ二回ほど道端で寝る始末。そうこうしていると雪が舞い始め夕方で寒くなる。3人に追いつきラッセルを交代し山頂を目指すが100m進むのに偉い時間が掛かる。今までの辛いラッセルを思い出し自分を励まそうと思うが言うほど経験無いのでワーストに近いかもと思うとどっと疲れる情緒不安定っぷり(笑)
2190山頂手前で地形図に出ていないちょっとした窪地で尾根地形が解らなくなり見ないと決めていたGPSに頼る事にし、なんとか山頂に着いた。そこから小屋までは雪も強くなり道らしき窪地の地形も完璧に解らずGPSを見てトイレを小屋と間違えたりしながら何とか避難小屋に到着した。
当初、下山は神坂峠経由でループコース予定だったがピストンに変更する。ピストン嫌いだが帰れなくなるのはもっと嫌なので・・。
M口さんはラッセルに疲れ果て寝てしまったが、自分達は疲れたが寒くて休んでられないので、室内にテントを張らせてもらい就寝準備と夜飯準備を3人で手分けした。飯が出来たのでM口さんを起こし、夜飯を食べ担ぎ上げた酒を飲んで就寝。
翌日、準備が遅くなりまた出発が遅くなる。小屋を出ると前日のトレース完璧に消えていた。空は雲が取れて青空になってきた。今日は山頂を少し堪能し昨日のトレースを何となく解るのでそれに従い降りて行く。昨日寝てしまった場所では南アルプスや中央アルプスが綺麗にみえた。この付近でDさんがカメラが無いと言い出しスコップで探すが見つからなかった。2人が先に降りているので諦めて下山するとM口さんもカメラが無いと探すため登って行った。なんでやねん!!
標高をどんどん落として行くと、2人組とすれ違い「ここからはトレース有るから楽ですよ」なんて言ったらツボ足でびっくり。また歩き出すと今度はシューの3人組とすれ違い駐車場の状況などを教えて頂く。そのご2人組の夫婦?の方と会い、道が完璧に踏み固まって凄く楽になった。
林道に出てこの日も除雪されていて楽々駐車場に到着。月川温泉で入浴し、昼神観光センターと近くの交番で紛失届を出し、交番近くのうどん屋で高いうどんを食って、行と同じ飯田山本ICで高速に乗った。高速からは今年登った、赤石、悪沢、鋸、甲斐駒を筆頭に南アルプスや八ケ岳が良く見えてとても綺麗でした。
で、恵那山の感想は、なんで評判悪いのか解りません!って感じでした。夏が微妙なのか?自分はとても良い山だと思いました。三角点は踏んだけど最高点踏まなかったので、これって恵那山登頂してないのかな??
まあ百名山全座登る前に、いつか沢かボード、愛知側から来れたら良いなと思いました。
来週はやっと初すべりなので久しぶりに山行はお休みです。登らない週末いつ振りだろう??
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する