雲取山 三峯神社−避難小屋泊−鴨沢
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- GPS
- 08:48
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 1,654m
- 下り
- 2,166m
コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 4:47
天候 | 12月10日 晴れのち曇り 12月11日 雨 強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰りの奥多摩駅行きバスの時刻(平日)は鴨沢バス停10:25または13:53です。この間の時間帯は2つ先の留浦バス停12:04のバスがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備された登山道で特に危険箇所はありません。 霧藻ヶ峰手前から登山道の所々に雪が残っています。1cmもない積雪で特に問題ありません。 芋ノ木ドッケー大ダワ間も同様でまだ凍結はありませんでした。 ただ、霜で地面が持ち上げられて下が空洞になっている箇所が登山道の至る処にあり、何回も踏み抜きました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
テントマット
シェラフ
ストック
|
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感想
石尾根を下から登り雲取山まで歩くのは11月に達成しました。(その時は鷹ノ巣山手前から巻き道に入りました。尾根道を歩くのは日が長くなってから再度挑みたいと思っています。)
逆コースの雲取山から石尾根を奥多摩駅まで下るコースも歩いてみたいと思っています。
雲取山の雪の便りも聞こえてきた12月、本格的な雪道になる前に挑みたいと今回の山行を計画しました。
結果として二日目は夜半からの強風が朝になっても吹き収まらず、尾根筋を歩くのは難しいと判断し鴨沢への下山となりました。こちらも持ち越しになりました。
さて今回の計画は、二日目の出発を山頂したいと思い山頂避難小屋に泊まることにしました。
登りは冬に経験がない三峯神社からとしました。
三峯神社からの登りは、炭焼平くらいまでは比較的緩やかに登り、そこを過ぎると地蔵峠までやや急な登りがあり霧藻ヶ峰へ至ります。
この後はお清平への下り、続く急登を登り切って尾根道、更に前白岩山への登り、白岩小屋への下り、白岩山への登りとアップダウンを繰り返し芋ノ木ドッケに至ります。
芋ノ木ドッケから大ダワに至る区間は冬期間凍結による滑落事故が何度も起きている区間と聞いています。今回は雪がまだ少なく凍結している箇所もありませんでした。今週末の寒波で雪が降ればどうなるかわかりませんが。
今回の登山道で往生したのが霜で浮いた地面です。何度か踏み抜き足を取られそうになりました。
登山開始時間を10時頃に設定したかいもあって山頂には15時前に到着。ほぼ予定通りの時刻に小屋に入ることが出来ました。
避難小屋前の温度計は到着時+3℃。体感に比し意外と暖かでした。
当日の服装を記しておきます。
○上
・finetrack フラッドラッシュ スキンメッシュ 半袖
・icebreaker メリノウール 長袖
・finetrack ドラウトセンサー ジャケット
・finetrack ニューモラップフーディー
○下
・finetrack フラッドラッシュ スキンメッシュ ボクサーショーツ
・phenix パンツ
・PAINE ゴアテックス プロシェル パンツ
○帽子
○手袋
・MIZUNO ブレスサーモ手袋(下)
・ナイロンーアクリル手袋(上)
○靴下
・finetrack フラッドラッシュ スキンメッシュ ソックス
・finetrack メリノスピンソックス Exp
○シューズ
・AKU クレスタプロ GTX
当日は午後から雲が広がり空気が冷たく感じられましたが上の服装でも汗はかきました。
さて、避難小屋泊は今回が初めてでした。夜の自炊も初めて、シュラフで寝るのも初めてでした。
夕食はアルファ米にレトルトのカレー。カレーはお湯を沸かして温めました。ご飯の量は十分でした。
シュラフはfinetrackポリゴンネスト9X6、マットはサーマレスト プロライト敷きました。残念ながら寒くてなかなか寝付かれなかったです。上下の服装はそのままでシュラフに潜り込みましたが暖かく感じることはありませんでした。
小屋の中の様子を少し。
入り口の戸を入ると土間があります。板敷きは6畳二間くらいの広さがあります。夜半に強い風が吹きましたがすきま風は一切ありませんでした。
トイレは12月始めに改修が終わり新しくなっています。場所は元と同じです。小屋入り口から30mくらい離れています。
夜、トイレに出るとヘッドランプに反射するものがありました。鹿の目が反射して見えるのです。その数7から10頭くらい。わかれば少し安心しますが、初めてだと緊張します。向こうも寄っては来ません。ある距離を保ってこちらを伺っていました。
その夜は強い風が吹き始めました。一晩中木々が風に鳴る音と入り口の木の戸がゴンゴン鳴る音が響き渡り、寒さもあって寝た気がしませんでした。
翌朝は強風と小雨。小屋前の温度計は+1℃。
早々と当初計画を断念し、鴨沢への下山と切り替えました。
朝もゆっくりしてしまい7時半前の出発となりました。
雨も降っていましたので前日の服装に上はゴアテックス プロシェルの上を羽織り、手袋はブレスサーモの上にゴアテックス手袋を重ね着しました。
尾根筋では強風にあおられながら進みましたが、七ツ石山を下った辺りから風も弱まりました。
鴨沢バス停にほぼ予定通り到着。バスがない時間帯だったので二つ先の留浦バス停まで歩き、今回の山行を終了しました。
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