蛭ヶ岳南稜
- GPS
- 11:23
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 2,486m
- 下り
- 2,475m
コースタイム
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 11:18
天候 | 晴れ 稜線の気温−5℃ 日没後の玄倉林道−6℃ 風は弱めで助かりました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
凍結箇所はありませんでした。鍋割峠北尾根と蛭ヶ岳南稜の一部に雪が薄くある程度です。 雨山橋〜雨山峠は、日没後に入ったため詳細は曖昧ですが、崩落箇所の迂回路は確立しており、危険は感じませんでした。 |
その他周辺情報 | 下山後は秦野天然温泉さざんかで風呂と夕食を摂りました。 リニューアルイベントで(最終日)抽選会をやっていて、お菓子が当りました。 |
写真
装備
個人装備 |
ガスコンロ
コッヘル
防寒着
|
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感想
11月に買ったLOWAの履き慣らしで、蛭ヶ岳南稜に行ってきました。
直前にmimitter101さんから参加表明があって楽しい二人行になりましたが、後半は
初めての道を日没後に歩く計画だったため、一抹の不安は隠せませんでした。
朝6:00に待ち合わせて、車で寄へ向かいます。けっこう車が多かったのと、寄入口
を通り過ぎてしまったため、1時間遅れのスタートになりました(汗。
冷えた空気が気持ちよく、きれいに晴れた空の下登り始めます。mimitterさんはマラ
ソン・トレランをされる方なので、ちょっと気負いがありましたが、いつまでも続く
はずも無く、いつものペースで歩くことに。
コシバ沢から鍋割峠までは順調でしたが、北尾根に下りると前回とは微妙に雰囲気が
違っていて、テープを辿っていたものの、右に寄って下りてしまいました。おかげで
崩壊林道を歩くことができましたが、すでに整備されていて危険箇所ではなくなって
いました。熊木沢の下のほうでもウロウロしてしまって時間をロスしていましたが、
廃車のところで空腹に耐えかねてお昼にさせてもらいました。
丹沢も徐々に冬支度をしていて、山頂部分に霧氷ができている山がいくつもありまし
た。蛭ヶ岳も例外ではなく、白い花が咲いたような美しさに何枚も写真を撮っていま
した。アザミとイバラに悲鳴を上げつつようやく登頂。富士山はもちろん、真鶴半島
や都心のビル群、千葉のほうまで見渡せる絶景でした。mimitterさんのお友だちも居
合わせていて、偶然を喜んでいました。
さて、時間のほうはだいぶ遅れていてこのまま予定のルートを行くのは無理なので、
mimitterさんの提案で棚沢の頭から熊木沢に下りることにしました。あの尾根はButa
Modernさんがよく走って下ると言っていたので、時間短縮のため真似してみること
にしました。
まずは蛭から棚沢の頭まで急ぎ足風に、棚沢からはジョギング風にしていくと、日が
暮れる前に熊木沢まで下りることができました。下り道とはいえCT76%は私にとっ
て驚異的な数字です。さらにいろいろお話を伺っていると、なんとなく走れるかもし
れないという気がしてきました。うーん、どうなっちゃうのか楽しみです。
雨山橋に着くまでにはすっかり暗くなってしまいました。登り口を見つけたときも一
瞬ためらいがありましたが、歩いてみると桟道と筏の橋が連続する緩い登り道でした
。ときどき道が細い場所もありますが、クサリやロープが張ってありますし、夜でも
それほど怖くはありませんでした。
雨山峠からの下りは、枯れ葉や枝がいいブレーキになってくれて危なげなく通過でき
、20:00直前に駐車スペースに辿り着きました。ほぼ12時間の長丁場を「いいトレ
ーニングができました」と言ってくださったmimitterさんは凄いです。
間を置かずに、丹沢24Hでおなじみ秦野天然温泉さざんかへ移動します。下りてる途
中から「風呂入りたい」「腹減った」と喚いていました。
リフレッシュオープンイベントをやっていて、ガラポンで抽選会をやっていましたが
、どの辺がリフレッシュしたのかは「?」でした。衣がサクサク油淋鶏定食を食べて
帰ります。道は空いていましたが、話しに夢中で道を間違えたりしつつ、なんとか日
付が変わる前にmimitterさんを送り届けることができました。
mimitter101さんのおかげでとても楽しい1日になりました。またどこかでご一緒で
きたら嬉しいです。もしかして走れるようになったら、そちらでもご一緒できるかも
?これからもよろしくお願いします。
あ、肝心の靴のほうは、特に問題無しでした。右足のほうに少し痛みを感じましたが
、前の靴ほどではありませんでしたし、一度沢に浸かりましたが浸水もありませんで
した。あとは雪の中で耐えてくれれば、十分行けます。靴用ホッカイロも購入済み。
山で迎える正月。楽しみです♪
BBCさんの登山計画に参加表明、丹沢マイナールート初探検の旅です。
頭が固い?普通の人?なので登山地図や地理院の地形図にのっていないところを歩いてもいいなんて考えたこともなかったのですがそういう道があるらしい、しかも経験者の方につれて行ってもらえる、といことで頑張ってきました。
早朝家の近所でBBCさんの車にひろってもらい、一路丹沢へ。
寄の林道終点に車を置いて登山届を出して歩きはじめます。駐車スペースにはもう一台車がありました。
しばらくは沢沿いの河原歩き。
水の浅い川を何回か左岸右岸とわたりつつ雨山峠方面へ向かいます。
しばらくして ”左 ←雨山峠、右 寄バス停→ ”という看板のある分岐まで来ました。
今まではこういう看板が指し示しているどちらかにしか進路をとったことはありません。
だけど今日はその看板が指し示していない方向へ進みます。
わーい(^^) 探検だ〜
どんなもんだろう?と思ったけど踏み跡やテープ案内もありそこまで難しすぎる!ということもなくて取り合えず安心。
スタートから1時間半後の午前10時鍋割峠到着、そこからまた一般登山道ではない鍋割北陵に進路をとります。
北側斜面で気温が低く、霜、落ち葉にうっすら雪もあったけど、霜が溶けてずるずる、凍ってつるつるではありませんでした。
テープ、踏み跡をちゃんとみながら降りたつもりが予定よりやや東側に下山してしまいました。
すこし荒れた感じの玄倉林道をたどって熊木沢出合へ向かいます。
日陰は寒いけどいい天気!
正面に蛭が岳がどーんと見えます。
日が当たる暖かい河原を熊木沢に沿って上流へむかいます。
今回の一番の難所はここでした。だだっぴろい河原で何度かルートロス、地図をひろげたり相談したりちょっともどってみたりしながら思ったより時間がかかってしまいました。
ここにどうやって来たの?!という廃車のあるところでお昼休憩ののち蛭が岳南斜面にとりつきます。
最初しばらくはややざれた斜面をジグザグにのぼっていき、左手の尾根にあがってからは尾根の上をまっすぐ直登するような道でした。
テープも踏み跡もあるのですがここも道を引き返したり、こっちですよねえ、と確認しながら進みます。
怖すぎる場所も難しすぎるところもないけど一人では行きたくないなあ〜というのが感想。
それにしても急。。。。気温が低くても大汗かきました。斜面が凍ってるのもいやですがすごく日当たりがいいので夏は大変そう。
それでもいろいろしゃべりながら標高をあげ、さいごは枯れたアザミとイバラの藪ゾーンを通過し蛭ケ岳山頂とうちゃーく(^^)/!!
山頂直下あたりの木は氷がついて真っ白、もう午後3時だというのに富士山もちゃんと見えてラッキーでした。
風もほとんどなくとてもいい天気。がんばった甲斐がありました。
はい。そうなんです。
もう午後3時なんです。午後3時で蛭の山頂。。。。
走って降りてもどこへ向かうにしても日が暮れるのは必須。
備えはあるので心配はないけど車にたどり着くまでの道のりの遠さを考えるとちょっとげんなりしました。
臼ヶ岳経由の予定を変更して、下に降りてからは遠回りになるけど山の中にいる時間が短く済む棚沢頭から下山することに。
BBCさんとは初山行だったのですが、後ろからみていると走るなんて私には無理です〜なんておっしゃってるわりに下りがめちゃ早い。
登りながらトレランやってみましょうよ〜なんて話もでたところで、蛭からやや急ぎ目下山。
かなり快調に歩き(ところどころ走り)最後ちょっとヘッデンをつけましたが、完全に日が暮れるまえに下山することができました。
BBCさん、絶対にトレランできますよー やりましょう〜(^^)/
下山した― やったー(^^)♪ と言って喜んでますがいるのは熊木沢出合で午後五時。。。。
すでに日は沈み、山の端が最後の名残をかすかに空にとどめています。
ここまでで既にスタートして9時間経過。
あー疲れた。装備さえあればユーシンでとまって帰りたいぐらいです。
しかも林道がさむ〜い((+_+))
気温マイナス6度です。
おなかすきましたね〜 お風呂入りたいですね〜といろいろはなしながら雨山橋到着が17:30。
ここから再び山道。
ただ歩けばいい、という広々した山道ではなく沢沿いに桟道がいくつもかかる道です。
疲れてもいるし、ライトはありますが真っ暗なので気を付けながら進みました。
30分で雨山峠着、そこからしばらくはV字谷の底を行くような不思議な地形の道。
多少水がながれている箇所もあったので、水量が多いとちょっとやっかいそうです。
そこからしばらく進んで朝わーい、今日はこっちに行くのか〜(^^♪とか喜んでいた分岐にようやくもどってきました。
長かった・・・・
日はとっぷりとくれ、スタートしてもう10時間以上経過しています。
疲れてはいますが頑張るしかありません。
そこからは朝来た多少見覚えのある道を寄のゲート目指してすすみ、スタートから約11時間かかって車にもどってきたました。
お疲れ様でした!
トレランから山に入ったので、足場の良い山道をただ体力に任せて進むのは多少なれているのですが、こうやって地図を気を付けて何度もみたり、沢沿いや河原沿い、急すぎる斜面等走りにくいルートを長くいくような山行は経験値がありません。
今日一日でとっても良い経験になりました。
ご一緒させてくださったBBCさん、ありがとうございました。
後半日が暮れてしまった部分や、鍋割北陵の道を確認しに今度は明るい時にいってみたいな、と思いました。
丹沢探検の旅、面白かったです
BBCさん mimitterさん
初コラボおめでとうございます(*^^*)
寒いけど天気もよく霧氷も見れて楽しい山行になりましたね
BBCさん もトレラン?
誘惑に負けちゃいそうですね(笑)
私はユルユル登山しかご一緒出来ませんが機会がありましたら宜しくお願いします
apoidakeさん、こんばんは。
持っていったはずのダウンジャケットは出番がありませんでした
相変わらず迷いまくりで冷や汗もタラタラ。無事帰ってこれて
ホッとしましたよ。それでも楽しい一日でありました
ランのほうは、いいスクールを教えていただいたので、そこから始めて
みようと思います。当分はノロノロ登山です
BBCさん、こんばんわ。
ヒザ痛仲間(?)のジジです。
そちら、いつのまにかヒザ治っていたんですね。相変わらず、スゴイトレースを日帰りしていますね。
私、その日は、ヒザ不安を抱えながら裏山に登り、観音様にお参りしてきましたよ。よく晴れた日で、丹沢方面もよく見えていました。
ところで、11月16日に玄倉からユーシンをとおり、オガラ沢のヘアピンカーブのところから、鍋割北尾根を初めて登ったんですが……地形図には谷ルートが載っていますが、ヤマレコを参考にして、1100mの小ピークから北東側に伸びる尾根を登りました、
BBCさんたちは、そこを降りて来たみたいですね。
もう、丹沢は雪でかなり白くなっているし、私、春までは、裏山遊びでもしながらヒザのリハビリに努めます。
ではまた、山行レポートを楽しみにしています!
simasaanさん、こんばんは。
今のところ再発してないです。またいつ来るか怖いところではありますが
鍋割北尾根を「登る」という考えは無かったですね。きつい登りだったと思います。
さすがに体ができている方は違いますね(拍手)
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