裏妙義
- GPS
- 08:43
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,006m
- 下り
- 1,006m
コースタイム
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 8:30
天候 | 晴れのち曇り一時粉雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
関越自動車道 所沢IC 上里SAにて仮眠 【12/13】 関越自動車道 上里SA → 藤岡JCT → 上信越自動車道 松井田妙義IC |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆あさおの吊り橋→御岳 あさおの吊り橋を渡ると登山ポストがあり、左右に分かれる道に当たります。 右折すると鍵沢コース、左折すると御岳コースです。 あさおの滝まで七福神の像が現れます。 朝雄の滝を正面に見る橋を渡ると急登が始まり、足場が築かれていたり鎖が設けられています。 鼻曲りのザンゲ岩は横から見ると空中に突き出した展望岩で安中市街を見下ろせます。 その後も荒々しい岩肌が迫る急登が続き、何か所にも渡って鎖があります。 展望が開けて御岳(963.2m)に到着します。 ◆御岳→丁須の頭 御岳を過ぎると丁須の頭をはじめとした裏妙義縦走路が見れます。 垂直に近い勾配の岩に鎖が3つ連なっているところや鎖すらない大岩をよじ登ります。 徐々に丁須の頭が近づき国民宿舎への分岐を右折して反時計周りに回り込むと丁須の頭を見上げる位置に至り、鎖を伝ってその基部に到着します。 ◆丁須の頭 丁須の頭は二段になっていて、トップの下がくびれた形になっていて下の段は踊り場のようになっています。 踊り場へはここまでの鎖が登れれば難なく上がれます。 踊り場から南方、表妙義に向かって2mほどの細い岩が延びその先もステージになっています。 トップに登る鎖も設けられていますが、くびれた形、つまり逆ハングを登らなければならないので装備と技術、度胸がないと相当危険と判断しました。 ◆丁須の頭→三方境 丁須の頭を後に中間峰を過ぎてしばらく進むとチムニー内を約20mの鎖で垂直に下ります。 チムニーはザックがこすれるほど狭く、また足がかりも少なく下るのに時間がかかります。 鎖を伝いながら絶壁をトラバースしたり、屈曲したアルミの桟橋が架かった切れ落ちた道を進んだり・・・危険な個所は続きます。 烏帽子岩の直下で浅間山方面が、風穴尾根の頭から振り返ると烏帽子岩、赤岩、丁須の頭が望めます。 植生がスギ林に変わると三方境に到着します。 ◆三方境→入牧橋 三方境から並木沢と架かれたほうに進んで入牧橋を目指します。 尾根から沢に下り、少し水量が増えてきたころ、左岸へ渡渉して細い登山道に上がります。 道幅が次第に広くなり林道となります。 集落の間を通り舗装路に出て右折すると入牧橋に到着します。 入牧橋から国道18号線を下っていくとトンネルの手前で右への分岐道を進むとあさおの吊り橋に至ります。 |
その他周辺情報 | ◆駐車場 国道18号線を軽井沢方面へ進み、JR横川駅を過ぎてトンネルの手前を左折、あさおの吊り橋に当たるので右折すると駐車場(トイレあり)があります。 ◆日帰り温泉 妙義ふれあいプラザ もみじの湯 http://www.dan-b.com/yu_momiji/ |
写真
感想
妙義山・・・それはスリルと緊張の連続でした。
妙義山といえばあのギザギザの岩峰、多くの鎖場ということは知っていました。
一人ではチャレンジするのを躊躇しますが、「ヤマ仲間と一緒なら」とヒルがいないこの時期に行ってみることに。
「思う存分鎖場歩きを味わえる」と臨んだのでしたが・・・
なかでもチムニーは狭い岩の裂け目に垂直に鎖が下がり20m降下していきます。
裏妙義のシンボル・丁須の頭をはさんで鎖が次々と現れ、冒険心を満足させることができました。
期待を裏切らないその数に後半はちょっと飽きてしまうほどでした。
それになんだか腕も痛い。。。
一日スリルと緊張の連続を強いられましたが、これだけ楽しんで「次は表妙義だ」と勢いづいて帰路につきました。
でも無事に帰ってこれたのはヤマ仲間と一緒だったからなのです。
ムリせず慎重に、そしてお互いにアドバイスし合ったから。
やはり持つべきものは友なのです。
せっかく群馬まで来たのだからと桐生市に立ち寄り「ひもかわ・ふる川」へ。
最近体調がすぐれないkiyoponさんにもお会いできて話が弾みました。
妙義山といえば、上級者向けの岩と鎖の殿堂というイメージで、自分が訪れる様子が想像できないような場所。
これまでの自分の山行計画等からすれば、一生訪れることがなかったのではないかと。
幸運にも、頼れる経験者からお誘いを受けて訪れることができたのは、本当に恵まれているなぁと感じました。
ただし、現実は甘くなく、序盤から鎖場に苦しめられ、久方振りに履いたソールの固い靴の感覚を取り戻せないまま挑み、結構しんどい思いもしました。
岩殿山や乾徳山の岩場や鎖場がかわいく思えます。
しかし、その度に、先行する先輩に助けられ、見守られ、こんな私でも何とか山行を全うすることができました。
本当にありがたい話です。
「三点支持」わかっているつもりでも、経験したことのない岩場等を眼前にすると、なかなかうまくいきません。
限られた手がかり・足がかりをいかに活用して登っていくか…まだまだでした。
必然と、鎖に頼ってしまう場面が多くなりましたが、苦しかった分、登り終えた時の充実感はたまりません。
裏妙義を縦走していると嫌でも目に入るほどの存在感を持った表妙義。
いつかあの稜線に挑戦できるよう、腕を磨きたいです。
山行自体が楽しいのはもちろんのこと、仲間との遠征は、その道中も楽しいものです。
世間話をしているつもりでも、いつの間にか話は山の話題へと移り、盛り上がると、時が経つのを忘れてしまいます。
そして、頑張ったご褒美の温泉や美味しい食事。
「同じ釜めしを食った仲間」と、また楽しい山旅ができればいいなぁ、と思います。
今年はあまり岩場に行かなかったので、ここいらで一丁行ってきますかと、裏妙義を選択。
妙義はいつ見ても独特な山並みであり、縦走路は全身をフル活用。特に連続する鎖場は緊張もしつつ…、でも楽しいっ!! 始終そんな感じだった。何度来ても飽きのこない妙義、といったところか!!
そしておそらく同行メンバーも、そんな風に感じてくれたのではないかと思え(→違ったらごめんなさい…)、それも嬉しかった。
しかし、いまだに未踏エリアなのが、表妙義の大縦走。その表を、今回も肉眼で捉えてしまった。あのギザギザ。実際はどうなのさ!?
というわけで次回こそ、(一人ではビビるので、もとい、単独で味わってしまうのはもったいないであろうことなので^^;) またこのメンバーで表だー!?
wildwind
こんちわ
雪はないのですね
それにしても修験者の道のようですね
たしかに・・仲間と行くと楽しいでしょうね
ご苦労様でした
でわでわ
いつも コメントをいただきどうもありがとうございます。
今回の山行、アスレチック でした!!
この日の夕方から翌日午前中まで上半身が痛いような重いような
筋肉痛に見舞われました
修行が足りませんね(´・ω・`)
もっともっと精進するため、修験道山行を続けてまいります!
そうですね。心強い仲間がそばにいてくれたからこそ、楽しめた山でした。
ちなみに私は初めて妙義を見た時、ドラゴンボールの悟空たちが
修行してそうな山だというイメージを持ちました。
そして、自分たちの山行も、まさに修行!?
uedayasujiさん、コメントありがとうございます。
侮っているつもりはなかったのですが、質・量ともに予想以上の岩&鎖で、仲間と一緒でなければ心が折れていたのではないかと思います。
雪も心配だったのですが、積もってはいませんでした。
一部、水分が凍結している箇所はありましたが…
表にはいつ挑戦できるかわかりませんが、研鑽を重ねたいと思います。
こんばんは!
妙義山、ワタシも2年ほど前の真夏に表の方へ仲間と行きましたが、とにかく「怖かった」「暑かった」ということしか覚えていません。。。
ちょっと手を滑らせれば1,000mの奈落の底へ転落するという恐怖と緊張の連続。
それ以来、もうトラウマになってしまってしばらくは近づくのさえ嫌な感じです。
なにはともあれ、ご無事で何よりです!
!!!
表はそんなにデンジャラスなんですか
裏がアスレチックだとすると・・・表は・・・
ネットの何かで見たのですが、
「今度槍ヶ岳に行くので練習で来ました。」
と妙義を訪れた さんが言ったところ
「槍に行ってから妙義に来い!」
とベテランさんに言われたとか。。。
やっぱり表妙義の前に槍ヶ岳にチャレンジしないといけませんね。
的確なアドバイス、どうもありがとうございます!!
表を登られていたんですね。
妙なトラウマが残ってしまったようですが…。
確かに表は恐怖と緊張の連続のような場所なんでしょうが、
未登頂の私にとっては、やはりそそられてしまいます。
ただし一人ではビビるので、仲間に安心感をもらうことが前提です(笑)。
namifujiさん、コメントありがとうございます。
namifujiさんは表妙義を踏破されているんですね しかも夏
岩場・鎖場はもちろんのこと、それ以外にも切れ落ちている箇所多々あって、通過するだけで緊張しますよね。
私も恐怖と緊張で、精神的にかなり疲弊しました
そんなときに一緒にいてくれる仲間の存在がすごくありがたかったです。
いつか表妙義を踏破できるよう、もっと修行したいと思います
皆様、こんにちは。
先日は夜の部だけでも参加できてよかったです。
お誘いありがとうございました!
次回は表妙義縦走!是非実現させましょう!!
私はかれこれ6年ぶりくらいになります。
ところで、登山自体は私は参加していないのにメンバーに含まれたままになっているようですので、メンバーから抜けておきますね(笑)
それでは〜
kiyoponさん、コメントありがとうございます。
先日は、サラ戦きってのお花博士にお目にかかれて大変嬉しゅうございました
今度は是非とも山行もご一緒できればと思います。
今回、計画を立てるに当たって、wildwindさんが「表はkiyoponさんのためにとっておく」と明言されていました。
裏でビビってしまっている私としても、頼れる経験者が増えるのは大変心強いので、是非ともご一緒しましょう
私も料理の腕を磨いておきますね
あ、もちろん岩・鎖のほうも…善処します。
メンバーに入ってほしい願望が現れてしまい、名前を登録 したままにしてしまい
ゴメンナサイです。
いつもコメントありがとうございます。
久しぶりに会ってみるとやっぱり一緒に行きたいなぁという気持ちが強くなりました。
表妙義だけではなく、ほかの おヤマにも、またご一緒させてください。
そして「この 花なんですか?」の問いかけに「これは○○ですね!」と
明解に教えてくださいね。
すぐに忘れてしまいますけど・・・
よろしくお願いします!!
このたびの友情出演、誠にありがとうございます。
それにしても、ひもかわは本当に美味しかった!!
個人的には、つけ汁タイプで大正解だったかな♪
でも次回はカレー南蛮にも惹かれています
それではまた集まれることを楽しみにしています。
妙義でも、どこの山でも。もちろんグルメもねー☆
こんにちは!お三方。
裏妙義、行ってこられたのですね〜
遠目に見ても、すごい鎖にすごいギザギザ。
当然のこと、間近で見てもすごいですね
軽く高所恐怖症気味の私にしてみると、くらくら〜って感じの場所ばかり
でも、楽しいのでしょうね
楽しんでいらっしゃったのがよく伝わってきますよ〜
それに何より、ご無事で何より
第2回ドラフト会議が峠の茶屋で開催されていたとは・・・
とか、細かい間違い探しとか、細かいネタも存分に楽しませていただきましたわ
「裏」行ってきました!
楽しかったですよぉ〜(*´ω`*)
でも無事に帰ってこれたから言えるかもしれません。
緊張の連続で力が入っていたせいなのか、翌日までいつも以上の疲れと
筋肉痛を感じていました
ドキドキから解放されると反動でネタとかドラフトとか・・・傍から見たら
「大の男3人で何をやっているんだか」と思われていたかも。
ある意味リア充でした。
コメントありがとうございました!
muniさん、コメントありがとうございます。
裏妙義、行ってきました〜
序盤から急登やら鎖やらで、ずっと緊張しっぱなしでした
麓から見上げて「鋭い岩峰だなぁ。」と感じたとおり、スパッと切れ落ちていて、「足を滑らせたら…」と想像すると…
私はどうやら高いところがあまり得意ではないということを実感しました
無事に帰ってこられてよかったです。
でも、その分、やり遂げた後の充実感は格別ですね。
あ、後日の上半身の筋肉痛も格別でしたが
釜めしは、一人一つは多いという話になり、それなら三人で分けようとしたところ、具材が3の倍数ではなかったもので…
でも、今回は二巡で終わりましたよ
そもそも、なぜドラフト会議に至ったかといえば!!
ひもかわを堪能するために、釜めしは食べたいけど控えめにしておこう、と
こうして計画的にグルメを楽しむ知能もついてきましたとさ!!
妙義はたしかにクラクラ〜と来る所もありますが、
はしゃげるポイントも多数あることを実践してきました〜。
余談で下山後、15年前の写真を見返していたら、
なんと丁須ノ頭で、無意識で同じポーズがあってビックリ。(例のタイタニック。)
これ、15年後もやろう、と今から一人目論むワタクシでした~
みなさま、こんばんわ!
妙義山!
いわいわなイワーク連続ですね〜
これは、楽しそう!
だけども、バカと煙とワタクシ的に危険すぎるかも・・
とりあえず岩は 興奮してガツガツ登っちゃうんで
先日の伊豆が岳のささやかな男坂でも、頭の中まっ白
やはり、励まし合い、アドバイスし合い、暴走を押さえ・・
仲間は大事ですよね〜
すてきなチームワークありがとうございます!
いつもコメントありがとうございます。
岩岩登ってきました
ちょっと危険な香りがするって惹かれますよね。
でもmiouさんのように興奮 とまでいきませんでしたが・・・
怖いんですけど行きたい、危ないかもしれないけど止められない・・・
そんな相反する気持ちが渦巻いていて複雑な心境でした。
こんなチキンなワタシでも仲間と一緒だったから平静を装うことができたのかもしれません
miouさん、コメントありがとうございます。
噂に名高い妙義山。
質・量ともに想像以上の迫力満点な岩岩でした
一つ一つに緊張しつつ、必死に登っていたのか、画像を見ても思い出せない箇所があったりします
苦戦しながらも何とか乗り越え、無事に楽しく山行を終えることができたのも、ご一緒いただいた先輩方のおかげです。
素敵な先輩に恵まれ、本当にありがたいことです
もっとすいすい登れるようになれば、余裕をもって楽しめるようになるんですかね〜
精進しなければ
伊豆ヶ岳の長〜い鎖場も登りごたえありますよね。
たぶん私も登っているときは無我夢中かも。
まぁなぜ登るかと聞かれれば、そこに岩があるから、
なんですけどね(笑)。
そして、暴走を押さえてくれると同時に、
最後まで信頼でき、かつ笑っていられる仲間と、
いつまでもいたいものです
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