竜ヶ岳(鈴鹿)・遠足尾根ピストン
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- GPS
- 06:14
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 911m
- 下り
- 898m
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 6:08
天候 | 晴れ一時雪、スタート6℃、遠足尾根登山口3℃、植林内1.0℃、遠足尾根-0.2℃、山頂-1.0度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
宇賀渓駐車場(500円)利用しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口までは林道(基本は舗装路)歩き、遠足尾根登山口からヒノキ・スギ林の中を九十九折れに道は整備されています。標高625に石灰岩の岩峰があり、展望が開けます。この岩の塊は巻くことも出来ますが、直線的に通り過ぎたほうが楽です。 ここから新道分岐(標高約720M)までが一部トラロープの設置区間で、急登となります。しかし、下山時の”激下り”が最大の核心部でしょうか? 新道分岐からはちらほらと雪が現れますが、雪は薄く更に融けて落葉と混ざった泥濘状態となっており、スリップ注意でした。 標高850M付近から笹原が広がっており、展望が開けます。また、積雪も5cmくらいあり、白さが目立ってきました。この辺りから雪も舞い出しました。風も吹いています。気温は-0.2と氷点下になってきましたが、それほど寒さは感じませんでした。 山頂まで雪道ハイクがつづきましたが、アイゼンは必要ありませんでした。 |
その他周辺情報 | 阿下喜温泉・あじさいの里(500円)で日帰り入浴。 今回はソロなのでいつもの”あみやき亭”はパスしました。 |
写真
感想
嫁はんが里帰りのため、富士山以来のソロ山行です。
マイカーの冬タイヤへの履き替えが終わっておらず(予約一杯で12/16となりました)、登山口までノーマルタイヤで安全に行けるという条件で検討した結果、宇賀渓からの竜ヶ岳を選びました。
宇賀渓に近づいてから、携帯を忘れてきたことに気付きました。登山届けに自分の携帯番号を書く欄がありましたが、このタイプの用紙では始めての空欄となりました。加えて、連絡先として嫁はんの携帯番号を記入しようとしましたが、番号が分かりません。短縮でしか掛けていないことの報いです。危機管理の観点からも紙に書いた番号を持っておくべきと思いました。
当初、金山尾根から登り、遠足尾根を下りる予定でしたが、管理人さんから「吊橋を落としており、金山尾根は使用できない。遠足尾根を使って下さい。」と云われました。咄嗟に”裏道”は大丈夫ですか?と聞きましたが、「裏道は使えるが、下山には使わないで欲しい。」と釘を刺されました。登山届けには”登りに裏道・下りに遠足尾根”と記入してスタートしましたが、駐車場の車の数から裏道を利用するハイカーが少ないと推測され、もしラッセルが必要なくらいの積雪なら自分ひとりでは体力的に無理との判断で、遠足尾根ピストンとしました。
スタートしてしばらくして、今度は”タオルマフラー”をしていないことに気付きました。汗かきの私には必須アイテムの一つです。車へ引き返すことも検討しましたが、気温が低いこともあり、ウールニッカーのポケットにはタオルハンカチもあることから、そのまま登山を継続することにしました。(この判断は正解でした)
登山口で後続のソロの方に追いつかれたので、先をお譲りしようとしましたが、その方はザックを下ろされたので、先に出発しました。いつものパターンなら、すぐにでも追いつかれるのですが、熊鈴の音は時々聞こえるものの追いつかれません。結局、新道分岐直下で道をお譲りする結果となりました。
新道分岐まではザラメ状の雪が凍結した箇所はありますが、融けていないので却って歩き易く感じました。新道分岐から先は雪がうっすらと積もった状況となりますが、一度踏まれると融けてなくなる状況で、落葉と相俟ってU字ハーフパイプ状の道は泥濘状態となっていました。
遠足尾根に乗るころには雪(粉雪)も降ってきて、風も強くなりました。風下の木陰でストリームジャケットを羽織りましたが、アイゼンは未使用のままです。結局、山頂までストリームジャケット以外の冬山装備は使用しませんでした。
山頂は少々風が強いくらいで雪も舞っていましたが、カップスープ(テルモス利用)とあんドーナツを立ったまま食すというスタイルで済ませました。
下山は表道から旧R421で宇賀渓というルートも考えましたが、携帯がないことから、もしもの時に他のハイカーに発見してもらえる確率が高い遠足尾根での下山としました。
今回持参した冬山装備は、ストリームジャケット(モンベル)、4本爪アイゼン(マウンテンダックス)、アンデス帽(モンベル)、ウールのバラクラバ(モンベル)、防水手袋(モンベル)、ソロイストロブスター(3本指タイプ;ブラックダイヤモンド)、アルパインスパッツ(モンベル)ですが・・・
下山に際して、4本爪アイゼンを装着しました。登りはフラットフッティングを心掛ければ、滑り止めなしでもOKでしたが、下りでは往々にして”後傾”になり勝ちなので、フラットフッティングを心掛けるためのツールとして利用しました。それと、もう一つ・・・、粘土質+落葉の泥濘状態で土踏まず部分だけ爪のある4本爪アイゼンの効果が如何なるものかを知りたいという探究心からです。
結果は”効果あり”でした。4本爪を装備したことによるフラットフッティングの励行促進という一面は大きいのですが、4本爪が粘土質に食い込み、より大きな抵抗を生むという効果を実感しました。ソールが減ったブーツには特に有効ではないかと思います。
今回は植林の樹林帯が始まる”新道分岐”まで装着しましたが、木道や根っこの多い登山道では避けるべきだと思います。
下山後は阿下喜温泉・あじさいの里(500円)で日帰り入浴し、ソロなので”あみやき亭”はパスして帰りました。
携帯を忘れたため連絡の取れない嫁はんが心配していると思いきや・・・、携帯の着信履歴に嫁はんの名前はありませんでした。
コメント
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すいません。カキコんでるのは
チャメゴンです
ソロはいかがでしたか?
せいせいしますか?
それともさびしいもんですか?
山で忘れ物に気づくと
むっちゃ自分(ら)に腹がたちます。
取りに戻ろうか
今のところ大きな忘れ物といえば
車のロックし忘れたぐらいでしょうか。
そのまま山行を決行したんですが
道中、駐車場戻るまで気が気じゃなかったです。
最後の携帯電話の件、
夫婦あるあるですよね!
チャメゴンさん、コメントありがとうございます!
ソロ山行は・・・、淋しいですよ!行き帰りが!!
歩き始めると、淋しさはあまり感じませんというか、全く感じません。
要するに、山歩きが好きなのでしょう。
以前は、嫁はんがお山に行かないとほざくと、機嫌が悪くなった私ですが・・・
最近は結構付き合ってくれるので、夫婦仲は円満です。
忘れ物については、チャメゴンさんの仰るとおりです。
腹立ちますが、自分の”抜け作”ぶりが滑稽でもあります。
元来、楽天的な性格なので・・・、エイ!侭よ!!となっています。
以前、ノーマルタイヤのFR車で山に向かい、雪でタイヤが滑って進退窮まった時も・・・
”下山時には雪も融けるから、大丈夫!”と判断し、路肩に駐車して山歩きをしました。
(その時は、予言が的中しました。)もしダメなら、JAFにも入っているし・・・です。
携帯の件は、嫁はんによると・・・
「どうせ山に行っているだろうから、下山して家に帰った頃合いをみて電話した。」とのことです。確かに、午後7時くらいに電話がありました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
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