磐梯山(猪苗代駅から)
- GPS
- 08:44
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,366m
- 下り
- 1,364m
コースタイム
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 8:44
天候 | くもりのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
(タクシーは駅前にたくさん止まっている) 徒歩大体1時間で、後半は斜度を上げ200m程登る。 途中土津神社駐車場に公衆トイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・トイレ 猪苗代駅、土津神社駐車場、猪苗代スキー場にあった --- ・猪苗代スキー場〜登山口 ゲレンデの砂利道と林道とゲレンデを登る。最後は急斜面。 案内などがなく、GPS頼り。 2回目のゲレンデ分岐が分かりづらく、見逃しがち。 ・登山口〜赤埴山 樹林帯の細い道。 赤埴山周囲は赤土のザレ場が滑りやすい。 赤埴山は磐梯山や櫛ヶ峰や猪苗代湖の景色が良い。 ・赤埴山〜三合目分岐 沼の平はその名の通り平地で脇に少し沼が覗ける。 時々磐梯山の岩壁が見える。 分岐に近づくと斜度が上がる。 急登始め辺りにウサギの死骸があった。下山時はかなり食い尽くされていた。 ・三合目分岐〜弘法清水 櫛ヶ峰や磐梯山を間近で拝める稜線歩き。 時々樹林帯あり。 裏磐梯コースと合流して人が一気に増える。 黄金清水と弘法清水の2ヶ所水場あり。 ・弘法清水〜磐梯山 樹林帯の急な登り。 時々五色沼などの景色が開ける。 山頂は360度ビューで、猪苗代湖方面、会津若松方面、裏磐梯方面、安達太良山、西吾妻山、飯豊連峰など抜群の景色。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
携帯
時計
タオル
|
---|---|
共同装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
携帯
時計
タオル
|
感想
前日の雨から一転、絶好の登山日和で磐梯山に行きました。
磐越西線の車窓からは山々は分厚いガスに覆われているように見えましたが、昼からは晴れる見込みのようです(願望)
駅からはタクシーが列をなしていました。
バスもありますが、本数は少ないし猪苗代スキー場の方へは行ってくれないので、その隙間産業なのかもしれません。
ただビンボーな私は無課金で登山口を目指します。
道は分岐も少なく分かりやすい道。
田んぼが多いので駅から磐梯山が見える為、方向を見失うことはないと思います。
最後の坂は厳しいけどウォーミングアップにちょうど良い。
猪苗代スキー場からはゲレンデ脇を登ります。
歩いて来た猪苗代の街並み(田んぼ)や猪苗代湖がすごく綺麗で何度も振り返ってしまいます。
のどかで良い街です。
途中分岐を間違えましたが復帰して再びゲレンデ歩き。
ゲレンデと林道で計1時間。
このまま山頂まで行ってしまうのではないかと思うくらい長かったです。
登山道に入ってからは狭い樹林帯の登り。
夏日で暑いので日陰は助かりますが急な登りはこたえますね。
ヤマツツジがたくさんお出迎えしてくれるのが救いでした。
またカエルや鳥などの鳴き声が多くて、夏山を実感しました。
1400m付近からは平坦になり景色もチラリチラリと見えて来てテンション上がりました。
しかしすれ違う登山者の方々からウサギの死骸についての情報があり、もしかしたらクマがいる可能性もあるとの事。
死骸は登山道のど真ん中にあり、ハエがたかっており、直視するのも憚られる無惨な光景でした。
心の準備が出来てなかったら卒倒してたかもしれません。情報をいただき感謝です。
あとはクマが出ない事を祈るばかりです。
帰る頃にはだいぶ小さくなっていたのですが、数日間は注意です。
三合目分岐あたりからは一気に景色が開け、櫛ヶ峰の圧巻の稜線が見えます。
櫛ヶ峰自体は登山道がないっぽいのですが存在感は磐梯山と双璧を成すほど迫力のあるものでした。
磐梯山方面も荒々しい岩壁が素晴らしかったです。
弘法清水まで着くと人がどっと増えました。
清水小屋と岡部小屋の二つの売店小屋があり景色も良いので休憩してる人が大勢いました。
山頂まで標高差200mというのも良いポイントなのかもしれません。
あと一息。自分も英気を養いました。
きつい樹林帯を抜けていよいよ山頂。
独立峰らしく絶景の360度ビュー。
見事なものでした。
登って来たルートを眺めたり、昨日登ったガスガスの安達太良山が全く姿を変え爆裂火口も見えていたり、感慨深かったです。
また飯豊連峰は周囲の山と異なり、今も雪を携え貫禄がありました。
硫黄臭はなくとも、たくさんのカルデラ湖や岩壁、赤土が火山を感じさせ、壮大な景色と相まって福島のシンボルと呼ぶに相応しい素敵な山でした。
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