ボケたかっ! 9km余計で33kmハイクに;高尾山口-高尾山-景信山-陣馬山-醍醐丸-生藤山-井戸-上野原
- GPS
- 09:25
- 距離
- 32.7km
- 登り
- 1,837m
- 下り
- 1,843m
コースタイム
天候 | 晴、西風強 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・危険個所は有りません。登山道は全面凍結していますが、陽が当たってぬかるんだ所以外は滑りません。その代り、霜柱を踏み抜きながらの歩行もあります。 ・高岩山、富士小屋山及び南郷山は、登山道が巻いているので、地形図を確認して薄いトレースを見落とさないようにする必要が有ります。 |
写真
感想
体調は思わしくないが、年内最後?のハイクに出かけて見た。
目的は3ッ。
1.11月に歩いた、笹尾根末端から高尾山迄を赤線でつなぐ事。
2.同じ時に、笹尾根末端の幾つかの頂上表示を見落としているので、確認する事。
3.軍刀利神社の巨木を見る事。
・高尾山口駅前で道路案内を見たが判りにくい。
・目星をつけて歩き始めたが、一向にケーブルの乗り場らしき雰囲気にならない。
・その内、高速のIC(外環道高尾IC)に出てしまった。
・ここの処、登山口を間違えることが多くなった。73を過ぎてボケッ!!
・駅に戻り、25分のロスだが、気を取り直して再出発。(このロスが最後に大きなツケになるのを、この時は未だ知らない)
・稲荷山コースはマイナーかと思っていたが、平日でも結構登山者が多い。(抜いた人、抜かれた人など10数パーテー)
・登山道は4m道路程の幅もあるのに、階段等の人工物が皆無に近く、露岩交じりの部分もあったり、楽しいルートだったが、右膝と腰の調子が悪く、庇いながらゆっくる進む。
・稲荷山からは、筑波山や東京都心の眺望がすばらしい。
・高尾山頂上直下から階段が始まり、城山付近まで続く。
・高尾山からは、富士山の眺望が素晴らしい。
・城山に向かう道は、階段を除くと凍結しているが、所々霜で浮いている所が有り、一寸歩きにくい。
・途中のもみじ台や、一丁平等も、絶好の富士山スポット。
・城山は景信山と同様に、ベンチとテーブルがびっしり並べられた都会のビヤガーデンさながらでゲッソリするが、眺望は素晴らしく、富士山や江の島等いつまで見ていても飽きない。
・途中下って来る登山者が結構いる。女性の単独も何人か出会った。小仏峠先では、美人に”お父さん元気ですね!”と言われてしまった。
・女性Grからは、動物園の貴重種を見るような目で、”寒さ感じないのかしら?”との、お言葉。
・景信山の登りに差し掛かると、上からエンジン音がする。暫くすると空の動力運搬車が下って来た。横に避けて待っていると、動かしている男性はジロリとこちらを睨み、待っているのはお構いなしに、車輪下の枝を避けたりして悠々としている。こちらから声を掛けるのもはばかられる雰囲気で、無言のまま下って行った。
・景信山から先は、頂上を見落とさないように、原則稜線の背を選んで歩く事にするが、堂所山迄は小さなピーク毎に、立派な”まき道”の指導標が有るが、ピークには名前は無い。背歩きは結構時間が掛り、バス時刻が少し心配になる。
・堂所山で漸く陣馬山と、生藤山方面が見えた。
・奈良子峠の先で、前回未確認の”富士小屋山”と、”南郷山”を確認できた。両山とも登山道は下を巻いており、頂上へのトレースは非常に薄い。又、堂所山手前の様な”まき道”の表示も無い。
・風は結構強いが、陣馬山頂上では10組程が休憩していた。
・富士山に加え、北側の山々の展望を楽しんで出発。
・この頃から、井戸BS発14:06は一寸間に合いそうにないと、諦め始める。
・和田峠へは、今回は階段コースを通らないでと思っていたが、戻るのが面倒なので、直進で階段コースを下る。
・高岩山も登山道は下を巻いていて、薄いトレースの急登を登ると頂上だった。
・3組の登山者が居た醍醐丸は素通りして、大草里山を探しながら歩くと、登山道脇の木にしっかりと頂上表示が有った。ぶつかりそうなところにあるのに、前回どうして見落としたのだろうか?
・大草里山で休憩を終わり、歩きだそうとした瞬間、夫婦連れが登って来てそのまま通過した。
・やむを得ず、数メートル後ろを、ペースを合わせてついて行ったら、暫くして”先にどうぞ”と言われてしまった。
・登りは自分より早いくらいのペースだし、遠慮したが先に押し出されてしまった。
・後ろを捲られるのは嫌なので、頑張って歩く事にする。しばらくして100m程の視界にも入らなくなったので、安心。
・露岩の急登で茅丸に着き、暫くで生藤山に到着。両ピーク共に今回は富士山が良く見えた。風が強くなったのか、山頂周りの雲が多くなっていた。
・大休止して出発。時間的に井戸発15:26に十分間に合うので、ゆっくり下ることにする。
・下り始めると、風が非常に強くなり、今日初めて長袖にしようかと思うほどの寒さになった。
・上岩への下りを分けると、植林帯の急斜面を九十九折で下るようになる。
・下りに飽きた頃、突然目の前に巨木が現れた。今回の目的の一つである、軍刀利神社のカツラの巨木だ。
・ツーショットを撮ったり、色々な角度から十分撮影して出発。
・少し進むと、コンクリート舗装の急斜面の下りになる。ずっと調子の悪い右膝と、庇っていた左足の両方が突然けいれんを起こし、のろのろと下る。
・大鳥居の手前に、今日もう一つの目的である、上野原市天然記念物の”さいかち”が有った。しかし、頂部は切られ、背側は腐って見る影もない。手前に看板が無かったら見過ごしてしまうような状況だった。指定後に保護などはされているのであろうか?
・急斜面の続く舗装道路を下り、井戸の部落と思われる辺りに着いたが、BSが判らない。
・丁度出て来たトラックを止めると、運転手は不安そうな顔をした。”BSは?”と聞いた途端笑顔になり、”直ぐ先だよ”との回答。便乗を求められると思ったのだろうか?
・”直ぐ先”が判らない。旧道、新道をジグザグに進み漸く見つかった。
・バス時刻に十分余裕が有るので、ゆっくり支度をしてと思いつつ、念の為時刻表を見ると、
うひゃーっ! 3時間以上もバスが無い!
予定していた15:26発は土日だけだ!(帰宅後にNetを再確認したら、確かに土日運行となっている。早とちりで、土日運休と勘違いしていた。)
登山口での25分のロスが無ければ、きっと頑張って14:06に間に合っていたのにと、悔やむが自分のミスであり、今更仕方がない。
・足腰の調子も悪く、Taxiを呼ぼうかとも考えてたが、時間も早いので歩けるところまで行って見る事にする。
・途中沢山の車が追い越してゆく。ヒッチハイク?と思ったが、何となく気恥しく手を上げられない。
・もうじき、もうじきと何とか先に進むが、後3kmと聞いてから1km以上歩いて道路標識が3kmの表示。中央道が見えてからも、駅までが遠い遠い。
・気が急く為か、半袖のままでも苦にならない。何度か道を聞きながら、漸く何とか上野原駅到着。電車は30分も有ると、ガッカリしている所へ、13分程遅れる見込みです! と、追い打ちの様なアナウンス。
・幸い電車はすべて座れたので、うとうと疲れを休める。
Door to Doorで、37km超と色々有った一日だが、目的はすべて果たせたし、終始綺麗な富士山を眺められて、締めくくり?のハイクとしては良かった。
<本日の実歩行時間>8時間35分;(山と高原地図のコースタイム;約11時間20分)
<本日の歩数> ;59,500歩(今までの最高歩数)
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