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Yamareco

記録ID: 5617482
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

錫ヶ岳(菅沼登山口) -深い笹薮や樹林帯の迷路に悩まされ

2023年06月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
13:10
距離
20.8km
登り
1,661m
下り
1,660m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
13:08
休憩
1:21
合計
14:29
5:50
5:52
31
6:23
6:23
24
6:47
6:57
15
7:12
7:18
5
7:23
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9
7:32
7:33
20
7:53
7:54
33
8:27
8:35
62
9:37
9:37
40
10:17
10:41
65
11:46
11:58
56
12:54
12:55
43
13:38
13:39
60
14:39
14:50
42
15:32
15:33
18
15:51
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10
16:01
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6
16:07
16:07
11
16:18
16:19
19
16:38
16:38
30
17:08
17:10
80
18:30
菅沼登山口駐車場(奥)ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●菅沼登山口駐車場 
  群馬県利根郡片品村東小川4655(住所は隣接する茶屋のもの)
弥陀ヶ池〜五色沼
イワカガミ
1
弥陀ヶ池〜五色沼
イワカガミ
五色沼
帰りに見たときは、湖面が緑色に輝いていました。
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五色沼
帰りに見たときは、湖面が緑色に輝いていました。
五色沼避難小屋
五色沼避難小屋
二段ベットで、銀マットや毛布が備えられてました。中は結構広そうです。ネズミに注意と書いてありました。
五色沼避難小屋
二段ベットで、銀マットや毛布が備えられてました。中は結構広そうです。ネズミに注意と書いてありました。
白錫尾根分岐
枯れ木でとおせんぼしてあるところが、錫ヶ岳への分岐。跨いで、さあ出発です。
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白錫尾根分岐
枯れ木でとおせんぼしてあるところが、錫ヶ岳への分岐。跨いで、さあ出発です。
白根陰山2410m
背景は、日光白根山
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白根陰山2410m
背景は、日光白根山
白根陰山〜白檜岳  笹原
白檜岳への登りから笹原がでてきました。膝ぐらいでフミ跡ははっきりしていました。
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白根陰山〜白檜岳  笹原
白檜岳への登りから笹原がでてきました。膝ぐらいでフミ跡ははっきりしていました。
白檜岳山頂
フミ跡から少しはずれたところに、あまりめだたないようにありました。ここまでは順調でした。
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白檜岳山頂
フミ跡から少しはずれたところに、あまりめだたないようにありました。ここまでは順調でした。
白檜岳〜2296峰  ヌタ場
白檜岳を笹原をかきわけながらくだってくるとありました。
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白檜岳〜2296峰  ヌタ場
白檜岳を笹原をかきわけながらくだってくるとありました。
白檜岳〜2296峰  笹原
 笹が深くよくフミ跡がわかりません。何度かル−トをはずし、時間をロスしました。
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白檜岳〜2296峰  笹原
 笹が深くよくフミ跡がわかりません。何度かル−トをはずし、時間をロスしました。
白檜岳〜2296峰 樹林帯
シャクナゲ
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白檜岳〜2296峰 樹林帯
シャクナゲ
白檜岳〜2296峰  樹林帯
2296mから樹林帯にかわりました。
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白檜岳〜2296峰  樹林帯
2296mから樹林帯にかわりました。
2296峰〜錫ノ平  目印
樹林帯の中は、結構、目印の黄色、ビンクのテ−ブやブリキ板がありました。
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2296峰〜錫ノ平  目印
樹林帯の中は、結構、目印の黄色、ビンクのテ−ブやブリキ板がありました。
錫ノ平  樹林帯 
錫ノ平付近の樹林帯は紛らわしい倒木の多い混合藪で、何度かル−トロスしました。
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錫ノ平  樹林帯 
錫ノ平付近の樹林帯は紛らわしい倒木の多い混合藪で、何度かル−トロスしました。
錫ノ平〜錫ヶ岳  池
緩い登りを登ってゆくと、池がありました。
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錫ノ平〜錫ヶ岳  池
緩い登りを登ってゆくと、池がありました。
錫ノ平〜錫ヶ岳   笹藪
池を過ぎると、急斜面の笹薮の登りでした。
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錫ノ平〜錫ヶ岳   笹藪
池を過ぎると、急斜面の笹薮の登りでした。
錫ヶ岳山頂
山頂は樹林に囲まれて展望はありません。
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錫ヶ岳山頂
山頂は樹林に囲まれて展望はありません。
2296峰〜白檜岳 樹林帯
シャクナゲ
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2296峰〜白檜岳 樹林帯
シャクナゲ
2296峰~白檜岳 枯れ木帯
帰路はこのあたりの登り返しがこたえました。 
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2296峰~白檜岳 枯れ木帯
帰路はこのあたりの登り返しがこたえました。 
白檜岳〜白根陰山 
 白根陰山へ!
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白檜岳〜白根陰山 
 白根陰山へ!

装備

個人装備
長袖シャツ サポ−トタイツ ズボン 靴下 スパッツ グロ−ブ ライトシェル 防寒着 雨具 日よけ帽子 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 飲料(2.5L) 地図 計画書 筆記用具 ヘッドランプ 予備電池 GPS 携帯 時計 カメラ 常備薬 タオル レスキュ−シ―ト クマ鈴 コロナ消毒液 ハッカ油 トレッキングポ−ル ツェルト

感想

●登頂を終えて
梅雨の合間の晴天を利用して、想定の範囲内ではありましたが、14時間半かけて、どうにか山頂までたどりつけたという感じです。久しぶりに歩き切った大きな満足感があります。

・長時間山行となった一番の大きな原因は数度にわたるル−トロス。経験不足が原因です。2時間近くロスしたように思います。白檜岳〜錫ノ平の間はかなりてごわかった。笹原や樹林帯で何度かル−トロスしました。かなりアプリに頼りましたが、それよりも目印や足跡を見落とさないようにが大切です。早立ちのおかげで、どうにか登頂できました。万一のことを考えると、2:00〜3:00の余裕時間は必要と感じました。

・関東100山の最難関峰を踏破できたことは、ほかに代えがたい思い出となるでしょう。人に余り踏まれていない自然の残るこの山域の魅力とともに。

●事前準備 (事前計画)
関東100山の山旅も80座を越えて、いよいよ終わりが近くなってきました。錫ヶ岳はいつか登りたいと思っていましたが、いよいよ登るときがきました。
・錫ヶ岳は関東100山のうちで、最難関の山といわれています。昭文社の「山と高原地図」においては、登山道の記載もありません。登山記録も数少ないものです。
・白錫尾根分岐から錫ヶ岳の間は、いわゆるバリエ−ションル−トであり、標準CTがありません。過去の記録を見ると、往復で6:00-8:00が多いが、10:00かかった例もあります。
・過去の登山例から標準CTを推測すると、菅沼登山口から白錫尾根分岐間は、標準CTがありますが、これらと合わせて推定で標準CTが約13:00くらいと思われます。
・日帰りが不可能ではありませんが、かなり厳しい山行となることが予想されます。
・これに、道迷いによる時間のロスなどを考慮しなければなりません。累積標高1600m、総歩行距離19km程度であり、これらからはさほどでないように思えますが、問題は時間ロス。特に、白檜岳〜錫ヶ岳の間にある、笹薮や灌木帯を時間のロスが余りないようにしたい。

● 菅沼登山口〜五色沼避難小屋
・前日車中泊し、早朝、まだ薄暗い4:00ごろに出発しました。
・一般登山道であり、危険個所はありません。
・五色沼の標識から沼の周りをとおって、しばらくいったところに水場分岐の標識がありました。当初の計画は、避難小屋泊まりで、ここから宿泊分の水をくみ上げる計画でした。

● 五色沼避難小屋〜白根陰山
・避難小屋には、銀マットや毛布などがありました。トイレはなく、設置されたスコップで穴を掘り、処理するようです。ネズミがでるので、食料等の保管に注意の注意書きがありました。2段ベットで、20人ぐらいは泊まれそうな感じでした。
・白錫尾根分岐からバリエ−ション.ル−トに突入。分岐付近に0.5Lをデポ。フミ跡ははっきりしており、白根陰山に到着。

●白根陰山〜白檜岳
・白根陰山を下ってゆきます。まだフミ跡ははっきりしていました。岩場を巻いて鞍部まで下り、登り返してゆきました。途中から、高さは膝程度の笹薮がでてきました。白檜岳までのフミ跡は分かりやすかったです。ここまでは、順調でした。

●白檜岳〜錫ノ平
・今回の登山の核心部でした。
笹薮が大分深くなってきました。腰まである笹薮をこぎ、足元に気を付けて進みました。笹がフミ跡を隠し、フミ跡が良く見えないので、フミ跡や足跡、ピンクテ−プなど、目印を注意深く見落とさないように進みました。笹が深くよくフミ跡がわかりません。何度かル−トをはずし、時間をロスしました。
・2196m峰付近から樹林帯に突入。コメツガの藪がうるさくなりました。顔の前をかきわけながら進みました。ブリキの板など目印を見落とさないように進みました。
・樹林帯をおりてくると右のほうから水の音が聞こえてきました。錫ノ平付近の樹林帯は、倒木が多く紛らわしいところがあり、何度かル−トロスしました。どうにか、錫ノ平に到着。錫ノ平に0.5Lをデポ。

●錫ノ平〜錫ヶ岳
・深めの笹原の急斜面を登ってゆきました。山頂の手前には窪地があり、そこから山頂まではまもなくでした。山頂はコメツガの樹林の中にありました。
・12:00までつかない場合は、戻るつもりでしたが、ぎりぎり間に合いました。山頂まで約8時間。大分時間をロスしましたが、とうとう到着しました。😃

●錫ヶ岳〜五色沼避難小屋
・帰路に、錫ノ平と白錫尾根分岐でデポしたボトルを回収。錫ノ平では水が不足しそうでしたら、錫ノ水場で給水しようと思いましたが、その必要はありませんでした。
・帰りに気づいたのですが、白檜岳へは尾根の左側(北側)に結構歩きやすいフミ跡がありました。
・調子にのって、白檜岳から別の方向に下山するル−トに入ってしまいました。

●五色沼避難小屋〜菅沼登山口
・避難小屋に16:20ごろ到着。17:00過ぎたら避難小屋泊にしようかと思っていましたが、まだ時間があるので下山することにしました。

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