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Yamareco

記録ID: 5623821
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

鷹ノ巣山

2023年06月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:03
距離
14.2km
登り
1,293m
下り
1,341m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:36
休憩
1:27
合計
7:03
距離 14.2km 登り 1,293m 下り 1,349m
8:48
53
9:41
9:51
15
10:06
10:07
50
10:57
21
11:18
11:23
18
11:41
11:44
6
11:50
11:51
26
12:17
13:05
17
13:22
18
13:55
13:56
13
14:09
14:10
12
14:22
14
14:36
14:44
54
15:38
15:43
2
15:45
15:49
2
15:51
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
奥多摩駅より峰谷行き西東京バス
コース状況/
危険箇所等
特に危険な箇所なし。
その他周辺情報 もえぎの湯950円
ユキノシタ
浅間神社
椎茸のホダ木
鷹ノ巣山避難小屋
1
鷹ノ巣山避難小屋
うっすらと
ギンリョウソウ

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ(軍手) 雨具(カッパ) ザック 帽子 昼ご飯 行動食 計画書 保険証 携帯 サングラス タオル トレッキングポール カメラ 携帯バッテリー サブバッグ 水1.5L 着替え(温泉後) ヘッドランプ 保温性カップ カメラ用充電ケーブル 心拍計 大多摩温泉スタンプラリー 虫除け
共同装備
クッカー・ストーブセット 非常食 コンパス 計画書 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 水(味噌汁・コーヒー・予備)

感想

 さて今日は。昨日の塔ノ岳脚攣り撤退にも関わらず、連日の山行。出発まで原因を思いつかず、再発したら今日も撤退かも、と最悪の事態も想像しつつ。靴下を履いているときに気付いた。今日のソックスは足を締め付けない。昨日履いたFitsのソックスは少し長く、脹脛の下に掛かるくらいの長さ。しかもキュッと締め付ける感じ。梅雨だしそろそろヒルの出る季節とあって、ソックスの中にズボンの裾を入れて昨日は歩いた。
 で、今日のソックスは、最初に買った登山用ソックスで、比較的長さが短い。で、足首を締め付ける感覚がない。
 いつだったか、丹波山村から大菩薩への尾根道で足全体があちこち攣って往生したのを思い出した。あの時は、コンプレッションタイプのレギンスを履いていたのが原因だった。山小屋についても脚攣りが治らず、レギンスを脱いだら驚くほどに収まった。
 もしかしたら、今回は、足首から脹脛下部をソックスで締め付けたために脚の血液循環が悪化して起こったのではないだろうか。
 昨日は、水分をいくら補給しても、芍薬甘草湯を飲んでも、マグネシウム剤を飲んでも効き目はなかった。下山時ソックスからズボンの裾は出して歩きはした。けれども、キツめのソックスは履いたままだった。

 今日の山行で脚攣りが再発したら、と最悪の事態も考えつつ、支度を整えて家を出る。
 結果から先に書くと、この日は脚が攣ることも、攣りそうになることもなく快適に歩いて登って降りて来れた。
 脚が攣ると言うと、ミネラルバランスが悪いからだとか、塩分が足らないだとか、水分が足らないだとか色々言う。けれども、血液の循環が悪いと、末梢でのガス交換や代謝が必要なレベルに追いつかず、筋肉が痙攣してしまうのではないだろうか。

 バスを降りたあと、歩いていると、のっけからユキノシタが石垣一面に咲いている箇所に出た。妖精いっぱい。これは圧巻だった。
 かなり上まで舗装路を延々歩かないといけないってことを覚悟していたんだけど、奥集落経由の指標を辿ると直に山道に入った。自家用車で来て舗装林道を終点まで行ってそこから鷹ノ巣山へピストンで登るルートは鷹ノ巣山への登山の中で最も短いルートらしく、人によってはチートと言うらしい。自家用車で来る人たちが車で行くところを歩いて登らなきゃいけないって覚悟してた。けれども、別に山道があって、そっちを選べば楽しく。
 雨戸が閉まっていて人はもう住んではいないのではないかと思しき家々の前まで舗装路が来ている集落を過ぎた。まだ家は傷んでいなくて比較的最近まで人が住んでいたのではないかと。車があってまだ住んでいるような家もあった。
 山道や舗装路を交互に歩き、いよいよここからずっと山道だと思しき場所まで来た。ここが登山口だろう。歩き始めて1時間は経ったことから休憩。他の登山客には先に行ってもらう。高校のワンダーフォーゲルか山岳部と思しき団体が行く。若い連中は元気がいい。
 登山を再開し、登っていくと鳥居が出てきた。どうやらここが浅間神社らしい。高校生が大休止を取っていた。神社は1カ所だけでなく、祠が幾つも出てきた。手前が剥き出しの祠に続いて、全部を囲ってあって中が見えにくいのがあった。戸板が一部外してある。中を除くと神様が祀ってあり、富士山の絵が見えた。なるほどだから浅間神社か。
 先を進むとホダ木が沢山並べてあり、囲って入れないようにしてある場所に出た。椎茸の原木だろう。その先も何カ所もあり、何万本という単位だろう。まだ椎茸は生えていないけど、生えたら収穫はどうやって下すんだろう、そもそもこれら原木はどこからどうやって持ってきて並べたんだろう。そう訝しがっていると、モノレールが出て「なあんだ」となった。
 浅間尾根をずっと登っていくと、水場が出てきた。ここで湧き水を汲み、先へ行くと程なく鷹ノ巣山避難小屋。多くの登山客が休憩していた。避難小屋は立派な造りだった。近くにトイレもある。虫が多く、先を急ぐ。
 山頂までの道にも虫が多く、嫌な予感がした。去年同じ石尾根にある千本ツツジに登った時、山頂付近は虫だらけで、昼食を摂る気になれずに少し下がって休憩した覚えがある。同じじゃないかと危惧した。すれ違った登山客に聞くと、山頂も虫が多いという。やっぱりかぁ。
 山頂は南面が見晴らし良く、うっすらと富士山が見えた。高校生含め、登山客だらけ。草は少なく、虫は飛んでいるけれども去年の千本ツツジほどではない。腰を下ろしてお昼。
 下山は最初からストックを使った。昨日脚をやられたばかりだから。下山ルートは比較的なだらかな場所が多くあり、落ち葉で踏み跡がわかりにくくなるからか、やたらあちこち歩くのを防いで植生保護のためか、杭にロープが渡してある場所が多くあった。ロープに沿って歩けという看板があり。
 倉戸山で休憩。ここからの下りが急坂と見て休憩を取ってからの方が安全と見て。けれどもさほどな急坂とは思わなかった。登山道の真ん中にギンリョウソウ。割と乾いていそうな場所に生えていて意外だった。多分、そこには寄生する菌糸がたっぷりあるのだろう。
 倉戸口バス停でちょうど少し待てばバスが来る時刻に降りた。
 奥多摩駅では天益に寄って餃子にビール。ナス揚げとポテトフライ。じゃがいもは奥多摩の地のものだから美味しいよと女将。
 ここで用がある友だちと別れ、一人もえぎの湯へ。汗を流して再び生ビール。今日もいい1日だった。

浅間神社の少し先まで



浅間尾根から山頂まで


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ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
鷹ノ巣山(倉戸口〜榧ノ木尾根〜石尾根〜水根沢コース)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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