奥穂高(やはりヘルメットは必要)
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- GPS
- 18:36
- 距離
- 48.3km
- 登り
- 2,514m
- 下り
- 1,988m
コースタイム
- 山行
- 15:46
- 休憩
- 2:38
- 合計
- 18:24
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今年はあんまり山へ行けていないので、そろそろ一本を・・・で、以前から何となく計画を練っていた日帰りで奥穂とした。チャリを上高地へのアプローチとして使用し結果として距離60km超、累計標高差は3000m超、消費カロリーも5000Kcal超、時間は20時間弱ほどであった。(ヤマレコでは帰りの上高地から奈川ダムまでログが抜けて短くなっています)特にザイテングラードからの下りは30mほど滑落したが、ヘルメットに助けられた。デカイ石に頭からヒットし、石がヘルメットの隙間(チャリ用のため風通しの穴が大きい)に石が挟まって取るのに苦労したほどであった。
現地に着く前の車では事故で道をあちこちに回されて、しかも夕方の時間帯で岐阜で渋滞に引っかかり大幅に時間をロス、また、19号では大型トラックに何度もあおられ到着にて戦意喪失であったが、何とか奈川ダムに駐車した。しかし、上高地まで18劼曚匹氾个蠅里燭瓠△發少し近くに置くべきであった。特にチャリでの釜トンの登りはキツかったが、時間が早朝であったため、大きくS字カーブにて対処した。
明るくなって上高地は久しぶりで7℃ほど、しかし、雰囲気は抜群で次回はぜひ散策をしたいと思った。そこから岳沢小屋までは睡魔との闘い、一度小屋にてリセットしたが、結局は奥穂頂上まで伴った。これまた久しぶりに出してきた「山と高原」の地図は何と1991年の発行で、多分30年ほど来ていないと思われた。とにかく岳沢小屋から吊り尾根までは岩登りで危険個所も多く、確か若いころにテントを担いで登った記憶は「ホンマに来たんかな?」と思った。
ようやく着いたガスガスの奥穂山頂は新しく整備されていた。そこから1名とクロスして穂高岳山荘に着く。ここは少なくとも若い時に2回は泊っている。今の宿泊料金は何と一泊二食にて13,500円、もう貧乏人になった自分には無理である。雪はまだゆうに1mほどあるが、午後にて少し柔らかくなっていた。小屋のスタッフと少し会話をし、チェーンアイゼンを着けて少し雪に乗るが、落ちれば止まりそうにないので、出ていた夏道を下る。途中で少し雪に対して靴を横に出すと滑って滑落となった。30度ほどの斜面で10mほど雪面を落ち雪の無い所にまともに頭から石にヒットした。それでも止まらずに再び雪面を落ちて次に雪の無い所でようやく止まる。ヘルメットには石が挟まり取るのに労力がかかった。幸いなことに怪我は軽度の打撲程度で無くした備品も無しであった。5mほど横が夏道であり、丁度1名登山者が登っていくので話をした。
ホンマにヘルメットさまさま、それからはできるだけ夏道を降りて、更に持っていた軽アイゼンを土踏まずに着けて何とか涸沢まで降りた。そこから暗くなる前に飛ばして横尾に到着し、あとは真っ暗になった林道を3時間ほど掛けて上高地まで帰り、再びチャリにて無事に帰還した。片付けをしてホットすると、23時前にて風呂も入れずに仮眠して次の日に帰ってきた。やはり山は怪我無く帰ってナンボのもんであると思った。
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