ナイトハイクで八ヶ岳 小淵沢〜編笠、権現、赤岳、横岳、硫黄岳〜美濃戸口
- GPS
- 11:42
- 距離
- 28.7km
- 登り
- 2,768m
- 下り
- 2,265m
コースタイム
- 山行
- 10:24
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 11:43
天候 | 霧雨→晴→曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
去年と比べて平日の天気がよろしくなく、久しぶりのナイトハイクとなりました。
去年は硫黄岳に向かわなかったので、今回は大回りコースにしました。
出だしから霧雨のような天気となり、傘を差しながら観音平へ。しばらく歩いていなかったからか、足取りは重く、なかなか編笠山に到着出来ず、権現回って帰ろうかと弱気に。
予定よりもおそくなったものの編笠山に到着。毎回真っ暗な山頂なので、久しぶりに編笠山の標識を撮り、青年小屋に下ります。眼下には登山口で何台か停まっていた車の持ち主であろう、テント泊の方々が色とりどりテントを張ってるのが見え、滑らないように慎重に青年小屋に向かいました。
近くの水場で給水し、まだ気持ち的に優れないものの権現へリスタート。何度も立ち止まりながらギボシを経て権現の分岐に到着しました。天気の方は夜中の霧雨がなかったかのように青天となり、このまま帰ってはもったいないと思えるように。
権現の標識を取って、分岐まで戻り一路赤岳を目指すことにしました。積雪期には怖くてたまらないこの場所も、グリーンシーズンでは赤岳までの景色を堪能できるベストスポットであり、朝日に照らされた稜線もキレイに撮れました。
手袋を何処かで落としたらしく、素手にはハシゴの冷たさが直に伝わり、緊張しながら長いハシゴを下っていきました。風もなく穏やかな縦走路となり、ツルネまでも難なく進み、キレット小屋で昼寝とエネルギー補給をしました。いつもは反対側から歩いてくる人もいるタイミングですが、終始誰もいない静かな縦走となりました。
キレット小屋からは一気に400アップするガレ場や岩場の連続で、毎回ヒィヒィ言いながら進みますが、今回も荷物が軽い割には立ち休みが増えてきました。
降りてくる人もいなそうなのでゆっくりと岩場やはしごを通過し、ようやく赤岳山頂に到着。山頂には誰もおらず、山頂の小屋開け作業の人の声が聞こえる静かな時間でした。
去年は地蔵尾根の分岐から行者小屋に降りてしまったので、今日は硫黄岳まで足を伸ばすため、早々に赤岳山頂をあとにして、まずは横岳に向かいました。ここがなかなか辛く、段差のキツイ岩場があったりでペースが上がらず体力も消耗した感じです。
冬に来た杣添尾根からの分岐を過ぎて、横岳の山頂を越えてまずは腹ごしらえのために硫黄山荘に向かいました。
まだ午前中っていうこともあり、硫黄山荘までにも何組かとすれ違い、周辺の花々をかがみ込んで写真におさめている様子の人が多かったです。
山荘のベンチを借りて、ここまで共にしたコーラをここで開封し、パンパンに膨らんだ焼きそばパンも開封し流し込みました。
硫黄岳までくればあとは下るだけとなり、帰りのコミュニティバスの時間と風呂の時間配分を気にしながら、赤岳鉱泉へと下ります。硫黄からの下りではガスが晴れてケルンの建ち並ぶ稜線も見え、はるか彼方の小淵沢も思い返しながら、樹林帯に突入し難なく赤岳鉱泉に。
キンキンの流水で顔を洗ってさっぱりして、美濃戸口まで一気に進んでこの縦走おしまいです。
美濃戸口のレストランで風呂に入り、奮発ランチを堪能して、時間があるのでコミュニティバスの四季の森までまたまた30分あるき、コミュニティバスで原村役場へ。そっからまた30分位あるいて中央道の原の高速バス乗り場へと、高速バス亭から高速バスの旅が終わりました(笑)
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