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記録ID: 5656809
全員に公開
アルパインクライミング
東海

冠山・南壁(下見3)

2023年06月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
9.7km
登り
1,194m
下り
1,206m

コースタイム

日帰り
山行
11:00
休憩
1:00
合計
12:00
7:30
90
岐阜羽島バロー駐車場駐車場
9:00
9:30
300
駐車場(417号終点)
14:30
15:00
270
冠山・南壁直下
19:30
駐車場(417号終点)
天候 曇り後、晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
冠山・南壁の全容
(南尾根Co1100付近)
2023年06月24日 13:37撮影 by  SO-01J, Sony
1
6/24 13:37
冠山・南壁の全容
(南尾根Co1100付近)
冠山・南壁直下
2023年06月24日 14:18撮影 by  SO-01J, Sony
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6/24 14:18
冠山・南壁直下
冠山・南壁直下
(ズーム)
どうも岩が脆いように見える。
2023年06月24日 14:18撮影 by  SO-01J, Sony
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6/24 14:18
冠山・南壁直下
(ズーム)
どうも岩が脆いように見える。
検討ルート
赤:直登ルート
黄:迂回ルート
  トラバースが危険+
  奥のチムニー(?)が不明確
2023年06月24日 14:18撮影 by  SO-01J, Sony
2
6/24 14:18
検討ルート
赤:直登ルート
黄:迂回ルート
  トラバースが危険+
  奥のチムニー(?)が不明確
登りには気づかなかった
奥美濃の大展望
2023年06月24日 14:52撮影 by  SO-01J, Sony
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6/24 14:52
登りには気づかなかった
奥美濃の大展望
冠山・南壁を振り返る。
やっぱり藪が凄い
2023年06月24日 15:03撮影 by  SO-01J, Sony
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6/24 15:03
冠山・南壁を振り返る。
やっぱり藪が凄い
藪の向こうの
奥深い山々。
2023年06月24日 15:03撮影 by  SO-01J, Sony
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6/24 15:03
藪の向こうの
奥深い山々。
木漏れ日に癒やされる
2023年06月24日 16:16撮影 by  SO-01J, Sony
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6/24 16:16
木漏れ日に癒やされる
癒やされるな。
2023年06月24日 16:42撮影 by  SO-01J, Sony
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6/24 16:42
癒やされるな。
良い感じだ。
2023年06月24日 16:43撮影 by  SO-01J, Sony
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6/24 16:43
良い感じだ。
雲を纏う冠山。
ラピュタだな。
2023年06月24日 17:02撮影 by  SO-01J, Sony
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6/24 17:02
雲を纏う冠山。
ラピュタだな。
雲がとれた冠山。
うーん、やっぱり行きたいな。
2023年06月24日 17:06撮影 by  SO-01J, Sony
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6/24 17:06
雲がとれた冠山。
うーん、やっぱり行きたいな。
癒やされるわー。
2023年06月24日 18:19撮影 by  SO-01J, Sony
2
6/24 18:19
癒やされるわー。
おまけ
2月11日の冠山・南尾根
2023年02月11日 12:00撮影 by  SO-01J, Sony
2/11 12:00
おまけ
2月11日の冠山・南尾根
おまけ
冠山・南尾根から。
雪の尾根が美しい。
2023年02月11日 12:29撮影 by  SO-01J, Sony
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2/11 12:29
おまけ
冠山・南尾根から。
雪の尾根が美しい。
おまけ
冠山・南尾根から
振り返ると白銀の大展望。
2023年02月11日 13:20撮影 by  SO-01J, Sony
2/11 13:20
おまけ
冠山・南尾根から
振り返ると白銀の大展望。
おまけ
冠山・南壁手前。
威圧感が半端ない冠山・南壁
2023年02月11日 14:18撮影 by  SO-01J, Sony
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2/11 14:18
おまけ
冠山・南壁手前。
威圧感が半端ない冠山・南壁

感想

奥美濃は山深く美しい。
幾重にも連なる山脈は
夏は新緑、秋は紅葉、冬は白銀の世界と
多くの人を魅了し続けている。

その中でも冠山は
南側に大岩壁を持っており、
ひときわ異彩を放つ山だ。
冠峠までの林道が開通するまでは
シタ谷から頂上を目指すのみの
難関の山だったという。
2023年現在も岐阜県側からの林道は
土砂崩れにより崩壊しており、
峠まで車で入れず静寂な山に戻っている。

初めて来たのは2年前。
冠峠まで車で入り、登山道を辿って頂上に立った。
ちょっとしたハイキングのつもりだったが、
その大展望と南側の大岩壁(南壁)に魅了され
いつか南壁を登攀したいと思った。

それから南壁登攀の記録をいろいろ調べてみたが
殆ど見つからなかった。
僅かに2回登られているのみで
最近はどうも登られていないようだった。
より登攀意欲が沸いてくる。

地図と現場を何度も見ながら計画を練る。
どうやら
南尾根を辿っていけば南壁直下まで行けるようだった。
南壁は遠目に見れば
20メートル程度の壁が2段連なり
その間を60度程度の急斜面が埋めているといったところか。

今回は3回目の下見。
夏期では始めてだ(過去2回は厳冬期;訳ありでこれまでアップせず)。
おそらくひどい藪漕ぎになるだろうと予想して長袖長ズボン。
下見と言いつつ、どうせなら壁を登攀したかったが
最終的にはやはり直下迄にしようとなった。

冬期に取り付いた箇所から南尾根に取り付く。
うっすらだが、獣道がてんてんと続いていた。
鹿だろうか。
湿気があり、汗が次から次へと噴き出てくる。

地形図を頭に思い浮かべながら尾根を進んでいく。
この辺りはまだブナ林が綺麗で
思ったより藪がひどくなかった。
ただ尾根が複雑に折れ曲がっており、
冬期と違ってトレースをつけられない分、
下山はかなり迷うのでは無いかと思った。

Co850メートル付近から北へ方向を変える。
そのまま進んでしまうと西の尾根に入ってしまうので注意が必要だ。
さらに進んでいくと尾根は丸くなり笹藪が酷くなった。
獣道はあるが大きさからして狸か狐程度であろうか。
酷い藪と丸い尾根の為、方向を間違えやすくなる。
登りも下山も要注意だ。

藪に何度も足を取られながら、笹をかき分けてひたすら登っていくと
冬期下見にきた場所までようやく着いた。
相変わらず圧倒的な存在感。
それに加え、今回は上部の急斜面にかなり藪がついていて
ザイルを出せそうな状況で無かった。

さらに進んで南壁直下まで行ってみたが
そこまでも酷い藪の急斜面、
木や笹が抜けたら、即滑落という感じだった。
南壁は脆そうな感じだし、
テラスのトラバースも藪で滑落しそうだった。
こりゃいけるんかいな、、、。
しばし絶望しつつ、登攀した人に改めて敬意を感じた。

行くんだったら
次は頂上からザイル工作して南壁の下見か。
そうはいいつつ、あの藪でのザイル工作は萎えるな。

帰り道はこれまで気づかなかった
奥美濃の大展望と木漏れ日を楽しみながら歩いた。
やっぱり奥美濃はいいな。
しかし、少しでも気を抜くと別尾根に入っており、
友人が携帯していたGPSにかなり助けられた。
さて次はどしよっかな。

PS:南尾根取り付いてすぐに
  かなりリアルな頭蓋骨を発見。
  大きさ形からしてサルの様だが
  もしものことがあったらと思い、下山途中で警察に連絡した。
  結果、サルということで終わったけど、
  あまりのことでかなりビビッたな。
  前回の厳冬期のこともあるし、
  僕自体は特に悪いことはしてないんだけど
  どうも警察さんとご縁がありすぎる南尾根だな。

南壁冬期の下見は下記
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5177893.html

【登山中の服装】
 速乾長袖シャツ(ナイキ)
 ハンピロックパンツ(パタゴニア)
 厚手靴下

【装備】
 ザック(マウンテンハードウェア/スクランブラー25Lザック)、
 登山靴(スカルパ/リベレライト)、
 レインウェア(モンベル/ストームクルーザー上下)
 ダウン(パタゴニア)、コンパス、ライター、ナイフ、細引き、
 ヘッドランプ(ブラックダイヤモンド/スポット160)
 電池、ストック(マジックマウンテン)、オーバー手袋
 予備メガネ、携帯電話、充電池

【食料/水】
 160kcalのパン×6、チョコバー、サラダチキン×2、
 スポーツドリンク1200ml
 ※スポーツドリンクは2000ml携行

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