記録ID: 565912
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積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
雪の赤岳 360°の絶景 ~美濃戸口から横岳、硫黄岳周回~
2014年12月27日(土) ~
2014年12月28日(日)
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体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 11:47
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,539m
- 下り
- 1,723m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 5:37
距離 7.8km
登り 1,268m
下り 45m
2日目
- 山行
- 5:37
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 6:24
距離 12.6km
登り 295m
下り 1,687m
7:50
29分
赤岳展望荘
14:14
美濃戸
2日目の展望荘〜赤岳山頂のGPSログはロギング漏れです。
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
中央線 5:18新宿発ー8:49茅野着 バス 9:30茅野発−10:07美濃戸口着 ※4:43中野発に乗れば8:25茅野着で、8:40茅野発のバスに乗り美濃戸に9:17に着ける ※茅野のバス乗り場は行列ができるので、早くについて先にバス停にザックを置くべき ■帰り 美濃戸口発、茅野駅行は、9:30, 10:25, 11:20, 13:20, 14:45, 16:30発 14:45発に乗りましたが、満席で、立ち客も5人ほど。15分後に増発便が来る、とのことでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■美濃戸口〜美濃戸 美濃戸口の道路が凍っていたのでアイゼンを着けましたが、多くの人はノーアイゼンです。アイゼンだと少し滑るので、チェーンスパイクくらいがちょうどでしょうね。 ■美濃戸〜行者小屋、赤岳鉱泉〜美濃戸 トレースがしっかりついているので、ワカンもアイゼンもなくても大丈夫でしょう。トレースがついているので、道迷いの心配もありませんでした。 ■行者小屋〜赤岳展望荘 こちらもトレースはばっちり。アイゼン、ピッケル必須です。半分程度の鎖やはしごが埋まっていましたが、手すりは残っていますし、丁寧なアイゼンワークをすれば特に危険はないと思います。雪がさらに積もって鎖やはしごが完全に埋まると、特に下りは危険でしょうね。 ■赤岳展望荘〜赤岳 こちらもトレースはばっちり。アイゼン、ピッケル必須です。鎖はほぼ埋まっていますが、それほどの急傾斜ではないですし、アイゼンがしっかり刺さるので、夏道より歩きやすいです。丁寧なアイゼンワークをすれば特に危険はないと思います。 ■赤岳〜横岳 鎖もほぼ出ていますし、雪がついているもののはしごも出ているので、岩場のくだりだけ気を付ければ大丈夫だと思います。雪がさらに積もって鎖やはしごが完全に埋まると、危険でしょうね。 ■横岳〜硫黄岳 硫黄岳山荘あたりの横風が強烈です。平らな土地なので多少よろけても危険はないですが、風にあおられない歩き方を。あと、顔回りの防寒を万全に。 ■硫黄岳〜赤岳鉱泉 気持ちのいい、ふかふか雪道です。トレースがしっかりついているので、ワカンも不要です。 |
その他周辺情報 | 美濃戸口の八ヶ岳山荘で風呂に入れます。500円。 理由はわかりませんが、チェーンを巻いた4WDが立ち往生していました。美濃戸口〜美濃戸の林道を冬に車で行くのは危険ということでしょうね。美濃戸のやまのこ村の駐車場は、1台も止まっていませんでした。冬期休業ですかね? 一方の美濃戸山荘の駐車場はいっぱいでした。 茅野の駅前は飲食店がほとんどありません。駅構内の立ち食いそばか、バス停前の蕎麦屋、居酒屋くらいでしょうか。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
フリースジャケット
ダウンジャケット
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
ゴーグル
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
笛
ヘッドランプ
予備電池
大容量充電池
携帯
カメラ
ポール
ワカン
チェーンスパイク
ガスカートリッジ
バーナー
コッヘル
ライター
ツェルト
ナイフ
|
---|---|
備考 | 山小屋泊りなので、バーナー類は不要でした。また、チェーンスパイク、ワカンも不要でした。ダウンジャケットも着ませんでした。 また、冬はそれほど水分を摂らないので、水分も少し減らして1Lもあればいいかなと思いました。 仕事用のPCも含めると総重量が15kgを超えていて、重すぎです。もっと軽くすることを追求しないとダメですね。 |
感想
今年最後の登山。子供が塾のため、ガッツリ雪山を登りたいなと思い、天気のよさそうな赤岳に行くことに。と思ったら、山の師匠から赤岳に行こうというお誘いが。3月から9か月ぶりに一緒に登山することに。
雪に覆われた樹林帯を気持ちよく歩いて行者小屋へ。時間があれば、文三郎尾根から展望荘まで行きたいところでしたが、時間オーバーで地蔵尾根を行くことに。雪の急登は楽しいですね。もっと雪がつくと危険度が増すのでしょうが、危険を感じることもなく地蔵の頭に到着。すぐ隣の赤岳展望荘で一泊。
翌日、荷物を展望荘にデポさせてもらい、赤岳までピストン。赤岳は今年3回目ですが、何度来てもいいですね。時間的に赤岳をやめようかという案もあったのですが、行ってよかったです。展望荘でザックを背負い、横岳へ。もっと危険だと思っていたのですが、雪がそれほどついていないからか、サクサクと山頂へ。そこから硫黄岳までが苦しかった。西からの強風で体が1歩よろめくほど。じっとしていても風が弱まることもなさそうだし、多少よろめいても危険なところでもないし、バスの時間も気になるし、ひたすら歩き続けて硫黄岳へ。硫黄岳山頂もなかなかの強風だったので、写真を一通り撮って下山。赤岩の頭からの下りは、もふもふ雪が楽しいですね。最後はヘトヘトになりつつ林道を歩いて美濃戸口までたどり着きました。
今回は師匠に北アルプスの山座同定をしてもらい、全然わからなかった槍より北の北アルプスがわかるようになり、次の登山がまた楽しくなりそうです。
今年はなかなか充実した一年でした。来年もいい登山ができますように!
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この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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