2014年山納めはチャレンジ!蛭ヶ岳ナイトハイク(大倉〜塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳)
- GPS
- 14:32
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 2,258m
- 下り
- 2,238m
コースタイム
- 山行
- 12:04
- 休憩
- 2:28
- 合計
- 14:32
天候 | 行きの塔ノ岳までは晴れ。 塔ノ岳山頂から風が強く曇り、稜線上は強風でちょっとした吹雪のようでした。 帰りの丹沢山辺りからやっと晴れ間が見え始め、あれだけガスっていたお山も少し落ち着きました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【帰り】「大倉」からバスで小田急線「渋沢駅」。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆大倉〜塔ノ岳 特に危険箇所なし。泥んこが凍結した所に足をとられないように注意。 ◆塔ノ岳〜丹沢山 凍結箇所あるも、気をつけて進めば特に問題なし。塔ノ岳から下り始める際に要注意。 ◆丹沢山〜蛭ヶ岳 アイスバーンが多く、チェーンスパイク装備した方が間違いないです。私は装備していなかったのでかなり慎重に進みましたが、それでも何度も転びました。蛭ヶ岳山頂もアイスバーンが所々にあるので油断禁物です。私は派手に転びました。 |
写真
感想
今年最後の山行は大好きな蛭ヶ岳と以前から決めてました。
ナイトハイクして蛭ヶ岳で朝日を浴びたいなあ、だけど一人でやる勇気はないなあと思っていたところ、fumihiko ono さんとご一緒することができました。
天気が良かったら行きましょうという約束でしたが、直前のピンポイント天気予報でも快晴予報、風も穏やかな様子。
「よし!行きましょう!チャレンジ成功させましょう!」と気合十分で臨みました。
私は、夜にいつものペースで登ることができないし、大倉尾根を3時間ペースと決めて、大倉を0時スタート。
やはりナイトハイクは緊張します。
大倉尾根0号から登山道に足を踏み入れる時は、少し緊張・・・勇気を振り絞って進みます。
でも、後からfumiさんが登ってくると分かっていると、気のせいか怖くありません。
堀山の家を過ぎて少し進んだところで、後を振り向くとヘッドライトの光が見えて少し安心。
fumiさんは凄い勢いで登ってきました。
挨拶すると「今年最後の大倉尾根チャレンジ!」と言い残し、ガンガン進んでいきます。あっという間に見えなくなってしまいました。
申し訳なかったけど、私は当初のペースで進み、ようやく塔ノ岳へ到着。
すると、もの凄い風!花立山荘まで見えていた星空も雲に隠れてしまいました。
これは、天気予報外れたかなあ・・・と不安がよぎります。
fumiさんは1時間40分台だったとのこと、凄い!
風が強い中で、待たせてごめんなさい。
夜にこの風は怖いなあとかなり不安になりましたが、ここからはfumiさんが一緒なので、勇気が出ます。
丹沢山へ向かう途中もやはり風が強く、どんどん気力体力が削られていきました。
正直、一人だった場合は、丹沢山へ向かう途中か塔ノ岳で断念していたかもしれません。それだけ風が強かったです。
そのような中、常に元気なfumiさんの存在は大きく、後姿に勇気をもらい進むことができました。
丹沢山から蛭ヶ岳へ向かう登山道は、風がどんどん強くなる一方で、霧氷が飛んでいてちょっとした吹雪のようでした。
不動ノ峰付近の休憩所で休憩するも、風避けがないのであまり落ち着くこともできないし、体を動かしていないと気力も体力もどうにかなってしまいそうだったので、とりあえず前に進みます。
今日一番の難関だと予想していた鬼ヶ岩。
やはりとても怖かったです。
いつもは怖いとも感じないで歩くことができるのに、夜にヘッドライトで照らしただけでは、足場がよく分かりません。
滑りやすくもなっているので、慎重に進みます。
それなのに、ここにきて今日一番の豪風!(笑)
もうビビりまくりでした。
鬼ヶ岩を過ぎると、少し空が明るくなってきました。
やはり、暗闇の中での強風が恐怖心を駆り立てていたみたいで、かなり心が落ち着きました。
そして・・・ようやく山荘の姿が見え、蛭ヶ岳に到着!
山頂も風が強く、ガスっているので朝日は拝めず。
でも、そんなことはどうでも良いくらい達成感はありました。
たまに富士山が顔を出してくれたのも嬉しかったです。
たぶん今まで見た中で一番綺麗な富士山だったな。
ここで、fumiさんとお別れ。
握手をして「また、天気の良い時にやりましょう!」とお約束しました。
fumiさんは火曜日しか休みがないので、この日も仕事終了後に登り、急いで帰って仕事に行くそうです。
本当にタフなfumiさん、ありがとうございました!
私は、その後も20分くらい富士山の再登場や晴れ間を期待して、体を冷やさず走り回ったりジャンプしながら待っていましたが、天気が良くなる気配もなく、もう一度富士山を見た後に、下山しました。
本当であれば、蛭ヶ岳で色々食べながらゆっくりと休憩する予定だったのですが、そんな状況ではなかったのが残念。
持ってきた食料はただの重しでしかありませんでした・・・(苦笑)
当初の計画は、棚沢ノ頭からユーシンへ下りて、塔ノ岳に登る予定でしたが、そんな気力は残っていないので、来た道を戻りました。
でも、ここから先が今日頑張ったご褒美だったのか、とにかく霧氷が綺麗でした。
途中から晴れ間も見えたし、富士山も現れて、美しい景色の中を歩くことができました。
塔ノ岳で心配して迎えに来た嫁と合流し、一緒に下山。
一緒に歩いていなかったら、途中で寝てしまって大倉尾根を転げ落ちていたでしょう(笑)
きっと、登山歴約2年、一番危なっかしい山初心者の私に、丹沢の神様が「山は厳しいぞ!調子に乗るなよ!でも美しい山にまた来年も来いよ!」と厳しい丹沢と美しい丹沢の両方を見せてくれたのかな。
渋沢駅から下山完了まで約15時間の歩き&登り納め、とても楽しかったです。
同行者のfumihiko ono さんのヤマレコ:http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-565652.html
今年最後の山行、ありがとうございました
元気・タフってw僕にはとても嬉しい褒め言葉だけど、なんか小学生みたいだね(笑) 今回はたまたま体調がバッチリだったのと精神的にも良い状態でした
足の怪我の後での丹沢ロングだったから、まだ調子上がらなかったんだろうね。しかも凍結状態だったし。
それにしても僕が去ってしばらくした丹沢は凄く綺麗な景色だったんだねぇ 霧氷は青空の元で輝く!僕は見れなかったけど、Winちゃんの綺麗な写真のお陰で癒やされました。また是非ナイトハイクやりましょう。
来年もご夫婦揃って山登り頑張ってください
ふみひこさん、こちらこそありがとうございました
大倉尾根を超スピードで登って、その後も悪天候の中を突き進むふみひこさん、頼もしかったですよ
あの風は辛かったけど、そのお陰で綺麗な霧氷が見ることできたわけだし、結果的には良かったです
でも、次は星空の中を歩いて、朝日を見たいですね(笑)
次回までに、体力強化しておきます
来年もよろしくお願いします
winさん、おはようございます。
前日昼間から風があったので、夜の主脈線は風が強くなるんじゃないかと思っていましたが、本当に強かったようですね
鬼ヶ岩なんて想像を絶します、さぞ慎重になったことでしょうね。
あんなにもたくさんの霧氷を見られて羨ましいです。
前日は風があったものの暖かかったので全く見ることができなかったのです。
これなら行った甲斐もあるってものですね!
また来年もよろしくお願いします。
よいお年を!
ひろうみさん、こんばんは
風、とっても強かったです
正直、怖かった・・・(笑)
でも、そのお陰で綺麗な霧氷を見ることができました!
霧氷は、10〜11時頃にかけて、どんどん消えていく感じでした。
だとすると、やはりナイトハイクしないと綺麗な時に見ることって難しそうですね。
丹沢山〜蛭ヶ岳の稜線ですが、これからはチェーンスパイク等が必須だと思います。
無くても歩きましたが、やはりあった方が安心だと思います。
今回はご一緒できなくて、残念でしたが、次回は一緒にナイトハイクしましょうね
直前情報ありがとうございました!
来年もよろしくお願いします
なにかとwinblazeさんとchi-taroさんにご縁がある2014年でした。
高尾山でお二人を知り
燕岳ですれ違い
蛭ヶ岳ではwinblazeさんと会えた。
次はchi-taroさんとも握手したいです。
しかし…すっごく寒そうぉ。
寒い寒いいいながら写真観ましたw
私は脂肪の層が厚いから大丈夫だけどMizは絶対無理だわ。
写真のような素敵な霧氷を見たいけど私たちでは着くころには溶けちゃってみれなさそうです。
頑張った人へのご褒美は頑張った分だけ素敵なモノになりますね。
大変なチャレンジお疲れ様でした。
来年もまた素敵な丹沢に出会えますように。
良いお年をお迎え下さい。
Mococoさん、ありがとです
本当は、満点の星空の下で、丹沢山〜蛭ヶ岳の稜線を気持ちよく歩く予定でした
寒いとは思ったけど、あんな風は想定外で、不覚にも何度か「帰りたい・・・」と思ってしまいましたよ (笑)
やはり、山の天気は分からないですね。
でも、霧氷はとっても綺麗でしたよ
来年は、黒パグ隊さんと我が隊で、何度お会いできるかなと期待膨らみます
良いお年を
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する