行先は雪に聞け!大菩薩嶺・小金沢山
- GPS
- 09:26
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,521m
- 下り
- 1,515m
コースタイム
- 山行
- 7:28
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 9:26
天候 | 晴れのち曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
勝沼IC 一般道 フルーツライン → 大菩薩ライン 裂石ゲート前駐車場 |
その他周辺情報 | 天空の湯(ぶどうの丘) 610円(3時間) http://budounooka.com/tenku.html |
写真
感想
◆〆山行は大菩薩嶺&小金沢山
12/30という年末も相当押し迫ってからヤマに行くことができるのはシアワセなことです。
ウチの大掃除要員から戦力外通告を受けている(=日ごろから家事をやらない・できない)ために為せる業で、こんなワタシに付き合っていただけるrgzさんには感謝です。
しかも、上日川までのバスが運行を終了しているので、毎度ドライバーを買って出てくれるrgzさんの車でアクセスすることに。
今回は、少し距離を伸ばししっかり歩くために裂石から登山開始です。
ついでに(!?)、2014mの標高を誇る今年のヤマ・小金沢山にも足を延ばす計画を立てて出発しました。
◆雪道
登山道に入ると前夜に降った雪が薄く凍って「パリッ」「シャリッ」と耳を楽しませてくれます。
積雪は次第に量を増し、靴のつま先にも雪が乗るようになります。
雪質はサラサラのパウダーで、手で払うとサッと落ちます。
ゲイターを付けて靴の内部への雪の侵入を防ぎましたが、3シーズン用の登山靴のワタシは足の指がひんやりしてきます。
山行中、最も積雪が深かったのは熊沢山から石丸峠に向かう広い下り傾斜で、ふくらはぎ位まで雪で埋もれました。
◆バージンスノーを踏みながら
石丸峠から小金沢山に向かう登山道にはトレースはありません。
狼平までは雪原に登山道がほんのりと浮かび上がって見えますが、樹林の中ではルートを見失いがちになりました。
擦り切れて短くなった赤テープや色あせて白くなったビニールひも、2回ほど通った断片的な記憶を頼りに進みます。
シカやウサギの足跡が縦横に残っているので、気を緩めるとアニマルトレースをたどって進みそうになります。
頭上に覆いかぶさる枝には雪が乗っているので、その下をくぐるときにザックが引っ掛かり首筋に冷たい雪が落ちてくることも。
トレースがない雪道を進むと普段当たり前のことがありがたく感じました。
◆2014年のおヤマ
今年は午年ということで、馬の名にちなんだヤマを狙って陣馬山、木曽駒、会津駒、甲斐駒、白馬岳に登ってきました。
一方、昨年11月、rgzさんと小金沢連嶺を南下した際、小金沢山が標高年を迎えると話し、「来年も一緒に来よう」と話していました。
rgzさんはそのことをちゃんと覚えていて、これまで何度もお誘いを受け、そのたびワタシは「まだ先でも」とか「また今度」などなど先送りしてきました。
いよいよもう後がないとrgzさんが諦めた時に「そろそろ行きましょう!」とワタシから誘ったものです。
まったくもってギリギリまで行動を起こさないワタシによくぞ付き合ってくれました。
年末山行第二弾は小金沢山!
年末ギリギリにこのチョイスは、さすが師匠!すっかり諦めていましたよ。
問題はルート。
一番オーソドックスな小屋平からのピストンは、バスの営業終了により不可。
地図とにらめっこすると…
そうだ!裂石という手がありますよ♪
先日のスキーへの道すがらご提案申し上げたところ、あっさり了承。
裂石からの標高差はおよそ1,000mとなかなかの歩きごたえ。
大菩薩嶺と稜線歩きも標準装備。
我ながらなかなかのプランです。
さすが2000m級の山なだけあって、標高を上げるごとに雪が積もり始め、上日川峠から先はすっかり雪景色でした。
降って間もないため、アイゼンを使わずとも進むことができ、お手軽に雪山歩きを楽しむことができました。
特に、雷岩から小金沢山への雪の稜線は、新緑や紅葉の時期とは一味違う雰囲気の中、富士山を横目に新雪を踏みしめながら歩きました。
石丸峠から先は、踏み跡がない新雪を歩いて小金沢山を目指します。
昨年、小金沢連嶺を南下した際、小金沢山から見える大きな富士山と気持ちのいい稜線歩きに感動しました。
そして、標高が2014mということで、「また来年も来よう。」と話していました。
年末ギリギリにはなってしまいましたが、雪景色というオプション付きで、小金沢山を二人で再訪できたのは本当に嬉しいことです。
2014年は、テント泊を始めたり、アルプス等の新たな山域へ足を伸ばしたりと、私にとって新たな経験が多い年になりました。
さらには、ヤマレコ等を通じて様々な人と知り合い、山行をご一緒することができ、たくさんの刺激をいただきました。
貴重な出会いを大切にしつつ、2015年もこんな山歩きができる一年にしたいものです。
2014年は過ぎてしまいましたが、
また新しい一年、充実した山行を続けてくださいね。
トレースつけながらの山もおつかれさまでした。
案外楽しめていたならよかったです。
雪山の写真、どれをとっても美しいですね〜
いつもコメントいただきありがとうございます。
駆け込みで2014・小金沢山に立てました。
意地というか義務というか・・・若干そんな気もしなくもありませんが。。。
冬が訪れてから登ったおかげで、雪山気分も味わえました。
雪化粧した山々はどこも美しく見とれてしまいますね。
wildwindさん、コメントありがとうございます。
2014年ギリギリになったことが功を奏し、思いがけず雪山歩きを楽しむことができました。
秋にしか歩いたことがなかったので、一面銀世界の稜線歩きはかなりの満足感でした
それほどの積雪量ではありませんでしたが、いつもよりも体力の消費が大きかった気がします。
少しずつ経験を積んで、今シーズンは雪山山行にチャレンジしたいです
LArcさん、rgzさん、あけましておめでとうございます。
という、年跨ぎなご挨拶はそこそこにしまして。
雪道の大菩薩がちょっと羨ましいです。
4〜5年前の秋に最短ルートで歩いたっきりの大菩薩嶺。
次やるなら絶対に冬!と決めているのでヨダレものですよ(おっと、また口から汁が… )
ノーマルタイヤ問題と公共の乗り物問題が解決できそうならチャレンジしてみたいと思いました♪
本年もどうぞよろしくお願いします。
冬の大菩薩嶺は何気にアクセスが難しいですね。
雷岩から大菩薩峠までの雪の稜線歩きは開放的でヨダレものです。
まだ冬は始まったばかりです。
まだチャンスはありそうですから、是非!
joeさん、本年もよろしくお願いいたします。
大菩薩は秋がいいというイメージだったのですが、雪化粧をすると、また一味違った風合いの稜線に化けるのです
しかも歩きやすいので、初心者の私にうってつけでした
バスの運行が終了すると、この山域はアクセスが難しいですよね…
雪の大菩薩歩き、実現することを祈念しております
リスの鼻が緑くない…(゚Д゚)
こんにちは、LArcさん、rgz91さん。
2014小金沢山、とうとう行かれたんですね。
有言実行、スバラシイです\(^o^)/
しかし、たった2週間違うだけでこの雪化粧とは…
狼平も名前の通りの寂寥感が溢れ出ていて、思わずその場に立ちたくなりました。
今頃はまた違った景色を見せてくれているのでしょうか。
これだから、山はおもしろく、やめられないのですよね。
ところで裂石からの周回だったら、塩山発のバスがあるはずですよん。
私のなんちゃって雪山始めは、この周回コースでした\(^o^)/
コメントを寄せていただきありがとうございます。
さすがmuniさん、リスのお鼻に目がいくとはお目が高いですね。
滑り込みセーフだったとお思いでしょうが、実はこの雪を待っていたのです!!
見事的中!狙いどおりであります・・・usoです。。。あ!知ってましたか・・・
バスもイイんですが、出発時刻が遅くなって2014小金沢山から戻ってこれなくなるんです。
陽が長くなったらチャレンジしてみます。
muniさん、コメントありがとうございます。
行ってきました、雪の大菩薩嶺!
そして、ついでに2014小金沢山!!!
拝見したレコから一変、すっかり雪の稜線で、なかなかのお得感。
さすがはLArc師!!!
ということにしておいてください(笑)
山は、季節が違うとまた異なる風合いになるのも醍醐味ですよね
今回はそれを実感した次第です。
仰るとおり、塩山から裂石へのバスがありますね。
今回は、小金沢山までの時間を確保するために、早い時間に車で乗り付けた次第です。
大菩薩嶺だけならバスで向かっても周回できそうですので、joeさんにもチャンスがあるということですね
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する