利尻山北峰 日本百名山94座目

2023年07月02日(日) [日帰り]

• GPS: 07:40
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,550m
• 下り: 1,540m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:20
• 休憩: 1:19
• 合計: 7:39

4:31 利尻山北麓野営場
4:38 4:38 甘露泉
5:00 5:01 四合目
5:23 5:24 五合目
5:42 5:45 六合目
6:00 6:00 七合目
6:48 6:51 長官山
7:08 7:08 利尻岳山小屋
7:40 7:46 九合目
8:04 8:11 沓形分岐
8:28 9:12 利尻山北峰
9:22 9:23 沓形分岐
9:39 9:40 九合目
9:58 10:01 利尻岳山小屋
10:16 10:17 長官山
10:45 10:46 七合目
10:59 11:04 六合目
11:16 11:17 五合目
11:38 11:38 四合目
11:58 11:58 利尻山−ポン山 分岐
12:02 12:03 甘露泉
12:10 利尻山北麓野営場

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 船 飛行機 自転車

羽田→稚内（飛行機）、空港→稚内駅（バス）、稚内→利尻島鴛泊（フェリー）、鴛泊の宿→北麓野営場　登山口（電動自転車、舗装路）

コース状況／危険箇所等

登山道はよく整備されている。特に危険個所なし。

その他周辺情報

鴛泊のはずれ、登山口までの沿道沿いに「利尻富士温泉」あり。500円、シャンプー・ボディシャンプー無料。宿にて450円の割引券入手。

写真

7/1 10:27

羽田空港10:40発便で稚内へ。東京は雨。

7/1 12:54

稚内空港到着。空港内レストランで、おすすめのホタテ塩ラーメンを注文。

7/1 14:23

フェリーの出航時間まで時間があるので、宗谷岬の日本最北端の地まで弾丸ツアー。

7/1 14:39

小高い丘に鹿がいる。

7/1 16:03

バスで稚内駅へ。道の駅と映画館が併設されるなど、モダンなつくり。

7/1 16:31

ハートランド・フェリーで利尻島へ。

7/1 18:02

フェリーから利尻山を望む。明日は晴れるかな？

7/1 18:27

鴛泊（おしどまり）のフェリーターミナル。

7/1 18:33

本日から2連泊するゲストハウス「うみねこ」。劇団ひとりが何回も来ているみたいで、先月6/20にもここから利尻山頂を往復した（9回目）。

7/1 21:05

夕食は、稚内のコンビニで購入したピリ辛豚肉弁当とサラダとロールケーキ。アイスは温泉に行った帰りに地元のコンビニで購入。翌日に登山なので早く休もうと思ったが、談話室で他の宿泊者と23時まで話し込んでしまった。

7/2 3:15

登山当日、朝3時に起きて朝食。ジュース、サンドウィッチ、おにぎりなど。

7/2 4:02

4時ごろ宿を出る。鴛泊港から見る利尻山。なんか天気がよさそう！

7/2 4:05

昨日借りておいた電動自転車で登山口まで行く。

7/2 4:56

自転車のサドルに宿のスタッフから励ましのメッセージ。

7/2 4:23

北麓野営場の管理棟に到着。

7/2 4:30

管理棟から登山開始。

7/2 4:31

北麓野営場のキャンプ場。

7/2 4:38

甘露泉。とても美味しい水。

7/2 4:41

ポン山と姫沼への分岐点。

7/2 4:42

乙女橋

7/2 4:58

少しづつ急になってくる。

7/2 5:08

リシリアザミ

7/2 5:24

もう早や5合目。ここで休んでいたサンフランシスコから来たアメリカ人と話す。彼も登山開始1時間で5合目はおかしいと主張しており、平行距離で半分ということじゃないかと言っておいた。

7/2 5:35

鴛泊港方面。写真では見づらいが、雲の上に頭を出している山はなんだ？と聞かれて、たぶん稚内方面とうそを言ってしまった。本当は礼文岳。

7/2 5:38

ヤマブキショウマ

7/2 5:42

エゾノコギリソウ

7/2 5:48

6.5合目にある携帯トイレ専用ブース。

7/2 6:29

7合目から見る長官山。

7/2 6:31

ゴゼンタチバナ

7/2 6:39

ハイマツの花

7/2 6:39

ハイマツの実

7/2 6:46

長官山到着。利尻山山頂は雲の中。

7/2 6:47

おやつタイム。北海道産小豆使用のごまどら焼き。

7/2 6:48

ごまどら焼きと利尻山。

7/2 6:52

鴛泊港方面

7/2 6:56

ナナカマド

7/2 6:59

マイヅルソウ

7/2 7:00

山頂が晴れてきたか？

7/2 7:03

チシマフウロ

7/2 7:04

エゾカンゾウ

7/2 7:07

利尻岳山小屋。無人の避難小屋。

7/2 7:10

ウコンウツギ

7/2 7:10

同じく

7/2 7:27

アズマギク

7/2 7:28

ミヤマコナスビ

7/2 7:29

エゾノハクサンイチゲ

7/2 7:37

9合目

7/2 7:38

ここからが正念場！

7/2 7:46

イワベンケイ

7/2 7:46

登山道を振り返る。

7/2 7:47

急な岩道。

7/2 7:52

残雪原の上に、利尻島固有種の「ボタンキンバイソウ」が群生している。

7/2 7:52

NHKのカメラマンもドローンを飛ばしながら、この時期にしか咲かない「ボタンキンバイソウ」を撮影している。なお、この2日前に伊達公子が登山しているのを見た人がいるので、NHKで放送されるのかなと思ったりした。

7/2 7:57

カメラマンが教えてくれた通り、登山道にも「ボタンキンバイソウ」が咲いていた。

7/2 8:00

ハクサンチドリ

7/2 8:04

沓形登山道との分岐点。ここから、茶色い小石のザレ場。

7/2 8:09

建築資材で登山道の浸食をカバーしている。

7/2 8:10

余力のある方は、黒い土のう袋を運んでここに置く。

7/2 8:23

山頂はもうすぐ。

7/2 8:24

利尻山山頂到着！！

7/2 8:26

三角点にタッチ。

7/2 8:31

記念撮影

7/2 8:46

周囲はガスで覆われているが、風がないので昼食。カツ巻とおにぎり。

7/2 8:57

登頂してから30分経過して、ローソク岩が見えた。手前はイワベンケイ。

7/2 8:57

この瞬間を待っていた登山者が一斉に撮影。

7/2 8:58

ローソク岩、別の角度から。

7/2 9:13

？？？

7/2 9:53

下山時、下の雲海を見る。

7/2 9:57

長官山

7/2 10:15

山頂を振り返る。頭の雲は消えない。

7/2 10:26

長官山から鴛泊方面。

7/2 12:02

帰りにも甘露泉水を手酌で飲む。命の水。

7/2 12:08

エゾマツ

7/2 12:09

登山口近くのタンポポ。

7/2 12:20

登山口にある外来種持ち込み防止のために靴を洗うところ。

7/2 12:20

靴の汚れを落とす、ブラシ付きの水道もある。

7/2 12:21

北麓野営場を後に。

7/2 13:44

帰る途中、利尻富士温泉に寄って汗を流す。

7/1 19:47

温泉入口。

7/2 14:09

鴛泊港に自衛隊のミサイル艇が停泊していた。見学もできるようだ。

7/2 14:14

フェリーターミナル前の食堂。たしか、生うに丼が7500円だった。メニューを見ただけ。

7/2 15:35

時間があるので、電動自転車で夕日ヶ丘展望台まで行った。

7/2 15:40

はるか彼方に礼文島が見える。

7/2 16:20

さらに利尻空港まで行って、展望台からプロペラ機が飛び立つまでを鑑賞。

7/2 16:44

宿まで帰る途中海岸沿いを走って、足元に咲いていたハマナスを撮影。

7/2 16:46

同じく、アカツメクサ。

7/2 17:37

いつものセイコーマートで、カツ丼、北海道ポテトサラダ、ほっけ、茶わん蒸し、豚汁などを購入し、宿の談話室で温めて夕食。22時ぐらいまで、他の宿泊者と語る。

7/3 4:56

翌朝4時半に起床して、宿裏のペシ岬展望台へ。

7/3 4:57

ジャコウアオイ

7/3 4:57

ピンクのジャコウアオイ。こんな花が沿道沿いにたくさん咲いていて天国のよう。

7/3 5:00

ペシ岬展望台はあの先。

7/3 5:01

セイヨウノコギリソウ

7/3 5:08

展望台到着。

7/3 5:09

鴛泊村の街が一望に。

7/3 5:13

この絶景で、朝食のサンドウィッチを食べる。

7/3 5:27

恋する灯台、鴛泊灯台。カップルが灯台をバックに写真を撮れるベンチもある。年配の夫婦の写真を撮ってあげたら、「中学生じゃないよ」と照れていた。

7/3 5:34

ペシ岬の崖側にウミネコの巣がある。

7/3 6:26

宿に帰る途中に港に寄って、落ちていた紫ウニを拾ってきた。

7/3 6:27

こちらはバフンウニの殻。カラスやカモメが浅瀬で採ってきてついばむらしい。

7/3 15:43

午後に稚内空港を発つ。遠くに利尻島と礼文島が見える。

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ7 パナソニック

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

eita5

　北海道遠征第2回目の利尻山。
当日まで天気が心配で、「てんきとくらす」では一週間前から雨と曇りが日替わりで変わっていたので安心できなかった。旅程の三日間を通して雨に降られることもなく、登山としては全く問題なし。欲を言えば、山頂でガスが晴れて、周囲を見渡すことができれば最高だった。
　登山の印象は、高山植物が豊富で固有種もあり、美しいお花畑かな。山頂のローソク岩（古代の噴火で塔のように溶岩で固まった岩）がダイナミックでもある。このローソク岩を見るために登ってきた登山者もおり、ガスが晴れるのを30分待った甲斐があった。また、山頂付近のザレ場が浸食して建築材で補強しているものの、浸食が進むと登れなくなる可能性があり、とても心配。
　今回は人との出会いも濃密で充実していた。行きのフェリーで出会った同じように百名山を目指している方とは、利尻富士温泉で会い、登山道で会い、そのバイタリティに触発を受けた。サンフランシスコ在住のアメリカ人とは、5合目で会い、山頂付近ですれ違って励まし合い、稚内駅でも会って友好を深めた。ゲストハウス「うみねこ」でも宿泊した二晩は遅くまで談話室で話し、登山前には皆に「頑張って」と声をかけてもらい、下山後もみんなから「どうだった？」と言ってもらえて、人の温かみを感じた三日間だった。

コメント

timitti

先日はありがとうございました。詳細ですごくわかりやすいですね😊
それにけっこう登山者多かったですね。お陰で下りの人を待ちながら、その度にいろんな人と話ができて楽しかったです😊
そのあとは予定どおりテントをたたんでフェリーにのって、次の日には羊蹄山に登って小樽から帰りました😉

eita5

timittiさん
コメントありがとうございます😉。
今回の利尻山では、行のフェリーや温泉でたくさん山談義できて楽しかったです😀。単独行の寂しい旅程で元気をもらいました。
ところで、幌尻岳の山行は、チロロ林道コースで、二岐沢出合　登山口からの往復でしたか？来週の3連休に幌尻岳を考えており、参考にしたいです💦。また、前日は登山口に車中泊したのですか？渡渉は登山靴に水対策などされましたか？

ZENMIKI

94座目、おめでとうございます。利尻山、とてもいい山ですね。高山植物もたくさん咲いていていいですね。幌尻岳にチャレンジされるとのこと、年内には、余裕で達成できそうですね。すばらしいですね。百名山の大先輩として、いろいろ教えてくださいね！

eita5

ZENMIKIさん
コメントありがとうございます。利尻島は色々見るところがあり、山以外でもまた行ってみたいですね。百名山の大先輩 なんて おこがましいです。毎回毎回、不安だらけで一山こなすのに四苦八苦しています。