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Yamareco

記録ID: 6766126
全員に公開
山滑走
道北・利尻

利尻山BCSHOT

2024年05月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
seigodon その他6人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:23
距離
14.2km
登り
1,573m
下り
1,602m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:49
休憩
3:34
合計
9:23
距離 14.2km 登り 1,573m 下り 1,610m
5:40
6
スタート地点
5:46
5:51
1
6:18
6:25
29
6:54
7:05
18
7:23
7:38
16
7:54
8:14
53
9:07
9:19
23
9:42
9:55
33
10:28
10:57
19
11:16
11:36
17
11:53
12:44
4
12:48
14
13:02
13:27
49
14:16
14:18
33
15:02
15:03
0
15:03
ゴール地点
天候 晴れのち曇り、風速0〜6m/sくらい、気温3〜12℃くらい
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ〜に」をベースに現地の仲間に送迎してもらった。フェリー乗り場から「ゆ〜に」は歩いて30分くらい。空港から「ゆ〜に」は車で10分くらい。
コース状況/
危険箇所等
沢も雪が付いていたが雪解けが早く藪も出ていたので8合目まで夏道で使用。当初はシール登攀で沢を詰める計画だったが前日の下見でトレランシューズで入山することに。8合目までトレランシューズ、ノーチェンスパで上がれた。そこからスキーブーツに装備チェンジ。9合目からが核心部で残雪もあるのでブーツアイゼン、ピッケルを装着。クラストを覚悟して挑んだが、当日は気温が高く、雪は緩んで危ないところは無かった。夏道でも9合目先まで上がれるがリッジ地形で脆く崩れやすいので通過に注意が必要。我々は雪渓を登攀して頂上まで登った。山頂まで雪が付いていた。
その他周辺情報 利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ〜に」のコテージを宿泊地
徒歩2分で利尻富士町温泉保養施設 利尻富士温泉 500円
初のトキエア。快晴で眺めも良く興奮しまくりで空の旅を満喫。
2024年05月03日 10:36撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/3 10:36
初のトキエア。快晴で眺めも良く興奮しまくりで空の旅を満喫。
亀田製菓がスポンサーになっていて毎回ハッピーターンが配られる。機内アナウンスで亀田製菓のCMも。
2024年05月03日 10:37撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/3 10:37
亀田製菓がスポンサーになっていて毎回ハッピーターンが配られる。機内アナウンスで亀田製菓のCMも。
鳥海山
2024年05月03日 10:41撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/3 10:41
鳥海山
八甲田山
2024年05月03日 11:07撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/3 11:07
八甲田山
丘珠空港で丘珠カレー1,000円。カレーは業務用で特別なものではないので味噌ラーメンがおすすめ。
2024年05月03日 12:16撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/3 12:16
丘珠空港で丘珠カレー1,000円。カレーは業務用で特別なものではないので味噌ラーメンがおすすめ。
強風で利尻富士は雲の中
2024年05月03日 15:44撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/3 15:44
強風で利尻富士は雲の中
ウニは禁漁期間で念願のウニ丼は食べられず。空港の自販機に売っていたが高い。
2024年05月03日 16:01撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/3 16:01
ウニは禁漁期間で念願のウニ丼は食べられず。空港の自販機に売っていたが高い。
利尻ベース。ここに初日は5人、二日目は4人で宿泊。布団に限りがあると思ってマット、寝袋持参で来て正解だった。
2024年05月03日 16:58撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/3 16:58
利尻ベース。ここに初日は5人、二日目は4人で宿泊。布団に限りがあると思ってマット、寝袋持参で来て正解だった。
ロフトの2階。ゆ〜にのコテージは設備もきれいで暖房完備で快適に過ごせた。
2024年05月03日 16:58撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/3 16:58
ロフトの2階。ゆ〜にのコテージは設備もきれいで暖房完備で快適に過ごせた。
前夜祭
2024年05月03日 18:07撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/3 18:07
前夜祭
夕食はおでん
2024年05月03日 18:23撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/3 18:23
夕食はおでん
蝦夷鹿とアイヌネギ。北海道では行者にんにくのことをアイヌネギと言い、通称でネギと言う
2024年05月03日 18:48撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/3 18:48
蝦夷鹿とアイヌネギ。北海道では行者にんにくのことをアイヌネギと言い、通称でネギと言う
地ビールの差し入れ
2024年05月03日 19:50撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/3 19:50
地ビールの差し入れ
利尻のお酒。でも稚内の酒蔵
2024年05月03日 20:27撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/3 20:27
利尻のお酒。でも稚内の酒蔵
スタートして最初の休憩
2024年05月04日 05:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 5:49
スタートして最初の休憩
3合目
2024年05月04日 05:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 5:49
3合目
昔の逸話でこの付近でガスに巻かれ遭難仕掛けた人が雷鳥に付いて行ったら登山道に復帰できて助かったという逸話があってこの名称が付けられた。しかし、ここには雷鳥は生息しておらずホシガラスを見間違えたのではないかと言われている。ちなみに本州の雷鳥は北海道には生息していない。エゾライチョウは生息しているが冬に真っ白にはならない
2024年05月04日 06:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 6:58
昔の逸話でこの付近でガスに巻かれ遭難仕掛けた人が雷鳥に付いて行ったら登山道に復帰できて助かったという逸話があってこの名称が付けられた。しかし、ここには雷鳥は生息しておらずホシガラスを見間違えたのではないかと言われている。ちなみに本州の雷鳥は北海道には生息していない。エゾライチョウは生息しているが冬に真っ白にはならない
ザゼンソウ。強烈な臭いを出してハエを呼び寄せ受粉させる。byガイドYYさん
2024年05月04日 07:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 7:14
ザゼンソウ。強烈な臭いを出してハエを呼び寄せ受粉させる。byガイドYYさん
海が見えた!そして礼文島も見えた!!
2024年05月04日 07:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 7:16
海が見えた!そして礼文島も見えた!!
礼文島はすぐそこ
2024年05月04日 07:28撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/4 7:28
礼文島はすぐそこ
行者ニンニク、いやアイヌネギ。4合目以下の標高なら採取しても良いらしいが届け出が必要らしい。
2024年05月04日 07:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 7:40
行者ニンニク、いやアイヌネギ。4合目以下の標高なら採取しても良いらしいが届け出が必要らしい。
山頂が見えてきた!
2024年05月04日 09:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 9:11
山頂が見えてきた!
あそこから滑るの?急すぎて無理でしょ〜と一同尻込み。確かにものすごく急に見える
2024年05月04日 09:14撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/4 9:14
あそこから滑るの?急すぎて無理でしょ〜と一同尻込み。確かにものすごく急に見える
北海道のハイマツは背が高い
2024年05月04日 09:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 9:18
北海道のハイマツは背が高い
BCSHORT御一行様
2024年05月04日 09:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 9:19
BCSHORT御一行様
山小屋
2024年05月04日 09:44撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/4 9:44
山小屋
山小屋
2024年05月04日 09:44撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/4 9:44
山小屋
ドアは引き戸になっています
2024年05月04日 09:45撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/4 9:45
ドアは引き戸になっています
トムラウシ山の王冠のよう
2024年05月04日 10:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 10:12
トムラウシ山の王冠のよう
北海道で流行しているヒールアップシステム
2024年05月04日 10:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 10:41
北海道で流行しているヒールアップシステム
良く出来ている
2024年05月04日 10:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 10:41
良く出来ている
雪も出てきて傾斜も急になってきた
2024年05月04日 11:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 11:00
雪も出てきて傾斜も急になってきた
樹氷と霧氷のミックス
2024年05月04日 11:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 11:02
樹氷と霧氷のミックス
ここでブーツアイゼン装着
2024年05月04日 11:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 11:24
ここでブーツアイゼン装着
右のラダーの夏道は使わず雪渓を行く
2024年05月04日 11:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 11:24
右のラダーの夏道は使わず雪渓を行く
結構急なのでクラストしていたら怖いかも
2024年05月04日 11:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 11:35
結構急なのでクラストしていたら怖いかも
海を見ながら登るのは気分が良い
2024年05月04日 11:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 11:35
海を見ながら登るのは気分が良い
ロープ出している人もいました
2024年05月04日 11:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 11:39
ロープ出している人もいました
ローソク岩が圧巻!!
2024年05月04日 11:53撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/4 11:53
ローソク岩が圧巻!!
神秘的な景色です
2024年05月04日 11:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 11:54
神秘的な景色です
無事登頂
2024年05月04日 11:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/4 11:58
無事登頂
南峰の方が2mほど標高が高いが危ないので立ち入り禁止になっている。
2024年05月04日 11:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 11:58
南峰の方が2mほど標高が高いが危ないので立ち入り禁止になっている。
ラストガンバ!
2024年05月04日 11:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 11:58
ラストガンバ!
不思議な岩
2024年05月04日 11:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 11:58
不思議な岩
お汁粉
2024年05月04日 12:11撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/4 12:11
お汁粉
お気に入りのショット
2024年05月04日 12:14撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/4 12:14
お気に入りのショット
圧巻!!
2024年05月04日 12:32撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
2
5/4 12:32
圧巻!!
insta360をセット
2024年05月04日 12:32撮影 by  Insta360 X3, Arashi Vision
5/4 12:32
insta360をセット
本当に山頂から滑り出しました!
2024年05月04日 12:43撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/4 12:43
本当に山頂から滑り出しました!
わお!
2024年05月04日 13:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 13:01
わお!
楽しすぎる!
2024年05月04日 13:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 13:05
楽しすぎる!
滑って来たところを振り返る
2024年05月04日 13:07撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
5/4 13:07
滑って来たところを振り返る
安全を取って9合目にデポしてそこから滑走したグループもいた。8合目で合流してリグループ
2024年05月04日 13:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 13:27
安全を取って9合目にデポしてそこから滑走したグループもいた。8合目で合流してリグループ
ここを滑って来たんだよな〜
2024年05月04日 13:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
5/4 13:43
ここを滑って来たんだよな〜
非常に感慨深い
2024年05月04日 13:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 13:44
非常に感慨深い
雪が付いているのがここだけだったので、ここから沢地形に入ります。甘露の沢と言うらしい。川が流れているわけではない
2024年05月04日 13:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 13:50
雪が付いているのがここだけだったので、ここから沢地形に入ります。甘露の沢と言うらしい。川が流れているわけではない
甘露の沢源頭を見上げる
2024年05月04日 14:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 14:03
甘露の沢源頭を見上げる
これが沢の名前の由来なんですね
2024年05月04日 14:54撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/4 14:54
これが沢の名前の由来なんですね
無事下山
2024年05月04日 15:06撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/4 15:06
無事下山
これも差し入れですが釣ったホッケがめちゃくちゃ味が濃くて美味しかった!!
2024年05月04日 17:57撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/4 17:57
これも差し入れですが釣ったホッケがめちゃくちゃ味が濃くて美味しかった!!
2日目は鍋
2024年05月04日 17:57撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/4 17:57
2日目は鍋
利尻の焼酎は原材料が昆布!
2024年05月04日 18:55撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/4 18:55
利尻の焼酎は原材料が昆布!
眺めの良いところで
眺めの良いところで
山頂の集合写真
風がなくて奇跡のようでした
風がなくて奇跡のようでした
記念になります
しつこいようですがあのてっぺんから滑ってきました
1
しつこいようですがあのてっぺんから滑ってきました
良く朝はペシ岬まで朝ラン
2024年05月05日 07:15撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/5 7:15
良く朝はペシ岬まで朝ラン
樺太が見えます
2024年05月05日 07:15撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/5 7:15
樺太が見えます
あの頂上から滑走してきました(しつこい)
2024年05月05日 07:18撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
2
5/5 7:18
あの頂上から滑走してきました(しつこい)
余韻に浸っていますが夢の時間もいよいよ終わりです
2024年05月05日 08:06撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/5 8:06
余韻に浸っていますが夢の時間もいよいよ終わりです
グッバイ利尻!
2024年05月05日 09:01撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/5 9:01
グッバイ利尻!
手荷物は合計20kg以下。行きでは3kgほどオーバーしたので紙袋に入れ替えて手荷物にしました。小さくできるトートバッグがあると有用だと思いました。
2024年05月05日 10:50撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/5 10:50
手荷物は合計20kg以下。行きでは3kgほどオーバーしたので紙袋に入れ替えて手荷物にしました。小さくできるトートバッグがあると有用だと思いました。
せっかく北海道に来たので美味しいものでも食べようとタクシーに乗り込んで連れて行ってくれるよう頼みましたが、丘珠空港の近くにそういうお店はないし、あったとしても1時間待ち(トリトン回転寿司)なので飛行機の時間に間に合わないと言われ断念。空港内で味噌ラーメンを食べましたが、これがなかなか美味しかったです。
2024年05月05日 11:00撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/5 11:00
せっかく北海道に来たので美味しいものでも食べようとタクシーに乗り込んで連れて行ってくれるよう頼みましたが、丘珠空港の近くにそういうお店はないし、あったとしても1時間待ち(トリトン回転寿司)なので飛行機の時間に間に合わないと言われ断念。空港内で味噌ラーメンを食べましたが、これがなかなか美味しかったです。
帰って来て夕食を家族と。お土産で買ったジンギスカンと牛肉のさがり。めちゃウマ!
2024年05月05日 18:50撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/5 18:50
帰って来て夕食を家族と。お土産で買ったジンギスカンと牛肉のさがり。めちゃウマ!
チーズケーキが美味すぎです!!高いだけある。
2024年05月05日 19:55撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/5 19:55
チーズケーキが美味すぎです!!高いだけある。
利尻スープはお茶漬けが合います
2024年05月05日 20:53撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/5 20:53
利尻スープはお茶漬けが合います

装備

個人装備
GPS ビーコン ゾンデ棒 シャベル ヘルメット ゴーグル ウェイペット アイゼン ツェルト エマージェンシーシート エイドキッド ガス コッヘル 防寒着

感想

昨年の夏にトムラウシ山でお世話になった小樽在住のFさんから利尻山に滑りに行くけど一緒にどうかとのお誘いのメール。

利尻って利尻島の利尻?行こうと思ったこともない場所だけど調べてみると新潟から札幌丘珠空港で乗り換えて飛行機で行けるらしい。トキエアも就航したし一人だと中々行けないところなのでこの機会に行ってみるかということで即答。

今回の目的は利尻山山頂からBC SHORTで山滑走すること。FさんはBC SHORTのアンバサダーで今回の参加者は皆BC SHORTのオーナー。北アルプスから薮山まで滑れる機動力の高いBC SHORTは単なる山道具ではなくてコミニュケーションツールになっているようだ。同じ道具を使って共通の趣味がある人達が仲良くならないはずがない。

メンバーは小樽のFさん、江別のMさん、釧路のTさん、札幌のMOさん、利尻島在住のガイドのYYさんに山岳警備隊のOさん、そして俺。MOさんとYYさんは女性で山岳警備隊のOさんは30代の若者。あとは俺を含めて50代から60代だ。それぞれ山やスキーの分野でスペシャリストの人達。そんな人達がプライベートで参加してくれている。すごい人脈。

利尻山ツアーの行程は以下の通り。利尻空港から宿泊するコテージへは、これもFさんの人脈で利尻空港職員のKさんが送迎してくれ、翌日のコテージ〜登山口まではガイドのYYさんが送迎してくれることに。至れり尽せりでありがたい。

5/3
新潟空港10:10発 - 札幌丘珠空港11:45着
札幌丘珠空港15:00発 - 利尻空港15:55着
コテージ宿泊、夕飯自炊
5/4
利尻山5:30登山開始 - 12:00山頂 - 15:00下山
コテージ宿泊、夕飯自炊
5/5
利尻空港9:15発 - 札幌丘珠空港10:05着
札幌丘珠空港12:15発 - 新潟空港14:00着

航空チケットはハイシーズンで割高だったけど往復で約7.5万円、滞在費は2泊もしたのに食費、酒代を全て含めて割り勘で1万円もかからず。かなり割安で感謝しかない。

前日の宴会はエゾジカやアイヌネギ、利尻の海産類の差し入れでかなり盛り上がり遅くなってしまいましたが、当日は4時起床の5時半登山開始。
雪が付いていれば沢から入ってシールで登る予定でしたが、事前の調査で利尻も今年は小雪で薮が出ているので夏道で行くことに。

トレランシューズで8合目まで登り、そこから本格的に雪が着いていたので、スキーブーツに履き替え9合目付近からブーツアイゼンを装着して山頂まで。
予報ではマイナス3℃で曇りで、山頂直下はクラストを覚悟していましたが、核心部と言われている 9合目から念のためにアイゼンとピッケルを装備したことで、危なげなく登頂することができました。
予報に反して気温が高くなり、風もなかったので実にラッキーでした。登っている間の気温は6〜12℃くらい。

洋上の独立峰は孤高で実に神秘的。利尻山は島民でも予報が難しいほど天気予報は当てにならず、とにかくいつも風が強くガスりやすいのでそう簡単に登頂を許してくれないそうです。ましてや雪のある時期に登頂できるのはかなりレアケース。にも関わらず無風で最高のコンディションだったのでガイドの人も驚いてました(笑)

記念撮影と休憩を済ませていざ山頂からドロップ!
登りで下から見上げた時はあまりの急傾斜で滑走は無理だと思いましたが、雪が緩んでいたことで、安全に滑走ができました。
それどころかフィルムクラストの極上のザラメで滑っていて楽しい!楽しい!!楽しい!!!
山頂直下を滑走した8合目の長官山へ向けてトラバース。途中、薮こぎもありましたが、ほんの数メートル。長官山の下から夏道に入り雪の付いているところから甘露の沢へドロップ。ここの沢が長くて斜度もあって楽しめました。
標高を下げる次第にストップスノー気味に雪質が変わりましたが、それでも快適。沢の出口は石と薮のミックスでしたが、BC SHORTなので難なく通過。装備をトレランシューズに履き替えて夏道に戻り登山口まで10分ほど。
それなりの覚悟をして挑んだ山頂滑走の利尻山でしたが、怪我もトラブルも危ないところもなく無難に下山できて本当に良かったです。
ご一緒してくれた皆さん、送迎をしてくれたKさん、そして企画をしてくれた小樽のFさん、本当にありがとうございました。またご一緒しましょう😊


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