クワウンナイ川〜トムラウシ山〜化雲岳〜天人峡温泉

2023年07月02日(日) ~ 2023年07月05日(水)

• GPS: 41:41
• 距離: 37.3km
• 登り: 2,180m
• 下り: 2,167m

コースタイム

1日目

• 山行: 11:32
• 休憩: 0:02
• 合計: 11:34

距離 9.6km 登り 447m 下り 70m

4:15 天人峡駐車場
5:05 5:07 ポンカウンナイ沢出合
15:49 上二股（カウン沢出合）

2日目

• 山行: 9:48
• 休憩: 0:00
• 合計: 9:48

距離 3.9km 登り 529m 下り 106m

4:41 上二股（カウン沢出合）
14:29 宿泊地

3日目

• 山行: 10:33
• 休憩: 0:38
• 合計: 11:11

距離 9.7km 登り 865m 下り 578m

4:30 宿泊地
10:33 10:34 ロックガーデン
11:12 北沼
11:40 12:08 トムラウシ山
12:42 北沼
13:15 13:17 ロックガーデン
14:07 14:11 日本庭園
14:14 14:16 天沼
14:58 14:59 ヒサゴのコル
15:41 ヒサゴ沼避難小屋

4日目

• 山行: 8:13
• 休憩: 0:36
• 合計: 8:49

距離 14.1km 登り 339m 下り 1,431m

4:24 ヒサゴ沼避難小屋
5:59 6:00 ヒサゴ沼分岐
6:35 6:51 化雲岳
10:24 第一公園
12:15 12:34 滝見台
13:09 天人峡登山口
13:13 天人峡駐車場

天候

7/2-4 曇り時々晴れ一時小雨、7/5 快晴のち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

天人峡温泉駐車場をベースとしました。

コース状況／危険箇所等

7月初旬はまだ水かさが多いようです。

その他周辺情報

(1)北海道森林管理局への事前入林届出が必須です。
クワウンナイ川入渓の取り扱いについて：北海道森林管理局
https://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/kamikawatyubu/nyuukeitetuzuki/index.html
直前にご挨拶に伺って頂いたご担当者の名刺情報：
林野庁 北海道森林管理局 上川中部森林管理署
地域林政調整官 本田秀樹

(2)北海道警察への登山届。今回は郵送し、受理確認を受けてから出発しています。

単独行は認められません。携行トイレを使用のこと。山岳保険加入。

写真

7/2 4:29

ここから旧林道を辿って入渓点へ向かいます。

7/2 4:59

さっそく渡渉開始。

7/2 6:40

S字ゴルジュをバックに。

7/2 7:16

7/2 7:22

右岸に柱状節理。

7/2 10:38

渡渉が数えきれないくらい続きます。

7/2 12:03

ロープを出す場面も。

7/2 17:30

一日目はカウン沢出合でキャンプ。

7/3 5:01

【ここから二日目】今日も頑張って行きましょう。

7/3 5:23

7/3 5:36

7/3 5:46

7/3 6:22

魚止ノ滝。

7/3 6:30

7/3 6:36

第二（？）魚止ノ滝を越えると…

7/3 6:47

滝ノ瀬十三丁の始まりです。

7/3 6:51

思わず顔がにやけてしまいます。

7/3 6:52

7/3 6:54

7/3 6:54

7/3 6:59

7/3 7:03

7/3 7:04

7/3 7:06

7/3 7:06

7/3 7:08

7/3 7:12

7/3 7:16

7/3 7:20

奥ノ二股

7/3 7:25

7/3 7:27

7/3 7:27

7/3 7:29

7/3 7:29

7/3 7:32

7/3 7:32

天然のウォータースライダーもたくさん。もっと暑ければ、ジャブジャブ遊ぶのもありでしょう。

7/3 7:32

7/3 7:33

7/3 7:59

どこまでも続く。

7/3 7:59

幅も長さも、特級ですね。

7/3 8:01

7/3 8:06

7/3 8:06

7/3 9:25

7/3 9:28

7/3 9:30

7/3 9:35

7/3 9:35

7/3 9:42

7/3 9:45

7/3 9:51

振り返る。

7/3 10:23

ハング滝。

7/3 10:24

エゾノリュウキンカ。

7/3 10:32

この辺りにはエゾノリュウキンカの群落がたくさんありました。

7/3 10:38

ハング滝は左岸からも巻けるようですが、私たちはオーソドックスに右岸から巻きました。残置ロープもありましたが、持参したロープを出して、ザックを吊り上げ。

7/3 12:26

7/3 12:35

7/3 15:48

二日目はここまでとしました。

7/4 4:41

【ここから三日目】小雨の中を出発。

7/4 5:18

7/4 5:29

7/4 5:38

ハング穴滝。スダレ滝とも言うのかな？

7/4 5:49

7/4 5:57

7/4 6:03

これが最後の滝だろうと思って記念撮影。

7/4 6:46

ここは雪渓をカットして通過。

7/4 7:21

神々の庭に立ち入った証ですね。

7/4 7:59

雪渓が広がる源頭部。

7/4 8:06

神々の落としモノ。

7/4 8:22

稜線の上に青空。

7/4 8:39

ロックガーデンに突入。

7/4 8:53

エゾノツガザクラ（かな）。

7/4 9:01

イワウメ（かな）。

7/4 9:48

クワウンナイ川の最初の一滴を作り出す最上部の雪渓の上で記念撮影。

7/4 10:11

そのすぐ上に一般登山道。

7/4 10:57

チシマキンバイソウ（かな）。

7/4 11:01

7/4 11:08

北沼。

7/4 11:15

かなり大きな音がして振り向くと雪渓が崩れ落ちていました。

7/4 11:27

キバナシャクナゲ。

7/4 11:57

個人的には約44.9年ぶり2回目のトムラウシ山。

7/4 12:40

エゾコザクラ（かな）。

7/4 12:41

7/4 12:52

7/4 15:46

三日目はヒサゴ沼畔でキャンプ。

7/5 3:34

【ここから四日目】最終日は快晴でスタート。奥にはニペソツ山。

7/5 5:07

雪渓を登り、化雲岳を目指します。

7/5 5:33

振り返れば、東大雪の山並み：左から音更山〜石狩岳〜ニペソツ山〜ウペペサンケ山。それらの手前は沼ノ原湿原。

7/5 5:54

チングルマが密です。

7/5 5:56

チングルマのお花畑の中を気持ちよく進みます。右奥には化雲岳（の岩のポコ）。

7/5 6:17

化雲岳の岩のポコ。

7/5 6:20

右奥に大雪山旭岳。

7/5 6:21

バックにトムラウシ山、さらに右奥には十勝連峰。

7/5 7:57

手前はキバナシャクナゲ。

7/5 8:24

ハイマツ帯をかき分けて進む。

7/5 10:24

ワタスゲのお花畑。奥には白雲岳。

7/5 10:25

ワタスゲ。

7/5 10:28

ワタスゲ。

7/5 12:18

羽衣ノ滝が見下ろせるようになると、ゴールも近い。

7/5 13:12

万歳！　天人峡に全員無事下山。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

nomoshin

憧れていたクワウンナイ川遡行、山仲間三人で行ってきました。うち一名は経験者(大学沢登り同好会時代に2回遡行)でしかも日本山岳ガイド協会(東京山岳ガイド協会所属)の有資格者、計画・準備段階から実行までリードして頂きました。

山中2泊の予定が3泊になりました。7月初旬ではまだ雪解けの影響が残っており、降雨が少なくとも水量が豊富で、しかも上流では水も冷たく、ボディーブローのように体力を消耗しました。また北海道の中心山岳地帯でありスケールも大きくて、技術や体力は当然として、判断力やチームワークなどを含めた総合力を問われる山行でした。その分、全員無事に下山できた喜びもひとしおで、高校時代の部活をご縁として良き仲間に出会え、卒業して還暦を過ぎても一緒に遊べることは尊い財産です。

事前の下調べのガイドブックやレコでは簡単に行ってきたかのような記録も多々見かけましたが、かつては遭難が相次ぎ一時入渓禁止となっていた川であることに敬意を払う必要があるかと思いました。

コメント

Junjapa

junjapaです。充実した素晴らしい山行を楽しまれましたね。こちらも十分に楽しませていただきました。ありがとうございます。
私は行ったことがないのですが、是非行ってみたいと思わせてくれる山沢ですね。
ちなみに沢靴はラバーですか。フエルトでしょうか。
あ、それとクマ対策はどうされたでしょうか？

nomoshin

Junjapaさん
ご無沙汰です。コメントありがとうございます。
沢靴はフェルト底です。
熊対策は、それぞれが鈴と笛、さらに一人が撃退スプレーを携行しました。

Junjapa

nomoshinさん　参考になります。有難うございました😊❗️