関西遠征その5 愛宕山 風情ある雪景色
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,067m
- 下り
- 1,055m
コースタイム
天候 | 曇り 山頂付近では小雪 登山口では1℃ 山頂付近はマイナス3℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
階段状の登山道、約4劼瞭擦100mずつ地元消防団が作った看板があり、自分の位置を確認しやすいし、クスリと笑えるものもある。 7合目より上は雪道。アイゼンをはいている人は数名であった。地元の野球少年団が野球用靴で登っていた。一応6本爪を持ってあがったが、それは荷物になった。(結局使わなかった) |
その他周辺情報 | ほぼ午前中に山行を終えたため、午後は次の日の登山口に近いところに移動する。その中で「東条ふれあいセンターとどろき荘」で温泉に入る。 |
写真
感想
この師走に関西の方に行ってきました。
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12月28日、私は清滝駐車場に車を入れた。愛宕山は正直迷った山であった。前日までスマホで山行記録を読んでいくと、頂上付近はアイゼンが必要とのこと。6本爪は持ってきているのであるが、歩き方には自信がない。寒そうだしなあ・・・とも思っていた。
しかし、結果から言うとアイゼンは使わなかった、滑ったところもなかった。アイゼンをつけていた人は3人ほど見たが全体の9割近くはノーアイゼンで登っていたように感じた。
愛宕山は全国の愛宕神社の総本山ということもあり厳粛な雰囲気を楽しむことができる。もちろん江戸時代からある「○丁目」という石碑を目印にして登ることもできるが、それよりも地元消防団制作による看板が面白かった。すべてを撮影することができなかったが、一時期はやった「点取り占い」のような楽しさがあった。
それ以外にも、歴史的に貴重なところがいろいろあるようでさまざまな看板や説明文に足を止め、読みふけることも多かった。
登山道は整備されていることもあり登りやすい、最初から最後までほとんどが階段であるが・・・。
3合目付近の東屋では浜松から来たという人と少し話し込んだ。帰省してきたのだそうだ。そして「新田次郎」「ディープインパクト」という落書き・・・本人が来たのか、馬が来たのか、隕石が降ったのか・・・。
7合目付近の東屋では、下山者がアイゼンを外していた。ここらから雪や氷の登山道である。しかし、アイゼンなしできている人も多く私も、できるだけノーアイゼンで粘ろうとした。
黒門を超え、いよいよ境内に入る。樹氷が幻想的な雰囲気をかもしだす。樹氷を写真にとり、ふうと白い息を吐く。
同じ雪景色でも北海道神宮とは雰囲気が全く違う、ここは京都なのだ。701年〜704年(天宝年間)に役小角らにより創建され、防火に霊験があるとされている。近代社格制度では「府社」とされ、現在は別表扱いである。なお、社務所内はアイゼン禁止である。
社務所前の石階段を10本爪アイゼンで登っている大柄な人がいたが、アイゼンって丈夫なんだなあと思った・・・あれだけの体重をそのまま支えるなんて・・・。
境内を簡易地図を見てみると少し離れたところに一等三角点があるらしい。これは行かねばと思って近くの人に聞いてみると「私も今から向かうところです」ということなので同行させてもらった、しかし早い早い、写真を撮る暇もない、山が大好きなベテランさん、日本百名山もあと1座を残すのみだという。三角点まで連れてきていただき、そこで少し話す。山座同定、HPのこと、ヤマレコのこと・・・。
ベテランさんが先に去られたので、私も三角点を立ち去る。三角点では比叡山が鉄塔に隠れて見えなかったのだが、少しずれると比叡山がきれいに見えている。一度比叡山にはお邪魔しているので今回は候補に挙げなかったら、誰かとだったら行きたいなと思った。また、伊吹山、比良ヶ岳も見えていた、きっと昨日登った三上山(近江富士)も見えていると思うのだが、私にはわからなかった。
さて、下山である。これから登ってくる人とどんどんすれ違う。登山靴を履いている人は半分くらいか。アイゼンはなくても登山靴もしくは雪靴が望ましいと思った。結局アイゼンをはかなくても全く滑らずに降りてくることができた。
愛宕山は、今日この日に登れてよかった山だと思う。夏に蝉の声を聞きながらふうふう登ったり、秋や春の花を愛でながら登るのもよいであろう。でも、今日のこの雰囲気、私は今までの山行の中でなかなか経験できない風情を感じた山行でした。
さて、この日は午後から雨の予想が出ていて、車で兵庫県に入ったあたりでぽつぽつと雨が降り出し、温泉に入るころには本降りになっていた。
きつい日と楽な日を交互に登っている。今日は結構きつかったので明日は楽な山行の予定である。
京都の愛宕山で、お会いした「はるかぜ」です。その節は、たいへんお世話になりありがとうございました。エネルギッシュな活動内容拝見し、感服いたしております。当方も、やっと先日、百名山最後の光岳へ行きました。
こんにちは。覚えております。愛宕山の三角点、良い風景でした。
無事に光岳についたということで、日本百名山完登おめでとうございます。
私はとても無理かなと思っていますが、90くらいまでは頑張ろうと思っております。
ただいま北陸遠征から戻ってきて、ものすごい疲労感に達しています。遠征ってきついものだな、山登りって大変なものだなあと改めて体全体で感じています。とにかく、ご来訪ありがとうございます、そして日本百名山完登おめでとうございます。
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