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Yamareco

記録ID: 568818
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
京都・北摂

関西遠征その5  愛宕山  風情ある雪景色

2014年12月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
11.2km
登り
1,067m
下り
1,055m

コースタイム

日帰り
山行
4:51
休憩
0:10
合計
5:01
7:04
7:04
102
8:46
8:46
4
8:50
8:50
17
9:07
9:07
16
9:23
9:27
1
9:28
9:28
29
10:42
10:42
2
10:44
10:44
68
11:52
11:52
4
11:56
ゴール地点
天候 曇り 山頂付近では小雪  登山口では1℃ 山頂付近はマイナス3℃
過去天気図(気象庁) 2014年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
清滝駐車場 付近にもいろいろあるのだが初めてということもあり、管理人が常駐している駐車場に停める。1回1000円(土・休日)
コース状況/
危険箇所等
 階段状の登山道、約4劼瞭擦100mずつ地元消防団が作った看板があり、自分の位置を確認しやすいし、クスリと笑えるものもある。
 7合目より上は雪道。アイゼンをはいている人は数名であった。地元の野球少年団が野球用靴で登っていた。一応6本爪を持ってあがったが、それは荷物になった。(結局使わなかった)
その他周辺情報  ほぼ午前中に山行を終えたため、午後は次の日の登山口に近いところに移動する。その中で「東条ふれあいセンターとどろき荘」で温泉に入る。
駐車場、先客は1台のみ
駐車場、先客は1台のみ
少し登ると、ここにも小学校があったんですねえ。
少し登ると、ここにも小学校があったんですねえ。
燧権現の跡
地元の消防団によるこの看板が楽しくて、つらさを忘れてしまいます。
地元の消防団によるこの看板が楽しくて、つらさを忘れてしまいます。
こんな道をゆっくりゆっくり行きます。
こんな道をゆっくりゆっくり行きます。
途中の東屋の落書き・・・ご本人が来たのでしょうか・・・。
途中の東屋の落書き・・・ご本人が来たのでしょうか・・・。
同じく東屋の落書き・・・ご本人が来たのでしょうか・・・人じゃないし・・・。
同じく東屋の落書き・・・ご本人が来たのでしょうか・・・人じゃないし・・・。
気温はマイナス1℃です。
気温はマイナス1℃です。
誰か私の愛の炎も燃やしてっ!!!
誰か私の愛の炎も燃やしてっ!!!
最後の「!!」がはっちゃけていますねえ。
最後の「!!」がはっちゃけていますねえ。
そうですね・・・備えあれば憂いなし・・・。
そうですね・・・備えあれば憂いなし・・・。
最後の「ばん!!」が語呂的には余計だと思えるのですが・・・。
最後の「ばん!!」が語呂的には余計だと思えるのですが・・・。
少し眺望も出てきました。亀岡方面は雲海ですねえ。
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少し眺望も出てきました。亀岡方面は雲海ですねえ。
京都市内方面。
大杉を祀ってあります。
大杉を祀ってあります。
緩やかに登っていきます。
緩やかに登っていきます。
最後のハートマークがイカしています。
最後のハートマークがイカしています。
本当、今日の愛宕山はよかったですよ。
本当、今日の愛宕山はよかったですよ。
京都では「おのぼりやす」って言うんですねえ。
京都では「おのぼりやす」って言うんですねえ。
いったい何に火をつけたのでしょうか・・・。ハートに火をつけたのだったら・・・責任とってね。
いったい何に火をつけたのでしょうか・・・。ハートに火をつけたのだったら・・・責任とってね。
水尾別れに到着しました。雪が出てきています。
水尾別れに到着しました。雪が出てきています。
上から降りてきた方が、ここでアイゼンを外していました。
2
上から降りてきた方が、ここでアイゼンを外していました。
そうだ、疲れているときに滑る雪道。
そうだ、疲れているときに滑る雪道。
花売り場だそうです。
花売り場だそうです。
ここで、アドレナリンですか!!
ここで、アドレナリンですか!!
えっ!!いったいどこがっ!!
驚かしたのですかね?
えっ!!いったいどこがっ!!
驚かしたのですかね?
お疲れ様でした。と言いながらさりげなく「神社まで300m」と書いてあります。
お疲れ様でした。と言いながらさりげなく「神社まで300m」と書いてあります。
そして、なぜか41もあったり・・・。
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そして、なぜか41もあったり・・・。
樹氷がきれいですね。
樹氷がきれいですね。
心が引き締まりますねえ。
心が引き締まりますねえ。
愛宕神社の境内を歩きます。
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愛宕神社の境内を歩きます。
あまり、登山者を歓迎していなっぽいですねえ。
あまり、登山者を歓迎していなっぽいですねえ。
門をくぐります。
門をくぐります。
階段を振り返って・・・。見事に凍っています。お参りをしている間は写真を撮りませんでした。
階段を振り返って・・・。見事に凍っています。お参りをしている間は写真を撮りませんでした。
愛宕山の一等三角点は、山頂より離れたところにあります。向かう人がいたので私もついていきました、なので途中の写真が取れませんでした。
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愛宕山の一等三角点は、山頂より離れたところにあります。向かう人がいたので私もついていきました、なので途中の写真が取れませんでした。
三角点から、琵琶湖方面。
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三角点から、琵琶湖方面。
比良ヶ岳方面
写真を撮り終えて、戻るとき振り返って撮影
写真を撮り終えて、戻るとき振り返って撮影
こんな分岐がありました。左側が三角点、手前が神社、右に行くと別の登山口に出るらしいです。
こんな分岐がありました。左側が三角点、手前が神社、右に行くと別の登山口に出るらしいです。
はい、比叡山。
奥に見えるのは伊吹山でしょうか?
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奥に見えるのは伊吹山でしょうか?
ちなみに、三角点に行ったあとにこの看板に気づきました。参拝していれば、山頂登頂と考えてよいようです。
ちなみに、三角点に行ったあとにこの看板に気づきました。参拝していれば、山頂登頂と考えてよいようです。
しばらく、山頂の様子を・・・。
しばらく、山頂の様子を・・・。
とても楽しい。
本当はもっと写真を撮っていたかった・・・。が、下山する。
本当はもっと写真を撮っていたかった・・・。が、下山する。
これは、もう防火の看板ではないなあ・・・。
これは、もう防火の看板ではないなあ・・・。
無理やりこじつけ。
無理やりこじつけ。
消防団に勧誘もしています。
消防団に勧誘もしています。
今日の温泉、

感想

 この師走に関西の方に行ってきました。
関西遠征1   葦毛湿原
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-571838.html
関西遠征2   猿投山
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関西遠征3   金華山
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関西遠征4   三上山(近江富士) そこに山があるから
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-569857.html
関西遠征おまけ  天保山  日本で二番目に低い山を見下ろす展望台
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関西遠征5   愛宕山  風情ある雪景色
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関西遠征6   六甲山  ロープウェー山頂駅より散策
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関西遠征7   二上山〜葛城山  師走の大縦走
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-568980.html
関西遠征8   金剛山  大晦日に散歩
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-569236.html

 12月28日、私は清滝駐車場に車を入れた。愛宕山は正直迷った山であった。前日までスマホで山行記録を読んでいくと、頂上付近はアイゼンが必要とのこと。6本爪は持ってきているのであるが、歩き方には自信がない。寒そうだしなあ・・・とも思っていた。
 しかし、結果から言うとアイゼンは使わなかった、滑ったところもなかった。アイゼンをつけていた人は3人ほど見たが全体の9割近くはノーアイゼンで登っていたように感じた。

 愛宕山は全国の愛宕神社の総本山ということもあり厳粛な雰囲気を楽しむことができる。もちろん江戸時代からある「○丁目」という石碑を目印にして登ることもできるが、それよりも地元消防団制作による看板が面白かった。すべてを撮影することができなかったが、一時期はやった「点取り占い」のような楽しさがあった。
 それ以外にも、歴史的に貴重なところがいろいろあるようでさまざまな看板や説明文に足を止め、読みふけることも多かった。
 登山道は整備されていることもあり登りやすい、最初から最後までほとんどが階段であるが・・・。

 3合目付近の東屋では浜松から来たという人と少し話し込んだ。帰省してきたのだそうだ。そして「新田次郎」「ディープインパクト」という落書き・・・本人が来たのか、馬が来たのか、隕石が降ったのか・・・。
 
 7合目付近の東屋では、下山者がアイゼンを外していた。ここらから雪や氷の登山道である。しかし、アイゼンなしできている人も多く私も、できるだけノーアイゼンで粘ろうとした。
 黒門を超え、いよいよ境内に入る。樹氷が幻想的な雰囲気をかもしだす。樹氷を写真にとり、ふうと白い息を吐く。
 同じ雪景色でも北海道神宮とは雰囲気が全く違う、ここは京都なのだ。701年〜704年(天宝年間)に役小角らにより創建され、防火に霊験があるとされている。近代社格制度では「府社」とされ、現在は別表扱いである。なお、社務所内はアイゼン禁止である。
 社務所前の石階段を10本爪アイゼンで登っている大柄な人がいたが、アイゼンって丈夫なんだなあと思った・・・あれだけの体重をそのまま支えるなんて・・・。

 境内を簡易地図を見てみると少し離れたところに一等三角点があるらしい。これは行かねばと思って近くの人に聞いてみると「私も今から向かうところです」ということなので同行させてもらった、しかし早い早い、写真を撮る暇もない、山が大好きなベテランさん、日本百名山もあと1座を残すのみだという。三角点まで連れてきていただき、そこで少し話す。山座同定、HPのこと、ヤマレコのこと・・・。

 ベテランさんが先に去られたので、私も三角点を立ち去る。三角点では比叡山が鉄塔に隠れて見えなかったのだが、少しずれると比叡山がきれいに見えている。一度比叡山にはお邪魔しているので今回は候補に挙げなかったら、誰かとだったら行きたいなと思った。また、伊吹山、比良ヶ岳も見えていた、きっと昨日登った三上山(近江富士)も見えていると思うのだが、私にはわからなかった。

 さて、下山である。これから登ってくる人とどんどんすれ違う。登山靴を履いている人は半分くらいか。アイゼンはなくても登山靴もしくは雪靴が望ましいと思った。結局アイゼンをはかなくても全く滑らずに降りてくることができた。
 
 愛宕山は、今日この日に登れてよかった山だと思う。夏に蝉の声を聞きながらふうふう登ったり、秋や春の花を愛でながら登るのもよいであろう。でも、今日のこの雰囲気、私は今までの山行の中でなかなか経験できない風情を感じた山行でした。

 さて、この日は午後から雨の予想が出ていて、車で兵庫県に入ったあたりでぽつぽつと雨が降り出し、温泉に入るころには本降りになっていた。
 きつい日と楽な日を交互に登っている。今日は結構きつかったので明日は楽な山行の予定である。

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コメント

初めまして
京都の愛宕山で、お会いした「はるかぜ」です。その節は、たいへんお世話になりありがとうございました。エネルギッシュな活動内容拝見し、感服いたしております。当方も、やっと先日、百名山最後の光岳へ行きました。
2015/7/27 10:58
Re: 初めまして
 こんにちは。覚えております。愛宕山の三角点、良い風景でした。
 無事に光岳についたということで、日本百名山完登おめでとうございます。
 私はとても無理かなと思っていますが、90くらいまでは頑張ろうと思っております。
 ただいま北陸遠征から戻ってきて、ものすごい疲労感に達しています。遠征ってきついものだな、山登りって大変なものだなあと改めて体全体で感じています。とにかく、ご来訪ありがとうございます、そして日本百名山完登おめでとうございます。
2015/7/27 20:23
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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