北ア(笠ヶ岳・抜戸岳・弓折岳)新穂高温泉
- GPS
- 33:41
- 距離
- 32.2km
- 登り
- 2,578m
- 下り
- 2,577m
コースタイム
- 山行
- 10:13
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 11:08
- 山行
- 9:28
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 9:47
04:47 市営新穂高第1駐車場出発
04:54 左俣登山口 04:58
05:46 笠新道入口 05:57
09:51 杓子平 10:13
11:45 笠新道分岐 11:49
13:00 笠ヶ岳テン場(テント設営) 13:45
14:13 笠ヶ岳山荘
14:32 笠ヶ岳山頂 14:42
14:52 笠ケ岳山荘(テント受付) 15:20
15:55 笠ケ岳テン場(テン泊)
■2023/07/17
04:33 笠ケ岳テン場
05:38 笠新道分岐
05:43 抜戸岳分岐
05:46 抜戸岳 05:55
05:58 抜戸岳分岐
06:55 秩父平
07:55 大ノマ岳 08:01
08:32 大ノマ乗越
09:01 弓折岳 09:05
09:15 弓折乗越
09:53 鏡平山荘 10:05
10:06 鏡池 10:22
10:58 シシウドヶ原 11:00
11:31 イタドリヶ原
11:48 チボ岩
12:11 秩父沢出合 12:17
12:53 小池新道登山口 12:56
13:14 ワサビ平小屋 13:21
13:34 笠新道入口
14:26 市営新穂高第1駐車場帰着
天候 | ■2023/07/16 終日ガスで展望ナシ ■2023/07/17 快晴、展望抜群 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(都内−中央自動車道−市営新穂高第1駐車場:320km) ■復路:市営新穂高第1駐車場−県道475号−<栃尾>−国道471号−<安房トンネル>−国道158号−<松本IC>−長野自動車道−<更埴JCT>−上信越自動車道−<藤岡JCT>−関越自動車道−首都高速−都内 (市営新穂高第1駐車場−上信越自動車道−関越自動車道−都内:365km) ■駐車場 新穂高温泉に入ったのは17時前でしたが、登山者用の市営新穂高第3駐車場(P3)は満車で駐車場入口には係員が立っていました。日帰り下山者で空きができるのではないかと、入口でしばらく待ちましたが下山者の姿は見えないので有料駐車場に移動しました。ロープウェイが運休しているので、閉められている駐車場もあり、仕方なく一番上の第1駐車場(P1)に停めました。ここは6時間毎に600円なので2日間で4,800円です。上下二段の駐車場ですが下段はほぼ満杯、上段はガラガラでした。以前よく停めていた民間の駐車場(P4)は料金所が撤去されてネット予約にシステムが変わっていました。 ■マップコード 市営新穂高第1駐車場(ロープウェイ観光用) 898 114 853*27 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■新穂高温泉ー笠ヶ岳 笠新道は登り口から急登が続きます。登山道は明瞭ですが、杓子平までほぼ登り一辺倒ですから、ペースを崩さないように。杓子平で一息つけますが、抜戸岳の登りもガレていて急登です。稜線に出てしまうといくつかのピークは巻いていくのでテン場までは楽ですが、テン場から山荘までがガレの登りです。 ■笠ヶ岳ー弓折乗越 笠ヶ岳のテン場から笠新道分岐まで大きなアップダウンもなく、快適に歩けます。抜戸岳へは分岐から5分ほど秩父平の方向に歩くと、山頂への道標があります。 抜戸岳からは秩父平に下り大ノマ岳への登り、大ノマ岳からは大ノマ乗越に下り弓折岳に登ると弓折乗越はすぐです。 ■弓折乗越−新穂高温泉 笠ヶ岳から弓折乗越までの稜線は、日差しは強くても風があり涼しく、ほとんど汗をかきませんでしたが、ここからの小池新道はほぼ無風で、下り一辺倒とはいえ暑かったです。 熱中症にならないように、鏡平山荘ではアレを補給して、秩父沢では冷水を浴びて暑さ対策をしましょう。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉「ひがくの湯」 http://www.okuhida.or.jp/roten_catalog/detail?id=1704 |
写真
感想
昔せわしなく歩いた北アルプスを、テントを担いでゆっくりノンビリ歩く山行は、2019年8月の第十弾「朝日岳&旭岳」を最後に中止となっていた。
コロナ禍が始まった2019年12月以降、人の多いメジャーな山域は避け、静かな里山中心の山行が続いていた。
コロナ禍が収まったわけではないが、ゆっくりノンビリの北アのテン泊をそろそろ再開したいと思い、まずは笠ヶ岳を第十一弾に選んだ。
笠ヶ岳は過去に2回登っていると思うが、記録もなければ写真のかけらもない。いくつか見つからない過去記録や写真もあるので、どこか別のところに保管してあるのかもしれないが、見つからない記録はゆっくりノンビリ再訪しよう。
当初、笠ヶ岳はクリヤ谷を登り笠ヶ岳でテン泊、笠新道から新穂高温泉に戻る計画を立てていた。
ところが過去に登った抜戸岳や弓折岳の記録も見つからないので、急遽笠新道を登り、翌日小池新道を下山するルートに変更をした。
海の日を含めたこの週末の3連休、週末が近づくにつれ中日もあまりよい予報ではなくなってきたけれど、最終日は好天が期待できた。
初日は松本市内で所用を済ませ夕方新穂高温線に移動した。その日は新穂高温泉で車中泊をして、翌日は笠新道で笠ヶ岳のテン場でまで歩いた。予報通りガスガスで展望は全くなかったが、テン泊装備の笠新道がこんなにもキツかったか、若い頃の記憶しかなかったので、過ぎた年月に思い知らされた。
最終日、3時に目覚め朝食の準備をしながら出発の準備をした。外はまだ真っ暗だけど、星が煌めき槍穂の稜線に雲はなかった。4時を過ぎて笠ヶ岳の山頂が輝き出したけれど、帰路は弓折乗越から小池新道を下る。笠ヶ岳の山頂には多くの人が見えたけれど、昨日登った山頂には今日は行かずにテン場を後にした。今日の最初のミッションは抜戸岳、以前笠新道の分岐から登ったことはあるが今回は分岐を通り越して抜戸岳の西斜面を登る。分岐道標があるのか、登山道があるのか記憶はなかったが、地図検索では足跡があり登れそうな感じだった。笠新道分岐を過ぎて5分ほど歩くと、抜戸岳への道標があった。登山道というよりガレ場に付けられた踏み跡程度だったが、数分で山頂に立つことができた。百高山にしては山頂標はみすぼらしかったが展望は抜群、特に笠ヶ岳が素晴らしかった。
次のピークは大ノマ岳、登山道は山頂を通っていないが山頂まで登ってみた。踏み跡はあったが、一面ハイマツに覆われ山頂らしきものは見つからなかった。この山頂からは黒部五郎岳が近かった。
最後のピーク弓折岳からは双六岳が目の前だった。今日はここまで、弓折乗越から小池新道を下山した。
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