ヒヤヒヤの下山路(赤指尾根ー雲取山ー天祖山ー日原)
- GPS
- 29:18
- 距離
- 38.5km
- 登り
- 3,340m
- 下り
- 3,567m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 6:28
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 8:42
天候 | 晴れ(#^.^#)、風穏やか 気温:−8度 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
0737 奥多摩駅着 0745 峰谷行きバス乗車 0821 峰谷着 帰り 1230 東日原着 1346 不老バス停 1355 南一丁目バス停 (入浴、食事) 1603 奥多摩駅発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪の状況: 雲取山から北方へ向かうなら、(軽)アイゼン必携です。 雲取山から白岩山分岐まではトレース多数。1月1日の降雪の影響か、芋ノ木ドッケ取り付きころからトレース無し。積雪40cm程度。水松(アララギ)山手前巻き道で、一杯水から雲取に向かう男性1名と行きあったのみ。 危険: 大日神社からの下山路、最後の200mのあたりは道幅60cm程度と狭く、雪・氷があれば滑落の危険高いと感じました。 道路: 日原鍾乳洞バス停から先の日原川沿い道路はカチンコチンです。 |
その他周辺情報 | 駅前路地の小料理屋で、岩魚の燻製で一杯が美味い! 常に満員の「もxxの湯」ではない温泉で、ゆったりのんびり! |
写真
装備
備考 | モンベルのチェーンスパイクが活躍しました。 |
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感想
1月3日 0735時。気温−2度。奥多摩駅下車のハイカーはいつもより少ない感じ。(ここでタクシーの連絡先を確認すべきであった。後述)峰谷行きのバスで発車を待ちます。
峰谷ー千本ツツジ分岐
0835時 バス終点まで行ったのは我々のほかに3名。ここから、階段を上り、道路を登り、犬に吠えられ、道路。また、吠えられ、大樹のあるところで小休止。道路を数10メートル進むと、ゲートを超えます。さて、ここからいよいよ登山道。赤指山東側を通過し、留浦への分岐あたりから、斜度が増す。ヒーフー行っている間にえ千本ツツジ分岐。ここでランチブレイク。七つ石小屋への分岐から3人様とごあいさつ。(雲取山荘で再会)
分岐ー雲取山
1305時。七つ石山からの360度眺望を楽しんだ後は、一気に雲取山へ。奥多摩小屋辺りから西風が冷たい。雲取山でさっさと下山しようとしているところに、異国の女性が登頂。(寒いから声掛けるなよ)と思っていると、「フジサンとトゥギャザー?」ルー大柴が憑依した相棒が写真を撮ってあげている。「ザットイズ シンジュク」「オー?」と楽しそう。mokejiが「一人で来たのですか?」と聞くと不審げな顔になりコミュニケーション終了。はい、雲取山荘に向かいますよ〜。どんどん西風が強くなる。テン場の先着様は3張。山荘で明日のルートを問うと「雪もあるし、ソロで初めてなら止めた方がいい。二人なら、まあ、大丈夫かな?」
雲取山テン泊
1530時、気温−5度。木陰で雪を踏み固めて家を設営し、まずはカンパーイ。鍋をつついた後は、炊事小屋に1組だけのようので潜入。彼らは昼間にあった3人組。暖をとりつつ、ホットワインを楽しむ。「遅れたのでタクシーで来たのですよ」の言葉を明日、思い出すことに。
1月4日 0300起床、0400雑煮で腹ごしらえ、0505時出発。テント内は6度、外は-5度でした。明け方、芋ノ木ドッケで雪にトレースが無ければ、戻るエスケープ方針でスタート。ぼんやりしたトレースが見え隠れするが、長沢背稜では全くなし、ピンクテープを探し、1/25000地形図とコンパスでルーティング。1月1日の降雪か?雪は40cmくらい。水松山手前はピークを北へ巻きます。ここで、「5時に1杯水をスタートしました」という20代風の男性と言葉を交わします。このトレースをたどればいいのですが、我々は天祖山へ向かうので、分岐までのトレースだけ。天祖神社手前の小ピークはきついわ〜。天祖山を越えるとあとはグイグイ下げていきます。大日神社は朽ち落ちていました。高度1200mまで、チェーンスパイクを装着したまま。その先、水場の辺りから斜度が増して、常に「カラカラカラ」と落石の音がします。登山口手前200mあたりは右手は滑落するとアウトの日原川の谷が待ち受けており、ここは積雪があると危険でしょう。
林道ー車道−温泉
1115時下山。道路はツルツルなので、スパイク再装着。橋の手前100mまで使用しました。1155時 日原バス停着。バスは1330時発なので奥多摩へ歩きながら、昨夜の「タクシー利用した」話を思い出し、タクシーを呼びましたが、近くのタクシー会社は2年前に撤退した由。トホホの思いで歩き続けます。川沿いの路でトンネルや、日陰は寒い、山側からは落石のあるつまらない舗装路ですが、「猿だ!」と思ったらロッククライミングであったり、東京一高い橋、トロッコを発見するなど歩いているから気づくポイントを楽しんだのでした。
このまま、歩いて奥多摩まで行こうかという気持ちもあったのですがバスに追いつかれるようだったので「不老バス停」からはバスを利用。「三河屋」さんで貸し切り入浴を楽しみ、2015年最初のテン泊を満喫したのでした。
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