鹿島槍・五龍岳(柏原新道〜遠見尾根)《日本百名山》
- GPS
- --:--
- 距離
- 33.9km
- 登り
- 3,581m
- 下り
- 4,172m
コースタイム
- 山行
- 9:27
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 10:12
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 5:29
- 合計
- 13:38
天候 | 1日目:雨、2日目:霧後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2003年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
下山:JR大糸線飯盛駅 |
写真
感想
1日目(8/19)
19日信濃大町は曇り、山は裾野しか見えず嫌な感じ。バスが標高を稼ぐにつれてフロントガラスが濡れだし扇沢に着く頃には本降りとなってきた。6:08到着の終点で降りずにそのまま折り返し柏原新道の登山口まで乗せてもらい車道歩きをカット。バスを降りたのは3人、すでに雨用意を終えており一番に歩き出した。標高差1,000mの種池山荘まで2時間15分、よく整備された登山道を只管歩き8:23到着。雨の中、外のベンチで少休止の後、爺ヶ岳(2,670m)を目指し稜線の縦走路を行く。暫くすると雷鳥が登山道に! 歩を緩め様子を窺うと登山道を逃げて行くその先は大きな水溜りさあどうするかと思っていると飛び立った。やはり雷鳥も鳥なのだ、初めて飛ぶところを見た。
全く視界のない爺の3つの山頂を感動もなく通過。足元だけを見つめて歩くとトウヤクリンドウ、ヤマトリカブト、タカラコウが今を盛りに静かに咲き、すれ違う人も少なく行程は頗る捗る。冷池山荘は9:56、鹿島槍ヶ岳(2,889m)は11:30、ここまでかと思っていたキレット小屋は12:44に到着、中で休憩させてもらい、初めての大休止をとった。キレットの尾根を越え五竜山荘には16:20到着した。長雨で殆ど下山してしまい本日は宿泊14人。笠原さんお奨めのカレーを美味しく頂いた。
2日目(8/20)
明けて20日は霧、雨は止んでいる。比較的余裕のある行程で6:15全然乾かない雨具を着て唐松へ出発。7:56唐松山頂に立ったがやはり雲の中。折り返して大黒岳辺りまで来ると剱岳方向から雲が切れてきた。小さな沼の近くでキヌガサソウとレイジンソウを発見、鞍部を乗越し白岳(2,541m)への登りに掛かる中程で今にも雲の切れそうな唐松を発見、嬉しくなり見晴らしのいい所で40分待ち遂に決定的なシャッターチャンスを捉えた。白岳の山頂に立つと長野側の谷からは雲がどんどん上がってくる。対照的に富山側はだんだん晴れ間が広がる。いい感じだ。長い遠見尾根を下ると右手には鹿島槍が鎮座しているが頂きは雲に隠れっぱなしで遂に姿は見られなかった。普通の人はゴンドラで下山するが、時間の有り過ぎる私はゲレンデの作業道を歩いて降り、途中から道を反れ飯森の十郎の湯に15:15到着、この日は北陸線の“きたぐに”で帰るので温泉で4時間も時間を潰した。こういう時一人は辛い!
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