天狗岳周遊(昨夏のリベンジ、最後に大失態)
- GPS
- 06:35
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,342m
- 下り
- 1,341m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
西天狗岳までは、バッチリトレースあり。むしろ渋滞して大変だった。西天狗より先は第一展望台まで、たまにトレースが出てくるが基本的に無し。赤テープも無し。まぁ、天気が良ければ、尾根沿いなので。ただ、1カ所5mくらいのトラバースがガチガチに凍っていて、アイゼンも刺さらない場所があり。慎重に渡ってください。唐沢鉱泉から渋ノ湯に抜ける道、全く分からず…。樹林帯の中を放浪してしまった。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
今日は、昨夏のリベンジで天狗岳に行ってきました。本沢温泉からではなく、渋ノ湯から行きました。
昨夜は、諏訪にて1泊。5時に出発して、渋ノ湯着が5:45くらい。旅館のおばちゃんに、駐車場代1000円を渡して準備にかかる。車は停まっているが、今日はまだ出てる人はいない模様。そそくさと準備を終わらせて、ちょうど明るくなってきたので出発。
高見岩の分岐まで、アイゼンは担いで行ったがちょっと滑り気味なので高見岩の分岐過ぎたとこでアイゼン装着。アイゼン付けるとサクサク進んでいけるので楽チンです。自分は、足が重いのはそんなに気にならないので別に問題なし。背後に北アルプスのモルゲンロートを背負いながら、順調に標高を稼いでいく。こっち側は、まだ陽が当ってこない。黒百合ヒュッテに到着し、やっと朝日を浴びる。テントも10張りくらいあったかな?ちょっと散歩してる人。朝食を準備してる人。などなどたくさんいました。ちょっと、休憩して中山峠に向かいます。
中山峠に着くと、野辺山方面は一面の雲海。久しぶりにこんな雲海を見た気がする。その向こうには金峰とかあの辺なのかな?
中山峠をあとにして、天狗岳の方に向かってしばらくすると天狗岳の雄姿が拝むことが出来ました。よく見ると、先行者すごくたくさん。ぞろぞろと群れをなして、登って行ってます。それを見ながら自分も天狗岳を目指して登っていきます。先行者の行列に追いつき、渋滞が始まりました。渋滞は、おととしくらいの富士山以来です。避けて登ってもいいけど、なんか落とすとヤバそうなので素直にのんびりと登っていきます。ゆっくりとしたペースなので寒いです。ちょっと進んでは止まっての繰り返しなので…。そんなこんなで、やっと頂上に着くことが出来ました。頂上は、人がたくさんいたので頂上の標識だけ撮って次の西天狗に向かいます。
西天狗に向かう下りは、アイゼンがよく効いてサクサク下れます。登りも先行者がたくさんいたのでちゃんと階段状になっています。頂上に着き、ここもたくさんの人で溢れかえっているので標識だけ撮り、あとにします。
さて、下ろうとする方を見るとトレースがありません。こんだけ人がいて誰も下らないのか…。ちょっと寂しい思いをしながら、下ることにします。
上から見ると、雪庇も出てないし目標のピークは見えるし、まぁ問題ないかな。こっち側は吹きさらしのようで、表面の雪がところどころ飛ばされてたりします。どちらかといえば、氷の雰囲気です。ほとんど埋まることはありませんでした。滑りそうで怖かったので、ちゃんと1歩1歩大事に下っていきます。下りきると、樹林帯の中を行きそうだったので、途中でコンパスを使い目標のピークに合わせておきました。樹林帯に入りしばらくすると、ちょっと前のトレースがありました。このトレースが曲者で、出てきたり消えたりするのでかなり不安になりながら付いて行きました。基本的に尾根沿いを行くので、左右を確認しながら下っていきます。
しばらく行くと目標にしていたピークに到着。せっかくなので記念に赤テープを贈呈。木に赤テープをつけて、次に進んできます。尾根沿いをたまにハマりながら進んでいくと、第二展望台の標識。展望台というだけあって、南八がバッチリみえます。記念撮影をして先に進みます。
ちょっと行くと、怪しげなトラバース。左は、完全に谷に落ちていて。落ちないようになのか緑のロープが張ってあります。ホントは避けていきたいけど、通るしかないみたい。1歩踏みだすと、「うん、刺さらない…」アイゼンが刺さりません。試しにピッケルも刺してみると、刺さりません。慎重にいくしかないのか…。たった5mくらいのトラバースだけどとても慎重に渡り切りました。ちょっとドキドキもんでした。
無事に渡り切り、先に進むと第一展望台です。ここからは、北アルプスの方と蓼科のほうの展望がよかったです。第一展望台をあとにしてしばらく行くと、今日付けたトレースに出くわしました。これからは、楽チンです。このトレースを馬鹿みたいに着いていけば良いんですから。唐沢鉱泉までは、このトレースが付いていました。
冬期休業中の唐沢鉱泉に着いて、渋ノ湯に向かう道を探します。唐沢鉱泉の建物の左側にありました。トレースありません。赤テープも2カ所で終わってました。もう、道なき道を藪漕ぎしながら進んでいきます。そうこうしているうちに現在位置も全く把握出来なくなってきました。地図を見ても、樹林帯の中なので全く目標物がありません。もう、目標のところまで来たのかと思ったのですが左に尾根が見えて尾根が落ちてる方が逆方向です。沢の音も聞こえるのですが、どうも目的の沢ではない模様。しばらく行くと左手に電線が見えたので、電線あれば道路があるはずなので遠回り覚悟で道路に出ることにしました。さすがにあれ以上鬱蒼とした樹林帯の中は精神的に無理でした。
道路に出てしばらく行くと、八方台に向かう林道に出ました。林道をダラダラと登っていくと、八方台に着きます。八方台から先ほどの道に出ることが出来るようなのですが、トレース無し赤テープ無しで自信無くしました。なので、素直に渋辰野館に出る道に向かうことにします。渋辰野館に出て、車道を登っていきます。林道ですら嫌いなのに、車道なんかもってのほかです。200mくらい進んで溜息をつき、また進んでは溜息をつき。それの繰り返しです。今日、一番つらい所でした。
やっと渋ノ湯の駐車場に着くことが出来ました。あ〜、結局行動時間が6時間越えちゃった…。色々と反省することが多い山でした。
ルートは、ちょっと最初の方がいい加減です。基本的には、最初の方は夏道通りに進んでます。これで見ると、唐沢鉱泉から全然違う方向に進んでたのが、バレバレですね…
良い天気で何よりでした!
やっぱり八ヶ岳は人が多いんですねぇ
樹林帯で迷ってしまいましたか!無事戻ってこれて何よりでございます。また、ご一緒いたしましょう!
あのあたりの樹林帯、大変だったと思います。
うっそうとしていて、夏で道が分かっていてもちょっと恐ろしげです。
昔、友人連れで、まさに逆ルートを夏にたどったことを思い出します。
西天狗の下りの稜線は怖そうですね。
でも、景色が良かったのが印象に残ってます。
樹林帯、夏でもかなり鬱蒼としてそうな感じでした。
西天狗から先、誰にも人に遭わなかったのでちょっと怖くなってさっさと車道に出ちゃいました。
逆ルートだと、西天狗の手前の登りがきつそうでした。下りが、かなり急で怖かったですから
西天狗から先は、確かに景色は良かったです。南八つも違う角度から見られて
araigengaさん、こんにちわ
そうですね、八ヶ岳は人が多いですね。特に天狗は多いような気がします。某雑誌で、冬山入門で紹介されてたりするのと黒百合ヒュッテが営業してることが大きな要因だと思います。
ほとんどの人が、前日黒百合ヒュッテ泊りだと思われます。
また、よろしくお願いします
無事下山なによりです。
天気もすごく良かったですね。羨ましい。
天狗あたりはスキー使えるとこありますか?
中山峠の東側とか・・・。
また遊びましょう
ihara1990さん、こんばんわ
中山峠の東側は、完全に落ち切ってます。絶対に無理だと思います…
あの辺は、岩場が多そうで無理っぽい感じです。
下の八方台の辺りは、山スキーを担いで登ってる人が一人だけいました。どこに下りたかは、確認してません。八方台から西側に下りたっぽいですけど…
中山峠の東側は、完全に落ち切ってます。絶対に無理だと思います…
あの辺は、岩場が多そうで無理っぽい感じです。
下の八方台の辺りは、山スキーを担いで登ってる人が一人だけいました。どこに下りたかは、確認してません。八方台から西側に下りたっぽいですけど…
二日連続の山行、お疲れ様です。
(烏帽子は疲れたうちに入らない !?)
人が多くて渋滞も大変ですが、
誰もいない森の中もさびしいですねぇ。
山を想えば人恋し
人を想えば山恋し
でしたっけ。
sakusakuさん、こんばんわ
烏帽子も充分疲れましたよ。即寝出来ました。
そうなんですよね、天狗は人が多いのと人が全くいないのとの差が大きすぎました。寂しいので、ラジオをつけながら下りていました。
帰りの人の足跡が見えて、全く人の気配がしないのも不気味です。
またまた凄い風景ですね。絶好の晴天に恵まれて。
ハイキングから冬山まで、オールラウンダーな活動にびっくりですな!
tenmouさん、こんばんわ
絶景を求めて、何処までも登って行きます。基本的に絶景が大好きですから
ハイキングでも絶景に出会えるときがありますしね。雪があるときは、雪山に行かなきゃ損しちゃうから。
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