剱岳・早月尾根

2023年07月26日(水) [日帰り]

• GPS: 12:11
• 距離: 14.5km
• 登り: 2,341m
• 下り: 2,327m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:15
• 休憩: 0:57
• 合計: 12:12

4:02 馬場島
7:40 7:58 早月小屋
10:34 11:06 剱岳
13:19 13:26 早月小屋
16:14 馬場島

齢50の記念に、でわないけれど、
もうこれ以上先延ばしにもできないぞ、という気持ちで挑んだ早月尾根。
初訪（降り）からかれこれ四半世紀(なんと！)、
以来、心のすみっこで、ずっと、密かに、抱え続けてきた宿願であった。
この度、めでたく達成ー！

天候

晴のち曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

7/26 4:36

4時出発
宵闇が明けるとともに展望が開き始める

7/26 4:49

魔物

7/26 7:37

素晴らしい日に恵まれました(ただし午前中だけ)

7/26 6:34

大日岳と奥大日岳を遥拝

7/26 7:38

時間的に余裕で到着できたので剱をめざそう
脚は多少不安だけど

7/26 9:00

残雪

7/26 9:12

小窓尾根とかかな？
その向こうの雲間に白馬岳も望見

7/26 9:13

頂はまだまだ遠い

7/26 9:53

けど、ここに来て、俄然足が進むのだ

7/26 10:12

カニのタテバイを見下ろす

7/26 10:12

これはもう登山史遺産

7/26 10:12

みるみる近づく

7/26 10:27

そしてついにー

7/26 10:27

終わってしまうという寂しさもあるけれど、

7/26 10:34

SUMMIT！
14年ぶり、人生4度目の剱岳✌️✌️

7/26 10:48

雲も同着で眺望はなし…
この季節は午後から雲が高巻くのだ

7/26 11:00

I have climb the highest mountain,
I have run through the field,
only to be with you.(U2)

7/26 10:13

ミヤマオダマキ
下山は雲が巻いて風景がないので足元に目を向ける。

7/26 11:29

ミヤマダイコンソウ
登山中はその余裕もなかったけど

7/26 11:46

イワカガミ

7/26 11:54

トウヤクリンドウ
後立山ではよく見かけた

7/26 11:55

狭霧とオンタデ

7/26 11:56

シナノキンバイ

7/26 12:03

外来種と思われるタンポポ
平地より立派に育ってる

7/26 12:05

控えめなミヤマリンドウ

7/26 12:09

オタカラコウの花園

7/26 12:09

ヤマハハコ

7/26 12:10

写真撮ってたらちと時間が押し気味に、、
深山幽谷は決まって花の宝庫でもあるのだな

7/26 12:10

ウスユキソウ

7/26 12:15

クルマユリと雲

7/26 12:15

振り返り、
また来るよ（ホントかな？）

7/26 12:23

おいでました！

7/26 12:23

岩稜とチングルマとライチョウさん、いい絵だ
(写真はともかく…)

7/26 12:24

わんぱくなヒナとはぐれてオロオロしてる若ママ

7/26 12:25

チングルマ
まだ花の所はつい先日まで残雪があったと思われる。
雪が溶けた所から春が始まる

7/26 12:34

ツマトリソウ

7/26 12:40

小屋上の稜線はシャクナゲがたくさん

7/26 12:46

もちろんゴゼンタチバナ
どこの山でも必ず会うヤツ

7/26 12:55

イワギキョウはここ一箇所のみだった

7/26 13:44

カラマツソウ

7/26 13:55

ギンリョウソウ
こんな大群は初めて見た

7/26 15:15

小屋以降は長い道を黙々降る。延々降る。

7/26 16:00

帰還
この呆れるほどの長さだけは記憶通りだったorz

7/26 16:01

How many mountains must a man climb up
Before you call him a man? (Dylan改)

撮影機器：

GXR+A12 リコー

感想

ooinuno

山の大きさを初めて思い知ったのがこの山だったかも知れない。
いつかこれを登る日を想いつつ、たくさんの山を駆け巡ってきた。
今日まで健気を保って来れたのも、この日を迎えるためだったのだ。
ってのは言い過ぎか。
でもそれくらい、昔から知っている山に十数年ぶりに戻って来てみると、これまでの山を巡る半生を振り返させられた、そんな感慨深い登山でありました。