記録ID: 576241
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沢登り
丹沢
中川川水系 戸沢(丹沢湖畔)
2015年01月17日(土) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 3.6km
- 登り
- 479m
- 下り
- 483m
コースタイム
戸沢橋10:40−
12:00Co460m12:15−
13:10Co600m三俣13:30−
13:56戸沢左岸尾根上755m小ピーク14:15−
15:14戸沢橋
12:00Co460m12:15−
13:10Co600m三俣13:30−
13:56戸沢左岸尾根上755m小ピーク14:15−
15:14戸沢橋
天候 | 晴れ一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・戸沢橋北側路肩に2台駐車可 あとはその北側に数台置ける箇所と、千代ノ沢園地に20台程度 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■中川川水系戸沢 丹沢湖畔に注ぐ小沢。上部まで堰堤オンパレードで目立った滝は中流部の 5mくらい。全体的に崩壊気味で堰堤の高巻きが核心といえば核心。 遡行グレード:1級(ただし堰堤高巻きは初心者向きでない) ‖臺大橋で丹沢湖を渡り突き当りを左(北)へ進み、悪沢橋を過ぎ約200mで 戸沢橋。橋に名前が入っている。 橋の南側から薄い作業径路が続いているのでこれを使う。 橋から5mも入ると径路は真っ直ぐ進むものと、下に向かうものとに分かれるので 左側の沢に向かう方へ行く。 (真っ直ぐ進む方は今回下山で使った左岸尾根の下降路であった) 径路は薄く左下に沢を見ながらトラバースしており最初の堰堤をそのまま巻いて いく。 次の堰堤も右側から巻き岩の基部をトラバースして古い木橋を渡って落ち口へ。 標高370mで小さなナメとなり右から水量比7:1の枝沢が合わさる。 すぐ1.5m小滝。左から教蕁椶曚匹捻曚─1×3mナメを過ぎると 水流は二分して小インゼル状となる。 左の水流には可愛い小釜が2つ。 すぐに浅い釜が2つと2×3m小滝が続いている。 1當蕕魃Δら越すと標高390mで左から水量比1:10で2段7×10m苔ナメ滝 を持つ枝沢が合わさってくる。 次の堰堤は左側に作業用テープが見えるが堰堤隅が崩壊しているので、右側から 巻いていく。 すぐに左側から2段6m滝を持つ枝沢が僅かな水を垂らして合わさる。 本流はゆるやかに右へ曲がり左壁が高くなって5m滝が登場。 直登は厳しそうなので、20mほど戻って右側(左岸)の植林帯を高巻く。 次の2×3m滝と堰堤も一緒に巻き越していく。 堰堤の上は標高420mで左(北)からゴーロの涸れ沢が交わっている。 い修寮茲ら堰堤が適度な間隔ながら飽きるほど続く。 最初は右側から、2番目は左側から、3番目は左側なら少々岩場基部のトラバース で越えられるし、右側も巻けそうだ。 3番目の堰堤を越せば標高455mで左から上部にスラブ壁を持つ4m滝の支流が 合わさる。 水流は少ないながらほとんどこの左支流から流れ込んでおり、本流の右沢は 一旦水涸れだ。 堰堤を右から巻き越すと標高460mで形上、二俣らしい二俣となる。 本流は右で、ここから6つほど堰堤オンパレード。 1,2番目はまとめて右から巻くと、3番目は下部がえぐれた堰堤だ。 この辺りから側壁が全体的に崩れ気味で巻くのも苦労してくる。 3、4番目は右側のズルズル急ザレを攀じ登って巻いた。 5番目から先も側壁が崩れており、右側の崩れが一番低そうな箇所から騙し騙し 這い上がり少し高みを6番目共々巻き、標高540mで右から合わさる涸れ支沢へ 下りて本流に戻った。 もしかしたら6番目は左側から巻いた方がよかったかも。 ニ槊をなおも遡行すると流木群が溜まっていて一瞬遡行意欲を失いがちになるが 左隅から越していけた。 標高560mで右から涸れた枝沢が20×30mナメ棚で合わさり、本流は3×5m滝。 左から教蕁楪度で越すと、今度は左からやはり涸れた枝沢が荒れ気味の浅いV字 状7×10m棚で合わさってくる。 更に進むと標高600mで変形三俣となる。 一番左は3段15×20m棚を持つ染み出し程度の沢、右は何もなさそうな枝沢、 中央の本流は3×5mの何ともこの滝だけ粘土状スラブという感じの滝であった。 なお中央:右の水量比は3:2程度だが、双方すでに水量は乏しい。 さて中央の本流に行きたい気持ちもあったが、奥は特に左側が高い垂壁でもあり 地形図を見ても急登となって戸沢ノ頭に突き上げている。 計画段階ではここから比較的斜度の緩そうな右沢方向に行こうかなと思っていた ので、ここで遡行は終了し、右沢の左岸尾根を詰め上げた。 広葉樹の疎林帯の太目の尾根だが30度くらいなのでそれ程苦も無く稜線へ。 戸沢左岸尾根の標高755m小ピークに出た。 Δ海粒Ψ┐飽貳姪仍各擦呂覆ぁ 下山は戸沢左岸尾根を使う。 標高755m小ピークからは西南西方向への尾根の方がはっきりしているが ここはコンパスをしっかり確認し南南西方向へ急下降する。 次に平坦になった標高660mで柵沿いに下ってしまうと一本隣の悪沢の左岸尾根に なってしまう(1/4に悪沢遡行した際に使ったが)ので、 柵の倒れている箇所で柵の右手に入り植林内を西北西方向へ進む。 次第に明瞭かつ平坦な小さな二重山稜的な尾根となり気持ちがよい。 この平坦な尾根は右側は植林であるが左側は丹沢湖や大野山など展望が開け 天気がよければ昼寝でもしたいところ。 さてそれも標高585m小ピークで終わり、柵を右手に沿わせながら下降となる。 柵は途中から西方向の尾根を伝うように張ってあるので、柵から離れ 南西方向を降りる。 この辺りからスズタケが密生しているが藪漕ぎというほどではない。 尾根は西向きとなりコルから一旦登り返して428mピーク。 さらに尾根末端近くまで行き、右側を注視していると薄い作業経路が戸沢に向かい ジグザグに下りている。途中から杉の木の階段を使って下りていくと、 行きに使った径路で戸沢橋の南脇に出て終了となる。 ■丹沢限定 沢登り記録集は http://mt-farm.info/tanzawakiroku.html ※すべてkamogの記録です。 ヤマレコには紹介しておりませんがすべての沢の詳細遡行図を取っております。 |
写真
撮影機器:
感想
今年初めに行った一本南側の悪沢に続き
丹沢湖畔のやり残しである戸沢を遡る。
今年2本目の沢。
懸念していた雪はまったくなく冬型ながら太陽も照って
絶好の沢日和。
夏ならまずこの手の沢には来ないであろう。
冬には冬に適した沢があるんだ。
悪沢は手頃な滝もあったので少しは期待もしていたのだが・・・
戸沢は堰堤オンパレードで、その癖、側壁崩れており巻きもちと苦労。
世間一般でいう遡行価値は低いのかもしれないけれど
この沢の性格がわかっただけでも僕には収穫。
先週からひどくなっている腰痛で休もうかとも思ったが
昨日は湯河原で一応5.11クラスは問題なかったし
終日ゴロゴロしている方がストレス溜まるしねぇ。
行ってよかったさぁ。
あぁ明日も湯河原クライミングだ・・・
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