記録ID: 5779327
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
北岳・間ノ岳(広河原ピストン)
2023年07月30日(日) ~
2023年07月31日(月)
山梨県
静岡県
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 17:44
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 2,301m
- 下り
- 2,277m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:46
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 9:09
距離 7.1km
登り 1,718m
下り 341m
13:07
2日目
- 山行
- 7:11
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 8:09
距離 11.2km
登り 585m
下り 1,958m
13:06
天候 | 1日目:晴れのちガス 2日目:晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
片道1,990円(交通系ic可) 別払いで南アルプス協力金300円(往復で乗る場合は600円、現金のみ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体を通じて非常によく整備されている。 それはそれとして、急登の連続でとてもきつい。 ●広河原登山口〜御池分岐 楽チンと言われてるが、普通の登山道並みの斜度はある(ここで標高100あげるので当然)。 ●御池分岐〜白根御池小屋 木の根っこや階段の急登が2,200mを超えるまで続く。一段あたりの高さが膝上なので苦手な人には厳しい。2,200mを超えるとトラバースするルートになり、緩やかになる。 ●白根御池小屋〜小太郎尾根分岐 いわゆる「草スベリ」の急登。写真で見ればわかるように、急登というか直登で500m上げる。ただ、つづら折りの平坦な道なので時間はかかるけどそこまで疲れない。遮蔽物がほぼ無いので暑い日は要注意。 ●小太郎尾根分岐〜肩の小屋 緩やかだが、肩の小屋手前にほぼ垂直の岩場がある。 ●肩の小屋〜北岳山頂 特になし。 ●北岳山頂〜北岳山荘 意外とアップダウンのある岩場。今回山行で最初にバテた区間。3190から2900まで下りる。 ●北岳山荘〜中白根山 北岳山荘からちょこんと柱が立っているのが見える。そこそこ急な登りです。 ●中白根山〜間ノ岳 稜線歩きを楽しめる比較的平坦なコース。中白根山からだとアップダウンが多いように見えるが、実際は殆どがトラバース道のため距離が長いだけで楽。 ●北岳山荘〜八本歯のコル分岐 若干道がわかりにくい。テント場を突っ切る道を進む。来た時と同様に上の道を通るとタイムロスになる。途中、崖沿いの道があるため注意。 ●八本歯のコル分岐〜八本歯のコル 最初は急峻なガレ場。浮石多いので注意。左下に行く道が見えるが、正ルートは右下。岩に塗られたマークをよく確認しよう。ガレ場が終わると梯子が連続する。 ●八本歯のコル〜大樺沢二俣(左俣コース) 前半は梯子地獄、後半は沢沿いの急なザレ場。 左側の道が正解なので、なるべく左側を歩く。とにかく長い。急坂なので滑らないように、注意して進む。 ●大樺沢二俣〜白根御池小屋 地図上では楽そうに見えるが、意外にアップダウンが激しい。左俣コースの長い急坂で疲れたところに効く… ●白根御池小屋〜広河原 行きが急登ということは、帰りは急坂。膝を痛めやすい区間なので、爆弾を抱えてる人は要注意。 |
その他周辺情報 | (前泊)広河原山荘 2022年にリニューアルしたばかりの綺麗な山小屋。内外に2台の自販機、菓子類から簡易トイレ、お土産まで置いてる売店、お風呂と充実している。広河原で泊まる場合はテントではなく山小屋泊を強く推奨する。自販機等の情報は写真を参考にしてください。 1泊あたり9,000円 夕食2,400円、朝食/弁当900円 夕食は16:30-17:30スタート、売店・お風呂は20時まで、21時消灯。寝床のすぐ側に電源あり。占有しない限り、1人1個は使える。 (中泊)北岳山荘 寝床は個別にパーテーションが置かれた畳大部屋の雑魚寝。電波は基本通じないが、気休め程度のWi-Fiが飛んでいる。 宿泊費・食費は広河原山荘と同じ。 夕食は1回目17:00、2回目17:45 朝食は1回目04:30 翌朝に間ノ岳に行く場合はザックデポできる。 自販機は全部600円。三ツ矢サイダー、コーラあり |
写真
撮影機器:
感想
7月中旬、たまたま北岳山荘の予約が空いたのですかさず確保。良い機会なので行くことに。
●7月29日
甲府駅14:05→15:58広河原
(泊)広河原山荘
●7月30日
03:55広河原山荘→御池分岐→白根御池小屋→草スベリ→小太郎尾根分岐→肩の小屋→北岳山頂→13:00北岳山荘
(泊)北岳山荘
●7月31日
04:55北岳山荘→中白根山→間ノ岳→中白根山→八本歯のコル→大樺沢二俣→白根御池小屋→13:00広河原
前泊を含めて2泊3日にしました。肩の小屋泊にしなかったのは、間ノ岳に行くことを考えると2日目の行動距離が長くなるから。鬼のような急坂があるので、なるべく足は温存したいところです。
綺麗な広河原山荘に前泊していざ登山口へ。聞いていた以上の急登の連続でした。北岳山頂に辿り着いた時の達成感も一入でしたが、甲斐駒方面がガスってたのが唯一残念。
北岳山荘に泊まり、翌朝ザックをデポして間ノ岳方面へ。中白根山〜間ノ岳は緩い登りの稜線歩きで、とても気持ちよかったです。ここだけ再訪したいくらい。
帰りは八本歯のコル経由の左俣コースにしましたが、とてもキツく、膝は悲鳴を上げる中、何とか下山しました。
稜線歩きは最高だったけど、急登を考えると二度と広河原からは行きたくないなあ…と思う山行でした😢
今月は日本1位〜3位の高峰を登ったことになりました。やっぱり富士山は楽チンでいいですね!😇
日本百名山19座目
日本百名山20座目
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