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Yamareco

記録ID: 5783996
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

富士山 吉田ルート 登山ガイドデビュー?!

2023年08月01日(火) ~ 2023年08月02日(水)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
engeisamurai その他6人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
19:29
距離
17.5km
登り
1,672m
下り
1,680m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:07
休憩
2:32
合計
7:39
距離 5.5km 登り 1,065m 下り 91m
8:22
8:23
18
8:41
33
10:45
3
10:48
11:12
0
11:12
11:15
4
11:19
11:21
6
11:27
11:34
7
11:41
11:52
12
12:04
12:19
7
12:26
12:46
6
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12:53
40
13:33
13:39
20
13:59
2
14:01
14:26
14
14:40
14:46
22
15:08
15:23
6
15:29
15:37
12
15:54
2日目
山行
9:01
休憩
2:32
合計
11:33
距離 12.0km 登り 640m 下り 1,593m
1:02
18
1:20
1:23
3
1:31
1:32
8
1:45
1:58
27
3:08
9
4:12
58
5:10
5:11
6
5:17
4
5:21
5:26
3
5:29
5:34
1
5:35
5:44
0
5:44
50
6:34
7:03
6
7:09
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7:20
7:21
8
7:29
10
7:39
42
9:03
9:04
10
9:14
8
10:48
11:03
3
11:06
51
12:17
17
12:35
ゴール地点
天候  1日目:曇のち雨、夜間は雷雨、2日目:晴れ時々曇、所によりにわか雨
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
河口湖駅付近まで自前の車。駐車場は「特P」を利用。
https://toku-p.earth-car.com/customer
河口湖駅からスバルライン五合目までバス。
コース状況/
危険箇所等
・午前3時10分頃の吉田ルート頂上の気温はわずか2℃。防寒対策は十分に。山小屋内も寒い。冬山に登る装備を持って行くぐらいのつもりで。
・天気が不安定なことが多いので雨具は必須。8月1日(火)の夜は、落雷により発電機が故障した山小屋があったほか、吉田ルート八合目付近で鎖をつかんでいた登山者が感電し、一時的に下半身が麻痺したとのこと。
・下山ルートの八合目の下江戸屋の分岐点を見落とさないように。右に行くと須走口へ下りてしまう。
・下山中に足を痛める方が多い。下山ルートは八合目から先は山小屋や売店がないので、飲み物の確保はお早めに。
その他周辺情報 道志温泉、紅椿の湯
http://benitubakinoyu.com/
今回はマレーシアからやって来た6人の方のガイド(と言えるほどでもないが💦)としての登山。8:15頃にスバルライン五合目を出発。曇りがちではあったが、気温が上がらなくてちょうど良かった。
2023年08月01日 08:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8/1 8:36
今回はマレーシアからやって来た6人の方のガイド(と言えるほどでもないが💦)としての登山。8:15頃にスバルライン五合目を出発。曇りがちではあったが、気温が上がらなくてちょうど良かった。
六合目の富士山安全指導センターのそばに、「雲海荘」という名の山小屋の跡地がある。私が1991年に初めて富士山に登った時には健在であったが、その後、火事で焼失し、2002年の再建の時に、保健所に届け出た深さよりも穴を深く掘りすぎてしまい、法律違反ということで廃業になったとのこと。富士宮ルート六合目の「雲海荘」とはどのような関係なのかは、機会があったら直接聞いてみたい。
2023年08月01日 09:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8/1 9:11
六合目の富士山安全指導センターのそばに、「雲海荘」という名の山小屋の跡地がある。私が1991年に初めて富士山に登った時には健在であったが、その後、火事で焼失し、2002年の再建の時に、保健所に届け出た深さよりも穴を深く掘りすぎてしまい、法律違反ということで廃業になったとのこと。富士宮ルート六合目の「雲海荘」とはどのような関係なのかは、機会があったら直接聞いてみたい。
六合目を過ぎると本格的な登り区間になる。七合目から八合目にかけて長く続く岩場が歩きにくい。
2023年08月01日 10:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8/1 10:43
六合目を過ぎると本格的な登り区間になる。七合目から八合目にかけて長く続く岩場が歩きにくい。
今回案内したマレーシア人6名のうち、1名は2019年に八合目の山小屋に泊まったものの、悪天候で下山せざるを得なかったとのこと。あとの5名は富士山初体験なので、遅めのペースで小まめに休憩を取りながらゆっくりと登った。
2023年08月01日 11:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8/1 11:04
今回案内したマレーシア人6名のうち、1名は2019年に八合目の山小屋に泊まったものの、悪天候で下山せざるを得なかったとのこと。あとの5名は富士山初体験なので、遅めのペースで小まめに休憩を取りながらゆっくりと登った。
時折青空も見えたが、遠くには雷鳴がとどろき、ちょっと嫌な予感も。
2023年08月01日 13:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8/1 13:47
時折青空も見えたが、遠くには雷鳴がとどろき、ちょっと嫌な予感も。
八合目の白雲荘の売店のメニュー。
2023年08月01日 15:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8/1 15:18
八合目の白雲荘の売店のメニュー。
「社長 ?」って何? 昔のマクドナルドの「スマイル 0円」と同じぐらいに謎だ(笑)。
2023年08月01日 15:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8/1 15:19
「社長 ?」って何? 昔のマクドナルドの「スマイル 0円」と同じぐらいに謎だ(笑)。
吉田ルート八合目の元祖室(がんそ”むろ”)から、須走ルートへトラバースし、須走ルート八合目の下江戸屋へ向かう。
2023年08月01日 15:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8/1 15:38
吉田ルート八合目の元祖室(がんそ”むろ”)から、須走ルートへトラバースし、須走ルート八合目の下江戸屋へ向かう。
今回のお宿の下江戸屋。この頃から雲行きが怪しくなり、チェックインして間もなく雷雨になったので、間一髪であった。
2023年08月01日 16:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8/1 16:12
今回のお宿の下江戸屋。この頃から雲行きが怪しくなり、チェックインして間もなく雷雨になったので、間一髪であった。
登山渋滞を避けるのと、ペースが遅い人に配慮して、午前1時ごろに早めに出発。外は雨が完全に上がって夜景がきれいだった。ちなみに、画像は河口湖方面の光景。
2023年08月02日 00:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/2 0:54
登山渋滞を避けるのと、ペースが遅い人に配慮して、午前1時ごろに早めに出発。外は雨が完全に上がって夜景がきれいだった。ちなみに、画像は河口湖方面の光景。
私にとってホームグラウンドの丹沢山地と、その向こうに見える東京近郊の夜景。
2023年08月02日 01:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/2 1:25
私にとってホームグラウンドの丹沢山地と、その向こうに見える東京近郊の夜景。
平日だったのと、早めに出発したのが功を奏して、登山渋滞に巻き込まれることなく吉田ルート頂上に到着。到着時の気温はわずか摂氏2度。
2023年08月02日 02:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8/2 2:53
平日だったのと、早めに出発したのが功を奏して、登山渋滞に巻き込まれることなく吉田ルート頂上に到着。到着時の気温はわずか摂氏2度。
吉田ルート頂上から見た剣ヶ峰と月。
2023年08月02日 03:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8/2 3:49
吉田ルート頂上から見た剣ヶ峰と月。
昨夜は激しい雷雨に見舞われたのに、見事な御来光が観察できた。この登山は何か月も前から計画していて、せっかくマレーシアからはるばるやって来るのに、もし当日の天候が悪かったらどうしようかとずっと不安だった。もちろん、マレーシアからの御一行は、このご来光に感激して記念撮影を楽しんでいた。その光景を見ていて、天候に恵まれて本当に良かったと私は胸をなでおろした。
2023年08月02日 04:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/2 4:45
昨夜は激しい雷雨に見舞われたのに、見事な御来光が観察できた。この登山は何か月も前から計画していて、せっかくマレーシアからはるばるやって来るのに、もし当日の天候が悪かったらどうしようかとずっと不安だった。もちろん、マレーシアからの御一行は、このご来光に感激して記念撮影を楽しんでいた。その光景を見ていて、天候に恵まれて本当に良かったと私は胸をなでおろした。
剣ヶ峰の近くから見た駿河湾。
2023年08月02日 05:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/2 5:33
剣ヶ峰の近くから見た駿河湾。
そして、最高地点の剣ヶ峰へ向かう。
2023年08月02日 05:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/2 5:50
そして、最高地点の剣ヶ峰へ向かう。
影富士がくっきりと。
2023年08月02日 05:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8/2 5:51
影富士がくっきりと。
そして、剣ヶ峰で記念撮影。御一行様を無事に剣ヶ峰まで案内できたということで、ちょっとドヤ顔の私(笑)。
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そして、剣ヶ峰で記念撮影。御一行様を無事に剣ヶ峰まで案内できたということで、ちょっとドヤ顔の私(笑)。
八ヶ岳。去年も一昨年も、「今年」こそは八ヶ岳に登りたいと書いたが、今年も実現しなさそう。
2023年08月02日 06:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/2 6:36
八ヶ岳。去年も一昨年も、「今年」こそは八ヶ岳に登りたいと書いたが、今年も実現しなさそう。
大沢崩れの真上から見た影富士。なんか変な形。
2023年08月02日 07:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/2 7:11
大沢崩れの真上から見た影富士。なんか変な形。
見事な雲海。
2023年08月02日 07:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/2 7:18
見事な雲海。
下山時はガスが出てこんな感じ。
2023年08月02日 08:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8/2 8:32
下山時はガスが出てこんな感じ。
スバルライン到着直前に雨がぱらつき、バス停へ着いた直後に本降りの雨が降った。今回はうまい具合に雨具のお世話にならなくて済んだ。
2023年08月02日 13:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8/2 13:18
スバルライン到着直前に雨がぱらつき、バス停へ着いた直後に本降りの雨が降った。今回はうまい具合に雨具のお世話にならなくて済んだ。
クルマユリがたくさん咲いていた。
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クルマユリがたくさん咲いていた。
吉田ルートに多いハクサンシャクナゲ。最盛期は過ぎていたが、標高の高いところではわずかに開花が見られた。
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吉田ルートに多いハクサンシャクナゲ。最盛期は過ぎていたが、標高の高いところではわずかに開花が見られた。
トモエシオガマ。
トモエシオガマ。
ヤマオダマキ。通常は茶褐色の花を咲かせるが、富士山周辺に自生するものは、色が薄いものが多い。
1
ヤマオダマキ。通常は茶褐色の花を咲かせるが、富士山周辺に自生するものは、色が薄いものが多い。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ソフトシェル バラクラバ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス カメラ 使い捨てカイロ

感想

 今年6回目の富士登山。今回は、マレーシアからの6人の登山愛好家を案内しての登山。今年の春に、某SNSを通じて、マレーシア人から私に問い合わせがあった。今年は富士山の山小屋の予約が取りにくく、なんとかならないかという相談だった。富士山の山小屋は2021年以来、コロナ禍の影響で定員が大幅に減らされ、そこに来て国内外のコロナの規制が緩和されたため、その影響で今年は人気の山小屋は非常に競争率が高いという状態。
 そのマレーシア人からは、吉田ルート八合目で泊まりたいとのことだったが、一番人気が高いエリアだけに、どの山小屋も予約開始と同時に満室という状態だったので、なんとかならないかとの相談を受けた。そこで、ここは国際親善のために一肌脱ごうということで、私は須走ルート八合目の下江戸屋で7人分の予約を取ることに成功。須走ルートとはいっても、下江戸屋は吉田ルート八合目との合流/分岐点にあるため、実質上、吉田ルート八合目とほぼ同じエリアにある。
 そして、当日は初対面だったにもかかわらず、6人の方とは気が合い、スローペースで小まめに休憩を取りながら登頂に成功、天候に恵まれて見事な御来光にお目にかかれた。6人とも装備、食料共に十分用意していたので、トラブルもなく、時間をかけて無事に登山を終えることができ、今回の案内役を引き受けて、自称(笑)登山家としての使命感を感じ、やりがいのある登山だった。
 また、マレーシアの最高峰のキナバル山の話題でも盛り上がり、近い将来、本当に登りに行くかもしれない。植物愛好家としては、見てみたい植物がたくさんあるため、これからじっくりと情報を収集して、近い将来登りに行ければと思っている。

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