御嶽山 王滝コース (田の原-王滝-剣ヶ峰-摩利支天山)

2023年08月05日(土) [日帰り]

• GPS: 05:38
• 距離: 11.9km
• 登り: 1,099m
• 下り: 1,115m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:01
• 休憩: 1:04
• 合計: 7:05

距離 11.9km 登り 1,155m 下り 1,148m

6:15 田の原駐車場
6:30 6:31 田の原登山口
6:36 遥拝所
6:47 大江権現
6:51 あかっぱげ
6:59 7:00 金剛童子
7:10 八合目避難小屋
7:24 富士見石
7:29 一口水
7:37 7:38 九合目避難小屋
8:10 8:13 王滝頂上山荘
8:15 八丁ダルミ
8:20 8:21 御嶽教御神火祭斎場
8:31 剣ヶ峰山荘
8:36 御嶽山
8:40 8:41 御嶽頂上避難シェルター
8:50 黒沢十字路
8:59 9:06 二ノ池山荘
9:11 二の池ヒュッテ
9:20 9:21 賽ノ河原
9:35 白竜避難小屋
9:36 三ノ池乗越分岐
9:47 摩利支天乗越
9:48 9:49 摩利支天乗越展望台
9:59 10:13 摩利支天山
10:25 10:33 摩利支天乗越展望台
10:33 摩利支天乗越
10:40 三ノ池乗越分岐
11:02 白竜避難小屋
11:07 賽ノ河原
11:19 11:25 二ノ池山荘
11:32 黒沢十字路
11:43 御嶽教御神火祭斎場
11:49 12:07 王滝頂上山荘
12:25 九合目避難小屋
12:32 一口水
12:36 富士見石
12:45 12:46 八合目避難小屋
12:52 金剛童子
12:58 あかっぱげ
13:11 遥拝所
13:15 田の原大黒天
13:20 ゴール地点

天候

晴 のち 曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

[往路] 自宅-[自家用車]-田の原駐車場
[復路] 往路と逆順で帰宅

コース状況／危険箇所等

非常によく整備されており歩きやすい道でした．
黒沢口十字路から王滝まで剣ヶ峰をエスケープする道では落石に注意が必要と感じました．

写真

8/5 6:14

[田の原駐車場]
早朝のワインディングロードを走り田の原駐車場までやってきました．道中は基本曇りで小雨が降っているところもありましたが、御嶽が近づくにつれお天気は良くなりとても嬉しかったです．

こちらの駐車場はかなりキャパシティーがあります．6時過ぎで3割程度の駐車状況でした．

8/5 6:30

[御嶽山ビジターセンター]
登山口にはとても立派なビジターセンターがあり、驚くほど綺麗で快適なトイレが併設されています．ただ、一見したところこちらには自販機や売店はありませんでしたので御注意下さい．

8/5 6:16

ビジターセンターの前に鳥居があり一礼して入山させて頂きます．

8/5 6:31

最初は暫く穏やかな道が続きます．抜けるような快晴がとても嬉しい．

8/5 6:38

訪れてみたいところが増えてしまいます　笑

8/5 6:39

[御嶽神社 頂上奥社 遥拝所]
登山道から外れ少し右手に入ったところに立派な遥拝所があります．くっきりと青空に映える御嶽山の美しさに改めて感動しました．

8/5 6:44

斜度が少し上がってきました．あれが王滝かな？

8/5 6:47

[大江大権現]
登山口から約1kmほど歩くと大江大権現を祀るお社があります．明治10年頃まではここから女人禁制であったようです．

こちらの鳥居を潜ると道の斜度が少し増します．

8/5 6:57

[あかっぱげ]
地名からすると昔からこんな感じだったのでしょうか？

8/5 7:03

更に斜度が増してきました．

8/5 7:08

八合目あたりまで来ると視野が大分開けます．振り返ると八ヶ岳に木曽駒ヶ岳、そして正面に南アルプスの山々が一望出来ました．

8/5 7:09

[八合目]
八合目には多くの神仏が祀られています．神仏習合の雰囲気が色濃い感じがしました．

8/5 7:10

[八合目]
八合目からも勿論絶景が楽しめます．

8/5 7:12

8/5 7:16

[八合目石室]
避難小屋があります．

8/5 7:19

雲海に浮かぶ八ヶ岳連峰．

8/5 7:30

王滝が大分近づいてきました．

8/5 7:31

[富士見石]
残念ながらこのタイミングでは富士は見えませんでした．

8/5 7:35

王滝は見えているのになかなか近づけない…笑

8/5 7:37

[九合目]
歴史を感じる『九合目』の碑．

8/5 7:42

[一口水]

8/5 7:49

結構しんどい上りが続きます．標高が高いからなのか、寝不足がからなのか、それとも体力が落ちているのか、なかなか進めません 笑

8/5 7:55

[中央不動]
王滝頂上に程近いところにお不動様が祀られていました．

8/5 8:02

富士山が見えました！嬉しい！

8/5 8:05

もうすぐ王滝頂上です！

8/5 8:07

[王滝頂上避難小屋]
王滝頂上山荘の跡地に立派な避難施設が作られていました．南アルプスの山並みを見ながら、こちらの監視員の方に色々お話を伺いました．

8/5 8:11

[御嶽神社王滝口頂上奥社本宮]

8/5 8:13

[御嶽神社王滝口頂上奥社本宮]
ひしひしと神気を感じる素晴らしいところでした．

8/5 8:13

[八丁ダルミ]
王滝までで結構登った感があるのですが、剣ヶ峰まではあと130mほどの標高差を登らなければなりません．

8/5 8:14

8/5 8:17

[御嶽教御神火祭斎場]

8/5 8:18

道沿いにはシェルターが設けられていました．

8/5 8:31

最後にこの階段を頑張れば剣ヶ峰の山頂です．

8/5 8:35

[御嶽山 山頂]
新しく御嶽古道の山頂標識が作られていました．雰囲気があっていい標識やな〜

8/5 8:37

[御嶽神社頂上奥社]
山頂にはとても美しいお社があります．

8/5 8:35

山頂から二ノ池を望んで．

8/5 8:37

来し方を振り返って．画面左の駐車場から画面右の王滝を経由して剣ヶ峰まで登ってきた道が一望できました．

8/5 8:40

頂上直下に設けられたシェルター．

8/5 8:41

山頂を辞し、二ノ池方面に向かいます．

8/5 8:47

二ノ池と外輪山である摩利支天山・継子岳．

8/5 8:55

[二ノ池]
地面は砂浜を思わせる細かな砂地です．

8/5 8:56

今回導入したBlack Diamondのベイパー．180gと非常に軽量なヘルメットです．私の頭の形に合っているようで実際に装着すると数値以上に軽く感じました．

8/5 8:59

[二ノ池]

8/5 9:00

[ニノ池山荘]
ニノ池のほとりには綺麗なこちらの山荘があります．
売店があり、裏手にお手洗があります．

8/5 9:03

御嶽の魅力を凝縮したような素敵な図柄のバンダナが売られていたので、迷わず購入しました．

とても感じの良い男性が対応してくださったのですが、その方が山荘の支配人の小寺さんで、先だっての噴火で沢山の人を救った方だということを帰ってから知りました．

https://www.works-i.com/works/series/kyokugen/detail007.html

8/5 9:07

[二ノ池]

8/5 9:08

二ノ池山荘を後にして、摩利支天山に向かいます．

8/5 9:10

いかにも外輪山という印象の摩利支天山．

8/5 9:10

[ニノ池ヒュッテ]
ニノ池山荘からすぐのところにあるこちらのヒュッテも素敵です．

8/5 9:16

[賽の河原]
一旦少し降って上り返します．

8/5 9:27

[白竜避難小屋]
避難小屋の前には神々が祀られています．

8/5 9:33

(振り返って)

8/5 9:36

摩利支天山に向かいます．

8/5 9:42

継母岳かな？美しいな

8/5 9:43

美しいお花も沢山咲いていました．

8/5 9:46

[摩利支天乗越]
摩利支天様が祀られたこちらで登りは緩みます．

8/5 9:51

摩利支天乗越からは楽しいトラバースの道を進みます．

8/5 9:58

最後にぐいっと登ると

8/5 10:11

[摩利支天山]
摩利支天山の山頂です．

8/5 10:52

白竜避難小屋まで戻りしばらく三ノ池を眺めていました．太陽光線の当たり方、雲の運行の具合で刻々と色が変わる様は何とも神秘的でした．

8/5 10:48

本当に美しい…

8/5 11:02

後ろ髪引かれながら下山の途につきます．

8/5 11:17

二ノ池山荘まで戻ってきました．

8/5 11:32

帰りはこちらを左手に進みます．

8/5 11:41

剣ヶ峰をエスケープできる道ですが、脆そうな地形で落石に注意して歩きました．

8/5 11:47

八丁ダルミで行きしに歩いた道と合流しました．

8/5 12:07

王滝頂上の避難小屋近くでお昼を頂いて

8/5 12:32

ひたすら下り

8/5 13:08

遥拝所でお礼を申し上げて

8/5 13:17

無事下山しました．

撮影機器：

ILCE-7RM3 SONY

感想

petit-prince

酷暑を避けるべく高いところを歩こうと考えているとふと御嶽山のことが思い浮かびました．5年前の秋は飯森高原から登らせて頂いたのですが、今回は復旧したばかりの王滝コースから登らせて頂きました．

前日金曜仕事を終え、食事を済ませて神戸を出発し、一路車を走らせました．途中通り雨に見舞われ、当日も田の原につくまでは曇りがちなお天気でしたが、御嶽に近づくにつれ雲は晴れ、登山口につくとすっかり快晴になっていました．

王滝コースも御嶽の長く深い歴史をひしひしと感じる素晴らしいコースでした．寝不足がたたったのか、標高が高いからか、或いはただ単に自分の体力が低下しているのか思ったように進めませんでしたが、やはり本当に美しいところでした．

二ノ池山荘で素敵なバンダナを見つけ、迷わず購入したのですが、対応してくださったとても感じの良い男性が支配人の小寺さんで、先だっての噴火で沢山の人を救った方だということを帰ってから知り嬉しくなりました．

神戸までの帰り道にも短い通り雨にあいました．最後まで心身ともに清められるような感じのする山旅になりました．

コースを変え、季節を変え、また登らせて頂きたいです．