大山(三鈷峰と象ヶ鼻の先)
- GPS
- 05:36
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,044m
- 下り
- 1,049m
コースタイム
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 5:36
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
ザック重量6.9kg
ポーチ1.0kg
ヘルメット
|
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感想
今回のミニ遠征の主目的地の大山。
ただし登るのは、人がとても多いことが予想され、私自身これまでに25回くらい登っている主峰のほうではなく、三鈷峰と象ヶ鼻の先とした。
三鈷峰にはこれまで登った記憶はあるが、それがいつだったか判然とせず、また、難路とされている三鈷峰への道がどの程度のものなのか改めて確認するためにも登ってみようと思った。
象ヶ鼻の先、天狗ヶ峰・剣ヶ峰に至る縦走路は30年前くらいまでは普通に通れた道だが、現在では崩壊が進んで危険とされている。それがどの程度のものなのか、それもちょっと確認してみたいと思った。
また、昨年の6月末に、翌月の東北ほかへの遠征に備えてのトレーニングの一環として、船上山から縦走して、象ヶ鼻から宝珠山経由でスキー場へと下ったが、
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4444192.html
結構なロングコースで、最後は持参していた水がほぼ尽きてしまって、象ヶ鼻からスキー場への下りでヘロヘロになってしまい、「歩くペース」もその区間は1.3(らくルート比でも1.1)と不本意な山行となっていた。(象ヶ鼻に至るまでは0.9ほどでまずまずだったのだが)
したがって、そのリベンジをしたいという思いもあった。
結果、このたびの山行はかなり満足のいくものとなった。
久し振りに訪れた三鈷峰は、なるほど頂上直下はかなりガレているので、注意して通行しなければならないとわかった。
象ヶ鼻の先へは少し進んだが、「立入危険」の看板があって、「周辺の植生保護のため」にも「登山はご遠慮ください」と記されていたので、その手前で引き返して、結局危険個所を確認することはできなかった。(少し心残り)
ただ、そこまでではあったにしても、お花畑がわりと良かったし、登山道脇にはあまり見慣れない花も見えた。そして、象ヶ鼻分岐すぐ上の岩が積み重なった小ピークからの大山東壁の眺めはなかなかのものであった。
今回は夏としては絶好の天気に恵まれたようで、最初に登った三鈷峰からは隠岐の島が鮮明に見えたのも印象的だった。(ひょっとしたら、大山から隠岐の島を確認できたのは今回が初めてかもしれない)
象ヶ鼻からユートピア小屋に下ると、宝珠尾根で追い越し三鈷峰からの下りで再び出会った「恐竜お姉さん」に三たび遭遇。
小屋前で、上宝珠越からの登り以降、朝露でビショビショになった靴を陽に当てて乾かしつつ、靴下を履き替え、ファスナーで脱着できるズボンの裾を取り払い、行動食を取りながら大休止。
さて、いよいよリベンジの下り。(下りの最初ではカッパズボンを着用)
まずまず快調で、スキー場までの歩くペースは0.75くらいだった(らくルート比で0.63)ので、一応リベンジと言ってよいか。
なお、ヤマプラ(山と高原地図)の大山コースタイムは鳥取県山岳・スポーツクライミング協会の設定に拠るようだが、ユートピア→下宝珠越の区間については、らくルートの89分(分岐から)ないし92分(小屋から)に対して60分と、厳しめだ。
(下宝珠越→ユートピア90分という登りタイムも然りで、らくルートでは140分ないし146分となっている)
(以下、8/16追記)
山と高原地図『大山・蒜山高原』2023年版ではコースタイムが改定されていたので、改めて「歩くペース」を検証してみた。以下の日記を参照。
https://www.yamareco.com/modules/diary/401417-detail-307103
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