硫黄岳ー根石岳ー天狗岳
- GPS
- 12:30
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,613m
- 下り
- 1,552m
コースタイム
- 山行
- 4:01
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 6:21
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 3:16
- 合計
- 9:26
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰りは渋の湯のから茅野駅までバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されておりそこまで危険な箇所はない 天狗岳から先は大きな岩がゴロゴロしている道が続くのである程度緊張感がある |
その他周辺情報 | 黒百合ヒュッテから下った先に唐沢鉱泉。風呂と食事あり。ラストオーダーは1330なので注意。 茅野駅前には日曜日早めの時間にお疲れカンパイできる場所は少ないが、蕎麦処茶屋で楽しめた。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
台風も近づき天気が危ぶまれたが概ね良い天気での山行となった。
茅野駅からタクシーを使うことで初日のスタート地点の標高はかなり稼ぐことが出来た。
オーレン小屋にテント設営、荷物をデポして身軽に硫黄岳を目指す。夏沢峠までは淡々と森林帯を登っていくコース。夏沢峠に出ると硫黄岳の爆裂火口がドンと登場。
硫黄岳までの道はしらびその森林を抜けると、平たい石が積み重なった独特の風景の登山道に。ガレではあるが比較的歩きやすい。森林限界を超えているので見通しもとても良い。硫黄岳の山頂は見えているが、なかなか辿りつかない。
なんとか硫黄岳山頂に辿り着くと八ヶ岳の核心部、横岳がくっきり見える。硫黄岳の爆裂火口の淵も少したどれる。
オーレン小屋に戻るため赤岩の頭を目指す。赤白い岩が特徴的なエリア。ここから赤岳方面を望むと壁のように立ちはだかり、硫黄岳山頂とはまた違った印象。ここからオーレン小屋まではまた淡々と森林地帯を下る。
オーレン小屋キャンプ場は水場も近く、トイレも綺麗で臭くなく、八ヶ岳地ビールも用意されており、とても快適、愉快な夜を過ごすことが出来た。
2日目は森林帯を淡々と登り、根石岳を目指す。途中地味な箕冠山があるが、ピークをちょっと過ぎた場所からの展望がとても良い。根石岳山荘、根石岳、天狗岳などが一望でき、この先の山行の素晴らしさを予感させる。
下り、根石岳山荘に向かう。コマクサの可愛らしい花が迎えてくれる。根石岳山荘名物のプリンは一つしか残っていなかったが、コーヒーも香りがとても良く、疲れた体を癒してくれた。
山荘から根石岳までは10分ほどであっという間。今回の山行で最も素晴らしい景色を見せてくれた。正面には天狗岳。左に目を移すと北アルプス、槍ヶ岳、穂高連峰、乗鞍岳、御嶽山、中央アルプス、南アルプス、甲斐駒ヶ岳、北岳…と、贅沢極まりない眺め。逆方向は雲が流れてきており、全容は見渡せないまでも瑞牆や甲武信など奥秩父山塊の山々が雲海に浮かび上がるのが確認された。
根石岳から進み天狗岳へ向かうと、徐々に東からの雲が流れ込み、付近は霧に包まれたが、時節見せる山肌は我々の目を楽しませてくれた。
それから、黒百合ヒュッテへ向かう道は、今回の山行で最も苦しい行程の始まりだった。
基本的に天狗岳からは下り続けるが、天狗の奥庭を始めゴロゴロと大きな岩がころがる道が続く。テント泊の重い装備が合わさり足にダメージが蓄積する。景色はとても良い。が、足が痛い。
黒百合ヒュッテになんとか辿り着き、アイスクリームでいくらが回復。その先は森林帯で、緩やかになることを期待するが、やはり岩場が続く。疲労が蓄積するため、適度に休憩を取ることが肝要。
唐沢鉱泉の温泉食事ビールで体力気力を大幅回復。ただ、こちらはバスがこないので、渋の湯まで50分追加山行。ギリギリだったが、なんとか、最終バスに間に合い茅野駅へ。
最終的に良い山行となった!
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