村山古道とアサギマダラ

2023年08月11日(金) [日帰り]

• GPS: 08:44
• 距離: 24.2km
• 登り: 2,396m
• 下り: 208m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:20
• 休憩: 1:22
• 合計: 8:42

5:25 村山古道 道標２ 左むら山道
5:28 5:28 村山古道 ラストコンビニ(閉店)
5:31 5:31 村山古道 道標３ 左むら山道
5:38 5:38 みゆき食堂
5:46 5:46 村山古道 道標４ 左村山道
5:57 5:58 村山古道 道標５ 左村山道
6:03 6:03 村山古道 道標(新設) 右村山道
6:21 6:22 村山古道 道標６ 左村山道
6:25 6:25 村山古道 道標７ 左むら山道
6:33 6:33 歴代上人供養塔
6:34 6:34 東見附跡
7:01 7:01 石畳入口
7:08 7:08 四辻
7:14 7:15 馬頭観世音
7:28 7:30 五辻
7:47 7:47 村山道−林道富士裾野線交点
8:10 8:16 北井久保林道交点
8:22 8:25 札打場跡の大ケヤキ
9:01 9:03 村山道−天照教林道交点
9:15 9:15 吉沢林道
9:34 9:35 馬頭観世音
9:50 9:52 大淵林道・村山古道交差
10:02 10:04 中宮八幡堂
10:06 10:10 井戸跡
10:11 10:13 中宮八幡堂
10:23 10:23 西河原跡
10:24 10:25 富士山スカイライン（周遊）・村山古道交差
10:59 11:08 富士山スカイライン（登山）・村山古道交差
11:18 11:18 ガラン沢・高鉢遊歩道
11:22 11:29 矢立・大樅
11:39 11:50 岩屋不動入口
11:52 11:54 瀧本・笹垢離
12:16 12:16 小禅定
12:19 12:20 横渡
12:29 12:33 等覚入
12:42 12:42 一ノ木戸
12:53 12:54 普浄
12:55 12:56 第一層・等覚門・砂振
13:06 13:10 第二層・石室跡
13:10 13:17 宝永山遊歩道
13:19 13:20 第三層・石室跡
13:29 13:29 六合目雲海荘
13:29 13:29 富士宮口新六合目
13:32 13:32 宝永山荘
13:39 13:40 六合目雲海荘
13:45 13:50 富士宮口新六合目
14:00 14:00 富士宮口五合目
14:07 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

帰りのみバス利用

コース状況／危険箇所等

基本的に沢伝いか沢の中を歩く道が多いため、沢から大きく外れなければ見失うことはない。適所に案内もあるため安心して歩けた。
枯れ沢ばかりで水場もないため夏場は持参する水の量に注意（最終水場は登山口の山本商店前の自販機）。

写真

8/11 5:25

毎週ランニングでみている景色

8/11 5:36

こんなところに水場があるなんて知らなかった。来週から利用させていただきます

8/11 5:40

あの双耳峰はもちろん笊ヶ岳

8/11 5:58

見慣れた道標

8/11 6:27

秋になったらランニングの帰りに行ってみようかな

8/11 6:39

本宮着

8/11 6:49

今日のルートは左下

8/11 6:52

起点

8/11 6:56

石畳の道からすぐ隣の舗装路に降ろされる

8/11 7:09

埋もれた標識

8/11 7:12

寝ころんでいた猫に警戒された。執拗に睨まれた

8/11 7:12

今日のゴールは宝永の少し下。こう見ると遠いな。ここからc1900辺りまで展望なし

8/11 7:16

c1000辺りまで民有地。スギとヒノキの植林の森をゆく

8/11 7:16

戦前の右横書き

8/11 7:23

荒れている

8/11 7:23

右奥の鬱蒼とした道が正解

8/11 7:30

立堀沢

8/11 7:30

林床をゆく

8/11 7:31

沢を渡れそうな倒木

8/11 7:40

歩けなくもないが

8/11 7:41

木の根って強い

8/11 7:49

富士の麓には佐野という名字の人がかなり多い

8/11 7:51

ゆるめの案内

8/11 7:53

こちらで先行グループに遭遇

8/11 7:54

ハライチのツッコミかと思った

8/11 7:57

c770あたりの倒木の規模が大きい

8/11 8:01

それをかわすために二本杉を目印に沢を迂回した

8/11 8:04

これは渡れないわ

8/11 8:08

ハイキングコース

8/11 8:13

下山者のための看板もある

8/11 8:17

見上げたケヤキの下に

8/11 8:24

札打場

8/11 8:24

たくさんの木札

8/11 8:25

去年の分もある

8/11 8:25

粋

8/11 8:26

この茂みの下が古道だった

8/11 8:56

きれいに編まれた蜘蛛の巣。こんな巣に何度も引っかかることになる村山古道

8/11 9:01

終点まで何度か舗装路を横切る

8/11 9:15

c1000辺りから国有林となり苔むした世界に様変わり

8/11 9:22

吉沢林道の少し先の森に生えている大樹

8/11 9:29

存在感あるので見つけやすい

8/11 9:25

日沢荒れ荒れ

8/11 9:36

馬頭観音

8/11 9:52

大淵林道辺り

8/11 9:59

冷えた溶岩が露出している沢

8/11 10:01

中宮八幡堂

8/11 10:04

村山古道という日本酒が供えられている

8/11 10:02

女人堂は修験道あるある

8/11 10:09

井戸跡

8/11 10:03

この辺か

8/11 10:10

沢を渡らなきゃいけないがここの雰囲気好き

8/11 10:08

深めの沢

8/11 10:13

苔好きには堪らないトレイルが続く

8/11 10:19

このポコポコ沸いている苔岩がかわいらしい

8/11 11:11

富士山スカイライン辺り。c1700辺りから傾斜が急になり登山らしくなる

8/11 11:45

寄り道してみたがなかなかたどり着かないので引き返した。下調べ不足感が否めない

8/11 11:55

瀧本・笹垢離。ここにある石仏の状態から廃仏毀釈の影響は富士講も例外ではなかったことがわかる

8/11 11:55

アサギマダラ発見

8/11 11:53

お花畑

8/11 11:59

台湾まで越冬する長距離フライヤーは夏は高所で避暑っている

8/11 12:01

総勢10羽程見かけた。けっこう警戒心が強い

8/11 12:05

振り返ると伊豆と駿河湾が見えた。この旅初の展望

8/11 12:08

実は毒を持っている旅する蝶

8/11 12:14

日沢の横渡。高所らしい荒れ方になってきた

8/11 12:26

先月登った愛鷹山

8/11 12:41

ガスの中に入った。横渡以降、針葉樹（シラビソ優占）が増えてきた

8/11 12:45

一ノ木小屋跡

8/11 13:01

宝永山遊歩道辺り。この辺から五合目バス乗り場の方へ行ける

8/11 13:27

カラマツとダケカンバの森を登っていくと雲海荘と宝永山荘が見えた

8/11 13:27

足元がやっと富士山らしくなってきた

8/11 13:35

一般登山道に合流。富士登山8月の人口密度は3人以上/mらしいので単純換算すると900百万人/km2。ここまで1人/km2だったので、ここに来て900百万倍の窮屈さを感じた

8/11 13:37

本日の終点。旧四合目小屋

8/11 13:39

お盆の富士山は登るもんじゃない

8/11 13:44

村山古道の下山口はロープが張っており案内もないので注意

8/11 13:45

ガスの隙間から登ってきた樹海がよく見えた

8/11 13:53

村山古道はその他のルートにもカウントされていない

8/11 13:53

山頂は雲海タイムだったらしい

8/11 14:12

ヤマホタルブクロ

8/11 14:13

ミヤマシャジン

8/11 14:04

歩いてきた樹海を見下ろしながらバス待ち。1本早めのバスにしたから快適な下山バスとなった

8/11 17:52

初めて寄った定食屋の生姜焼きは食べ応えがあり満足

撮影機器：

LUMIX DMC-GX7MK2 ボディ パナソニック

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

nicopoji

負担の大きい資格試験に無事合格できたので、久しぶりに近場の山を登りに行こう。
お盆のため混む山は避けたいが遠出するのも気が乗らない。
毎週浅間神社までランニングしている村山古道を、自宅から一般登山道合流点まで歩いてみることにした。山頂を入れると時間に追われ古道歩きを楽しめない。まずは明るい時間帯に村山古道区間を楽しみたい。標高差も2400m以上あるのでかなりリフレッシュできた。
先日地元の人が富士山は5合目より下の方がおもしろいと言っていた意味がわかった気がする。
村山古道では序盤に1グループ、5合目合流点で1グループしか会わず、富士山とは思えない閑静なルートだった。高度が上がるにつれ植生が変化していく様を目の当たりにできるのも楽しい。一般的な5合目スタートの富士登山はいきなり森林限界なのでその変化を全く楽しめない。高鉢辺りのアサギマダラとの出逢いも一入。
10月11月辺りに行けば、涼しくてより気持ちのいい古道歩きを堪能できそうだ。

話題のルート3776のルートを確認したが村山古道は一切歩かれていないことに愕然とした。旧料金所ゲートまでロードって、やらされている感が強過ぎる。

古道復活に取り組まれた富士山クラブの報告書
http://www.fujisan.or.jp/image/sympoziumu/fujigakkai.pdf