中央アルプス 細尾沢



- GPS
- 18:15
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,720m
- 下り
- 1,719m
コースタイム
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 8:01
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 10:10
8/12 幕営地6:24〜森林限界大岩(2530m付近)8:14〜木曽駒ヶ岳10:13-46-〜玉乃窪山荘11:20-27〜八合目水場12:14-26〜七合目避難小屋13:18-27〜力水14:44-56〜幸ノ川徒渉地点15:25-35〜コガラ登山口16:03
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
細尾大滝の左岸の枝沢からの高巻きは、ヌメリと岩のもろさに要注意。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
調理用食材
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
携帯
時計
ツェルト
ナイフ
カメラ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
セルフビレイランヤード
タイブロック
渓流シューズ
トポ
ルート図
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
テントマット
シェラフ
着火剤
|
---|---|
共同装備 |
ロープ
ノコギリ
|
感想
8/11-12の1泊2日にて、中央アルプスの細尾沢を、山仲間2名と遡行してきた。奥美濃のワンゲル部山小屋滞在6日間からの継続になるので、前日に木曽まで150kmの下道ドライブを行った。
登山口である木曽駒高原に前夜に着いたが、無料のキャンプ場になっているため、多くのキャンパーで賑わっていてカオス状態。暗くて駐める場所がわからず、結局、道の駅まで戻って車中泊した。翌朝に再びキャンプ場まで上がり、一番上部になんとか駐める場所を確保できた。
入渓した正沢川は、渇水の時期にもかかわらず、水量が多く、大岩だらけ。最初は、釣りをしながらとも考えたが、とても重荷を担いで竿を持ちながらでは進めない。試しにテンカラ竿を振ってみたが、生命反応はなく、魚影も見ることはなかった。入渓時に釣り人とすれ違ったが、そのせいか、それとも魚がいないのかはわからない。
玉ノ窪沢との二俣と、正沢との二俣を越えて、細尾沢に入る。しばらく進むと、細尾大滝40mが現れる。大滝は左岸の枝沢から高巻くが、登るにつれて傾斜が増していく。ヌメリもあり、手が痺れるほど水も冷たい。ここでヒヤリハットが発生する。右手で掴んだホールドに体重をかけて、右足を上げたところ、ホールドが剥がれた。右半身が空中に投げ出されて、体が円を描いた。幸いなことに、なんとか左手が掴んでいたホールドから外れずに耐えることができ、最悪の転落は免れることができた。先に登っていた同行者は、岩が落ちていく音に驚き、「大丈夫か」と声をかけてくれた。転落してたら、ただでは済まなかっただろう。危うい区間はほんの短い区間だったので、ロープ確保はしていなかった。ホールドの頑強さを、もう少ししっかり確認すべきだったというのが反省点である。標高2160m地点の二俣にて、その日の行動を終え、ツエルトを張った。夜は焚火を囲んでの宴を楽しんだ。
2日目は下山が長いので、4時半起床で、6時20分に行動開始。後半の滝はナメ滝が中心で、滝のスケールの大きさに比べて、登るのは容易だったが、渇水のせいかヌメリが結構あり、ラバーソールの沢靴にサワーサンダルフエルトを着用した。標高2500m付近で水流が消え、森林限界を超えるとガレ場登りとなる。落石が起こりやすいガレを、木曽駒ヶ岳の山頂まで標高差400mを詰めるのだが、これに2時間を要した。最後は多くのギャラリーがいる山頂に、ロープを跨いでポッと出る。多くの一般登山者やハイカーにとっては、登攀具をつけた我々は相当に違和感のある存在だったに違いない。
下山は福島Bコースを下りたが、これが実に長く、5時間もの時間を要した。最後は足はパンパンで、ヘロヘロ状態であった。細尾沢は、アルプスの沢だけあり、スケールが大きく、明るく美しい沢であったが、下山の長さには閉口した。帰宅した翌日は1日ダウンしていた。年齢のせいか、最近はなかなか疲れが抜けない。
記録はブログにもアップしています。
http://mamezou.cocolog-nifty.com/mamezoudiary/2023/08/post-45e8f0.html
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