記録ID: 582013
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ハイキング
甲信越
中央線沿線、金比羅山と新矢野根峠から3つの金剛山
2015年01月29日(木) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 08:07
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,669m
- 下り
- 1,633m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 8:07
距離 17.1km
登り 1,669m
下り 1,633m
17:18
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰路:JR中央線 藤野駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
金比羅山はルートを外すと危険です。ルートにも急登や岩場があり、それなりに注意が必要です。 新矢野根峠から天神トンネルまでは、危険な所はありませんが、尾根の末端近くは踏み跡がありません。 天神トンネルから先は問題なしです。 以下、少し詳細に。 【金比羅山】 登山口の鳥居から少し登ると送電鉄塔があり、そこから暫くは笹藪っぽい道が続きます。踏み跡は明瞭です。藪が無くなると傾斜がきつくなってきて、階段が彫られた岩場が出てきて、それを越えると鎖場があります。鎖はしっかりしていますが、基部に昭和59に取り付けられたというプレートがあり、その後交換されているのか定かではないので、一応注意して掴まった方がよいでしょう。鎖場を抜けてもザレたような岩に落葉がつもっている急登なので気は抜けません。 また、鎖場の上から祠のある380m峰までは、それほど長い距離ではありませんが、下りのために地形とルートをしっかり覚えておくようにします。この辺りは落葉で踏み跡が判り難く同じような斜面があるので、下山時にルートを外すと厄介です。 私はうっかり別の所を下り掛けて、少し面倒な岩場を登り返しました。適当に下りると岩場がある可能性が高いので危険です。 380m峰からは痩せた吊尾根になります、この辺りはそれほど危険ではないけど、足場が良くない所もあるので注意して歩いた方が良いです。 金比羅山の最後の登りは岩場です。左の方にロープが付けられていますが、このロープは古くて支点は根の浮いた枯れ木なので、体重を掛けるような使い方は危険です。バランスの補助に使える程度です。 山頂からはどの方向に下りても岩場で、下りてしまうと山頂へ戻る以外に380m峰の方へ行けない可能性があります。 【新矢野根峠から天神トンネル】 金比羅山の登山口から新矢野根峠までは、普通の登山道で問題になるような所はありません。御前山の分岐に出るまで山裾を回って登って行きます。距離が長いしアップダウンもあるので、金比羅山に登らず、急登を厭わないのであれば、御前山を越えた方が早いかも知れません。 新矢野根峠から天神トンネルまでの尾根は、途中の482m峰あたりまでは踏み跡があり、手すりのように古いロープが張られています。482m峰から先は踏み跡は定かではありません。尾根の末端は集落に出る前に川があり、急に落ち込んでいるので、適当な所で北側の沢へ下ります。 |
写真
撮影機器:
感想
山レコの地図検索でルートを表示すると東京近郊の山は『こんな所まで歩いている人が居るのか』と感心するような所まで赤線が通っています。その中で私が馴染みのある場所に赤線が入っていない場所があったので、そこに赤線を引く、近辺にある3つの金剛山(鶴島金剛山、名倉金剛山、日連金剛山)へ登る、それと上野原駅から見える御前山の隣の顕著なピークに登る、という少しマニアックな計画でした。
赤線引きのための新矢野根峠から天神トンネルと3つの金剛山は、大体、想定通りでした。
想定と違っていたのは金比羅山です。当初は行きがけのついでみたいに思っていたけど、岩場や鎖場もあり、今回の核心部でした。この山はルートを外すと危険で、下手するとザイルが必要になると思います。標高が400m弱の山にしては中々侮れない山です。
鶴島御前山の東南面には、かなりのスケールの岩が見えるし、この辺りの低山には、まだ他にも何かありそうです。ルートを外して歩くときには気をつけなければいけません。
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コメント
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ルート地図見て、ぐちさんまた面白いとこ歩いてる〜、と思ってたら、なんとヤマレコ初赤線を引いてこられたんですね〜!そんなとこまだあったんだ〜 。見つけちゃって歩いちゃうぐちさんが凄い〜!
金比羅山カッコイイですね〜!
レコ写真で、行ってみたい!とおもったけど、解説読んでビビっちゃいました
軽い気持ちで突っ込んだら、立ち往生しそうだわ
お疲れ様でした〜!
ヤマレコ初赤線は少し前から目をつけていました。
いつか誰れかが歩いてしまうのではないかと密かに恐れていたけど、なんとか間に合いました。
実は、もう一ヶ所、目を付けていた所があったけど、先を越されちゃったんですよ
もう近郊では、この遊びは終わりですね。目ぼしい所がありませんから。
ヤマレコ初赤線だけなら、誰も歩かないような適当な斜面を登ってしまえば目的は果たせるけど、それもナンですよね。
金比羅山は本当に意外でした。往復で2時間弱だけど面白い所です。
あそこで気をつけるのは、下りの380m峰と鎖場の僅かな間のルートファインディングと、山頂の大岩の登り降りだけだたから、ある程度経験のある人なら、それほど恐れる事もないと思います。ただ、山レコは色々な人が見ているから、少し注意喚起みたいな表現にしています。
金比羅山だけだと、ほんとに軽いハイキングなので、何処かの行き帰りのついでに寄ってみては如何ですか、駅からも近いし。
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