奥穂→大キレット→槍
- GPS
- 19:08
- 距離
- 33.1km
- 登り
- 3,585m
- 下り
- 3,510m
コースタイム
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 9:12
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 10:36
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
新穂高の無料駐車場は20時時点で満車だったので泣く泣く鍋平の無料駐車場に。 有料駐車場、1日2400円とか、そこらの都内より高え。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上の方はガレ場まみれ 下の方はひたすら樹林帯 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
三連休北アルプス方面が晴れ予想だったので、急遽テン泊で行ってみた。
北アルプス南部はテント場がほとんど予約不要なので自由度が高い。後立山のテン場も見習え。
一泊二日で1日予備日。
新穂高から奥穂高岳に登って、大キレット経由で槍ヶ岳行って、槍平経由で新穂高に戻る。
初日は疲れ果てたところでテン泊する予定。
暑いので夜中2時に出発して樹林帯は涼しい夜中にやり過ごす。
実際涼しかったが、誰も通ってないので蜘蛛の巣まみれになった。
登り後半の奥穂高小屋までのガレ場は今回の全工程の中で一番辛かった。
標高差800mひたすらガレ場を直登していく。
道がない。たまにペンキで矢印あるが、すぐ迷う。
たまにあるピンクリボン目掛けて進むしかない。
浮石だらけででかい岩でも動く。危なすぎる。
何人か降ってくる人いたけど、下りも危なそう。
早く出たので朝には奥穂高の小屋に着いてしまう。
すでに完全にバテている。
荷物を全デポして奥穂高山頂に向かう。いきなりハシゴと鎖ではげしいが、手ぶらなので楽。
馬の背やジャンダルムが近くに見えたので行ってみたかったが、バテてたのでやめた。
ただ、今後またここまで登ってくるのが嫌すぎる。
西穂高のロープウェイから向かおう。
今日はどこまで行くか悩む。バテてるが流石に早朝から奥穂にテント張るのものアレなので、先に進んでみる。
ひとまず涸沢岳に登ってみたが、バテてて登りが辛い。ここまできたら北穂まではいかないといけないので進む。
いきなり激しい鎖の垂直下降が始まって???
下りは体力使わないのでサクサク進む。
道中やたらと岩場や鎖やハシゴが出てくる。難易度は大キレットと変わらない。こっちの方が多少大キレットより短いので名前がついてないのか?
散々降ったので北穂山頂までひたすら登る。
11時には着いたが、完全にバテてたのでここをキャンプ地とする。
テント受付すると、テント場は10分くらい涸沢方面に降ったとこにあると不穏なことを言われる。
今から大キレット進む元気はないのでそのまま申し込み。
テント場行ってみると、奥穂側に戻る方向で標高差50mくらい降る。道も荒れている。
トイレ等で何度かテント場と小屋を往復したが、体力的に辛くて死にそうになりながら登る。標高3000m地点の標高差50mはつらすぎた。
多分夜にトイレ行ったら滑落して死ぬ。
大キレット方向行く人は小屋泊にするか、奥穂か南岳のテント場にした方がいい。
夜の気温は10度くらい。快適下限14度の寝袋だと寒かった。トイレも行きたくなったが死にそうなので我慢。
大キレット混みそうなので4時半に出発。
北穂直下の下りが激しい。キレットは途中の鎖場よりも最初と最後の激しい上り下りの方がきついと思う。
北穂側から進むと、長谷川ピークとかのネームドが全部通り過ぎた後に看板があって拍子抜けする。
ネームドは鎖や足場が過保護についているので、高度的に怖いけど安全。むしろ名もないところで疲れでふらついたり、浮石で転けたりして死ぬ確率の方が高そう。
北穂から槍まで大キレットだけじゃなく大小たくさんのキレットや岩場があるので、体力や上り下りの脚力が必要だった。後半ゼーハー言いながら足ガクガクだった。テクニック的なものはほとんどいらない。
なんとか槍に辿り着いて荷物デポして登り始める。
途中から大渋滞。
鎖やハシゴが長く続くが、一個一個は大したことない。7歳と9歳の子連れもいた。
山頂でベルトコンベアーのように写真を撮ってすぐ降りる。降りるのも渋滞で時間がかかる。
小屋でエネルギー補給して槍平方面に下る。新穂高まで14km位らしい。
槍からの下りはガレ場だが道が整備されている。奥穂高小屋直下とは違うな。
サクサク降っていくと樹林帯に入る。そこから地獄。似たような道を延々と進む。
槍平小屋ではかき氷とか売ってる。店員に声かけたらちょっと待ってと言われてそのまま雑談始まって放置されて悲しみと共にそのまま進む。槍平からも似たような樹林帯が続く。奥穂高の登山口まで進むと林道になってまたひたすら進む。
林道を原付で下っていく登山者がいた。登山口に原付デポしたのか。
新穂高に到着してもまだ終わりでない。鍋平の駐車場まで登山道を登る。標高差150m位をひたすら登る。暑いし疲れた体に堪える。汗だくで死にそうになりながら駐車場に到着して終了。
今回全工程できつかったのは、
1位、奥穂高への登り
2位、鍋平駐車場への登り
3位、北穂のテント場からトイレの往復
ちょっと心配になってきた😅
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