光岳(百名山) 日帰りチャレンジ
- GPS
- 12:27
- 距離
- 29.9km
- 登り
- 2,610m
- 下り
- 2,601m
コースタイム
- 山行
- 10:32
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 12:28
運動消費カロリ 3811Kcal
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道152号から芝沢ゲートまでは災害により通行止め箇所があり、yahooやGoogleで案内されるルートに従うととんでもなく狭隘なルートへの迂回を余儀なくされるので注意が必要。現時点での正解はカーナビが案内する地点より約6kmほど国道を北に行った所にある上村小学校のところを右折(北からの場合は左折ですね)して市道に入ります。あとは要所要所に南アルプス方面との表示がありますので迷わずいけると思います。参考までにGoogle MAPのリンクを貼り付けておきます。(あくまでも8/12現在の情報ですのでご利用は自己責任でお願いします。) https://goo.gl/maps/RjWjv9JG3Mc3JjGR9 なお、北又渡発電所までは舗装道ですが、発電所を超えて橋を渡った先は未舗装道路です。未舗装、舗装に拘らず道路上には落石、穴ボコが多くみられます。 芝沢ゲートのところと発電所手前に駐車場があります。我々は芝沢ゲート前に止めることができました、AM4:00到着時点で@5台程度空きがある感じでした。ただ今回は台風7号が直撃する可能性もあるため山行を中止された方もいたようなので(光小屋情報)、その影響もあったのかも知れません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
aki: 先行者のレコに、ヒルに刺されたとの報告がありましたので念のため忌避剤を吹き付けて、肌の露出も最小にして入山。幸にして見かけることはありませんでした。ただ林道を歩いている際に蚋に掌を刺されました。2日経ってもまだ痒いので注意したほうが良いでしょう。 標高2254mにある三角点と易老岳との間、痩せ尾根を通過します。ここがこのコース上、唯一の危険箇所となります。 易老岳まではひたすら体力勝負。標高差1500mの急登が続きます。百名山とはいうものの、足場はあまり良くないので結構気を使います。私の中では、今まで経験した急登の中でも1、2を争うレベルでした。Garminの運動負荷は463 易老岳に到着してひと段落ですが、ここから三吉平へ150m程降ってからイザルガ岳分岐までの谷筋のがれ場を300m程登り返さなくてはなりません。ここもなかなか急登で、疲れた足にはなかなか辛いです。帰りにまた登り返すのかと考えると結構メンタルがやられます。 下山時には易老渡までは、急降下が延々と続くため、注意力が散漫になってきます。前に書いたように、足場があまり良くないので気をつけていないと石ぐるまに乗っかります。転倒して足を怪我することが最大のリスクです、無理をせず休憩を入れながら時間をかけて慎重に降りましょう。 携帯は、時々繋がるようですが、このコースの利用者は思いの外少ないので、複数で入山されることをお勧めします。 |
写真
装備
個人装備 |
アンダーアーマ(長袖青色)
CW-X黒色
雨具(上オレンジ色
下黒色)
長ズボン(黄色)
ヘッドランプ(ペツル)
保険証
iPhone13mini
サングラス
ストックLEKI
シルバコンパス
ココヘリ(004510-108)
スポルティバTX4
fenix6X
水(タンク2L+ペツトボトル3本=3.6L)
おにぎり6個
タオル2本
非常食(羊羹)
キャップ帽子(赤色)
レインハット(青色)
GoPro8
上着ライトダウン(赤)
携帯トイレ
心抜トイレットペーパー
ファーストエイド
ツエルト
|
---|---|
備考 | 水は登りで1.6L消費。山小屋での補給を考えればポリタンクの2Lは不要だった。 |
感想
自転車事故に遭い光岳への山行を中止して1年、漸く登ることができました。この間に林道が流失してしまい、易老渡までの往復約9kmは歩かざるを得なくなってしまいましたので、自転車利用時と比べ往復で90分程余分に時間がかかります。このようなハードな山行ではいつもPTをお願いするMOさん、おかげ様で懸案だった山行を安心して無事に完遂することができました。ありがとうございました。
過去に笠ヶ岳の新穂高温泉から日帰りは5回経験していますが、初めての山で先の状態がなかなか分からないことからペース配分が難しく体感的には光岳日帰りの方が私にはキツく感じられました。
百名山ということや、登山口駐車場の混雑度合いから登山道にも結構人がいるのだろうと想像しておりましたが、登っている間は、前日に1泊したと思われる数名のPTとすれ違ったものの、同方向の人には易老岳から光岳に向かって降っている時に1名、易老渡からゲートに向かって林道を歩いているときに1名、計2名に追い抜かれたのみでした。この2名は何れもトレラン風、彼らのスピードにはいつも驚かされます。背負っている小さなザックに何が入っているのか気になります。あれだけ荷を軽くできればかなり楽に歩けるだろうなぁとは思いますが、とても真似できそうにありません。
小屋番の花さんに日帰りだと話すと驚いて見えたので、このコースの日帰りは一般的では無いようです。バッジを購入して花さんとお話ししていると、登頂記念の切符を頂きました。良い記念になります、ありがとうございました。とても綺麗な山小屋でお風呂にも入れるようです。
花の方は、易老度から易老岳の間はあまり見かけないので正直つまらんです。稜線に出ると、風露や弟切などがチラチラ出てきます。イザルガ分岐に向けたガレ場周辺には鳥兜が多く見られます。小屋に至る湿原に設けられた木道周辺はすでに賞味期限切れだったのかもしれません、あまり花を見つけることはできませんでした。
実に静かなルートでした。次回行くことがあれば光岳小屋に一泊して早朝の晴天のうちにイザルガ岳山頂から南アルプスの山々を一望したいと思います。(因みに光岳山頂は立木が多く展望は望めません)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する