大天井岳
- GPS
- 11:36
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 2,078m
- 下り
- 2,071m
コースタイム
- 山行
- 9:51
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 11:37
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日22:30に到着して空きが10台弱だった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な箇所はなく、全体に非常に整備の行き届いた歩き良い登山道。 登山口からは歩き良い沢沿いの樹林帯の緩斜面。 一ノ沢の左岸から右岸に太橋を渡ったのち、再度右岸に渡ると胸突き八丁の高巻きが始まり斜度が上がる。沢側が片側が切れ落ち、途中落石注意の標識あり。 高度が追いついた沢を再度右岸に渡り、最終水場を過ぎると木製の階段が多い急坂で一気に250m上がる。稜線上の常念乗越にある常念小屋に到着。 常念乗越からはトウヒやツガの背の低い灌木帯を抜け高度1900m以上になると森林限界を超えてハイマツ帯の緩い斜度の稜線歩きとなる。 横通岳は巻道を右側に登っていく分岐を上り詰めると三角点があるが、そのまま巻道と合流する登山道を見失う、ザレとハイマツとガレの間を縫って下降する羽目となる。 一旦高度を下げてから、ハイマツ帯を登り枝稜のコルを超えると東天井の肩。 東大天井の肩からはザレ、ガレの稜線歩きで大天荘まで。大天荘から頂上まではすぐ。 |
写真
装備
個人装備 |
食料
地図
コンパス
保険証
飲料水(2L)
経口補水液(1L)
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
医薬品
タオル
携帯電話
雨具
時計
非常食
熊鈴
ヘッドランプ
ロールペーパー
ザック
タイツ
Tシャツ替え
長袖ジャケット
車
ズボン
グローブ
ハット
靴
サングラス
カメラ
コンロ
コッヘル
ナイフ
|
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感想
以前、燕岳に登った時に槍ヶ岳を間近に見える山としていきたいと思っていた大天井岳に日帰りで挑戦。中房温泉から燕岳経由も考えるも、駐車場まで行くのが大変なのと、すごく混んでそうなので一ノ沢からのピストンに。
前日22:30で一ノ沢登山者第一駐車場に到着。車中でぐっすり3時まで寝てから出発。
下界の猛暑も関係なく、空には満天の星で山行に期待が高まる。
登り始めの一ノ沢沿いは緩斜面で歩き良い。やがて夜が明けると空には雲ひとつなく、稜線に出た時の展望が楽しみだった。
胸突き八丁からの急登も周囲に咲く高山植物の花々や沢を渡る風、ご機嫌な天気ととても整備された登山道のおかげで楽しく登れた。
常念乗越で稜線に出ると想像以上の好天と展望に胸がいっぱいに。これは良い日に登ることができた。ただあまりの好天に安曇野方向からは雲が上がってきており、早くしないと展望がなくなりそうな予感がある。
先を急ぎ、まずは横通岳のピークに。ここからの眺めも良い。ただ、横通岳から稜線沿いの登山道に戻る際に道を見失い、気がついたら急斜面の人跡のない箇所に。下の方に登山道が見え、歩いていた方に手を振ってもらったおかげで戻れたものの、どうも登山道より西側に入り込んでしまったらしい。人の歩いていないザレは脆く、浮石も多い。落石を起こさぬよう最新の注意を払って足を運んだが、登山道のありがたみがわかる経験だった。一応破線ルートなのだから、もっとルーファイに気をつけるべきだった。
一旦コルまで下がると展望は効かなくなるが、東天井岳の肩で稜線を越えるとさらに近づいた槍ヶ岳が姿を現し再び声が出る。徐々にガスが上がってきているが、まだまだ展望はきく。
このあと、いくつかピークをトラバースして、大天荘が見えると大天井岳は目と鼻の先。なんとか雲が上がる前に山頂に到着できた。
10:30の時点でもすでに雲が上がり始めている、下界は猛暑なんだろう。気温を考えればここは極楽。槍ヶ岳をはじめに北側の山々もなんとか展望することができてよかった。
腹ごしらえをして下山に取り掛かると、東天井岳を過ぎた頃にガスの中に入り、曇りに。長い行程は途中常念小屋でトイレを借りて、コーラの補給をしたおかげで集中力を切らすことなく歩き通せた。
展望は最高のルートだと思う。また、一ノ沢の急坂も含めてよく整備されている。一昨年、三股から常念岳、蝶ヶ岳を周回した時にも感じたが、この界隈の山々と登山者はとても愛されていると思う。
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