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Yamareco

記録ID: 5822839
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

大天井岳

2023年08月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
11:36
距離
24.1km
登り
2,078m
下り
2,071m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:51
休憩
1:46
合計
11:37
4:13
8
4:21
4:22
41
5:03
5:04
22
5:26
5:30
23
5:53
5:53
48
6:41
6:50
46
7:36
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48
8:24
8:35
59
9:34
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51
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13
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6
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37
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65
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18
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14:03
29
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14:54
16
15:10
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33
15:43
15:43
7
15:50
15:50
0
15:50
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
一ノ沢登山者駐車場に駐車。
前日22:30に到着して空きが10台弱だった。
コース状況/
危険箇所等
危険な箇所はなく、全体に非常に整備の行き届いた歩き良い登山道。
 登山口からは歩き良い沢沿いの樹林帯の緩斜面。
 一ノ沢の左岸から右岸に太橋を渡ったのち、再度右岸に渡ると胸突き八丁の高巻きが始まり斜度が上がる。沢側が片側が切れ落ち、途中落石注意の標識あり。
 高度が追いついた沢を再度右岸に渡り、最終水場を過ぎると木製の階段が多い急坂で一気に250m上がる。稜線上の常念乗越にある常念小屋に到着。
 常念乗越からはトウヒやツガの背の低い灌木帯を抜け高度1900m以上になると森林限界を超えてハイマツ帯の緩い斜度の稜線歩きとなる。
 横通岳は巻道を右側に登っていく分岐を上り詰めると三角点があるが、そのまま巻道と合流する登山道を見失う、ザレとハイマツとガレの間を縫って下降する羽目となる。
 一旦高度を下げてから、ハイマツ帯を登り枝稜のコルを超えると東天井の肩。
 東大天井の肩からはザレ、ガレの稜線歩きで大天荘まで。大天荘から頂上まではすぐ。
歩き始めは駐車場だが、登山口まで15分程度歩く。
真っ暗の中でも人感照明が点灯する非常に整備が行き届いたトイレがあり、ここで靴紐を締め直して登山開始。
2023年08月12日 04:13撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 4:13
歩き始めは駐車場だが、登山口まで15分程度歩く。
真っ暗の中でも人感照明が点灯する非常に整備が行き届いたトイレがあり、ここで靴紐を締め直して登山開始。
夜が明け始めた。
2023年08月12日 05:28撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 5:28
夜が明け始めた。
枝沢を渡ったところにあった木製階段。全体に大きな段差にこのような階段が設置されていて歩き良い。
2023年08月12日 05:28撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 5:28
枝沢を渡ったところにあった木製階段。全体に大きな段差にこのような階段が設置されていて歩き良い。
登山道にも日が差し始める。
2023年08月12日 05:33撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 5:33
登山道にも日が差し始める。
おお、今日も快晴っぽい。
2023年08月12日 05:52撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 5:52
おお、今日も快晴っぽい。
沢の上流を見やる。あの稜線まで登る。
2023年08月12日 05:54撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 5:54
沢の上流を見やる。あの稜線まで登る。
沢沿いの登山道は高山植物の宝庫だった。
オヤマリンドウ
2023年08月12日 06:06撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 6:06
沢沿いの登山道は高山植物の宝庫だった。
オヤマリンドウ
トリカブト
2023年08月12日 06:10撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 6:10
トリカブト
2023年08月12日 06:11撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 6:11
2023年08月12日 06:11撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 6:11
2023年08月12日 06:17撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 6:17
ヤマハハコ
2023年08月12日 06:18撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 6:18
ヤマハハコ
2023年08月12日 06:32撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 6:32
2023年08月12日 06:33撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 6:33
シモツケソウ?
2023年08月12日 06:35撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 6:35
シモツケソウ?
2023年08月12日 06:38撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 6:38
常念乗越に到着。目の前に槍ヶ岳が。
2023年08月12日 07:16撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 7:16
常念乗越に到着。目の前に槍ヶ岳が。
常念岳への登山道。この時間帯はまだガスがかかっていなかったが、東側、安曇野から上がってくるガスで真っ先に見えなくなるr。
2023年08月12日 07:16撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 7:16
常念岳への登山道。この時間帯はまだガスがかかっていなかったが、東側、安曇野から上がってくるガスで真っ先に見えなくなるr。
こちらはこれから歩く横通岳方向。常念岳と違ってまだ灌木帯が続く。
2023年08月12日 07:17撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 7:17
こちらはこれから歩く横通岳方向。常念岳と違ってまだ灌木帯が続く。
常念小屋の上に穂高から槍ヶ岳に続く稜線が見える。
2023年08月12日 07:17撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 7:17
常念小屋の上に穂高から槍ヶ岳に続く稜線が見える。
常念岳と横通岳の分岐標識。
2023年08月12日 07:19撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 7:19
常念岳と横通岳の分岐標識。
常念岳山頂のズーム
2023年08月12日 07:20撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 7:20
常念岳山頂のズーム
槍ヶ岳。
2023年08月12日 07:20撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 7:20
槍ヶ岳。
北穂高岳が常念岳の稜線から顔を出している。
2023年08月12日 07:20撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 7:20
北穂高岳が常念岳の稜線から顔を出している。
コマクサ発見
2023年08月12日 08:15撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 8:15
コマクサ発見
2023年08月12日 08:17撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 8:17
横通岳山頂に到着。
8時半にもなっていないのに常念岳方向は雲が上がってきてしまった。
2023年08月12日 08:19撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 8:19
横通岳山頂に到着。
8時半にもなっていないのに常念岳方向は雲が上がってきてしまった。
涸沢カールを中心に穂高連峰。左側に見えているのは先週登った乗鞍岳か?
2023年08月12日 08:20撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
8/12 8:20
涸沢カールを中心に穂高連峰。左側に見えているのは先週登った乗鞍岳か?
大キレットから槍ヶ岳、東鎌尾根。
2023年08月12日 08:20撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
8/12 8:20
大キレットから槍ヶ岳、東鎌尾根。
このルートずっと槍ヶ岳が展望できる。
何枚もとっちゃう。
2023年08月12日 08:20撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
8/12 8:20
このルートずっと槍ヶ岳が展望できる。
何枚もとっちゃう。
2023年08月12日 08:20撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 8:20
前穂高、奥穂高、北穂高。
2023年08月12日 08:20撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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8/12 8:20
前穂高、奥穂高、北穂高。
2023年08月12日 08:20撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 8:20
コマクサ。逆光で透けた花が可憐。
2023年08月12日 08:20撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/12 8:20
コマクサ。逆光で透けた花が可憐。
2023年08月12日 08:20撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 8:20
涸沢にはかろうじて雪が残る。
2023年08月12日 08:21撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 8:21
涸沢にはかろうじて雪が残る。
2023年08月12日 08:23撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
8/12 8:23
この後歩く稜線
2023年08月12日 08:23撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 8:23
この後歩く稜線
最大望遠で雲間にとらえたのは剱か?
2023年08月12日 08:23撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 8:23
最大望遠で雲間にとらえたのは剱か?
鹿島槍?
2023年08月12日 08:23撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 8:23
鹿島槍?
こちらは頚城山塊?
2023年08月12日 08:23撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 8:23
こちらは頚城山塊?
2023年08月12日 08:24撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 8:24
2023年08月12日 08:24撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 8:24
この時間帯はまだガスが上がってきておらず展望は最高。
2023年08月12日 08:25撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 8:25
この時間帯はまだガスが上がってきておらず展望は最高。
稜線沿いで展望が開えるところがあり、雲が上がってくる前の山々を。
2023年08月12日 08:55撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
8/12 8:55
稜線沿いで展望が開えるところがあり、雲が上がってくる前の山々を。
2023年08月12日 08:58撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 8:58
梓川沿い。
2023年08月12日 08:58撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 8:58
梓川沿い。
登山道の上に日本猿がいた。
2023年08月12日 09:00撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 9:00
登山道の上に日本猿がいた。
横通岳と東天井岳の間のコルにて。
2023年08月12日 09:10撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 9:10
横通岳と東天井岳の間のコルにて。
東天井岳の肩に到着。
ここまではしばらく稜線に遮られて槍ヶ岳方向は見えないので肩の稜線に出た時にはさらに近づいた槍ヶ岳に「おぉ!」と声が出る。
2023年08月12日 09:39撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/12 9:39
東天井岳の肩に到着。
ここまではしばらく稜線に遮られて槍ヶ岳方向は見えないので肩の稜線に出た時にはさらに近づいた槍ヶ岳に「おぉ!」と声が出る。
少しガスが上がってきているが、まだ展望は望める。
2023年08月12日 09:42撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 9:42
少しガスが上がってきているが、まだ展望は望める。
涸沢カール。今日何回目?
2023年08月12日 09:42撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 9:42
涸沢カール。今日何回目?
見飽きないよね。
2023年08月12日 09:42撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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8/12 9:42
見飽きないよね。
2023年08月12日 09:42撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 9:42
2023年08月12日 09:42撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 9:42
2023年08月12日 10:03撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 10:03
イワギキョウ
2023年08月12日 10:08撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 10:08
イワギキョウ
本当に、良い稜線歩き。最高。
2023年08月12日 10:16撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 10:16
本当に、良い稜線歩き。最高。
2023年08月12日 10:16撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 10:16
大天荘に到着しました。
2023年08月12日 10:25撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 10:25
大天荘に到着しました。
登頂しました。
やはり、ガスが上がってきているね。でもこの展望。
2023年08月12日 10:31撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
8/12 10:31
登頂しました。
やはり、ガスが上がってきているね。でもこの展望。
2023年08月12日 10:31撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 10:31
2023年08月12日 10:32撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 10:32
2023年08月12日 10:32撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 10:32
鷲羽岳と水晶岳かな。
2023年08月12日 10:32撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 10:32
鷲羽岳と水晶岳かな。
高瀬ダム湖の向こうに見えるのは包囲的に船窪岳?かっこいい山だな。
2023年08月12日 10:34撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 10:34
高瀬ダム湖の向こうに見えるのは包囲的に船窪岳?かっこいい山だな。
こちらは立山、剱岳か?
2023年08月12日 10:35撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 10:35
こちらは立山、剱岳か?
2023年08月12日 10:35撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 10:35
2023年08月12日 10:35撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 10:35
小槍もこの角度からは見える。
笠ヶ岳からも見えた覚えがあったんだが、位置的にちょうど反対側なんだな。
2023年08月12日 10:36撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 10:36
小槍もこの角度からは見える。
笠ヶ岳からも見えた覚えがあったんだが、位置的にちょうど反対側なんだな。
槍ヶ岳の南、大喰岳、中岳か
2023年08月12日 10:36撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 10:36
槍ヶ岳の南、大喰岳、中岳か
前穂高はガスがかかった。10時半でも雲が登ってくるのが早い。
2023年08月12日 10:37撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 10:37
前穂高はガスがかかった。10時半でも雲が登ってくるのが早い。
絶景。
2023年08月12日 10:39撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 10:39
絶景。
2023年08月12日 10:39撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 10:39
山頂を出発する前に
2023年08月12日 10:40撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/12 10:40
山頂を出発する前に
2023年08月12日 11:40撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 11:40
2023年08月12日 11:40撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 11:40
一ノ沢の左岸を高巻きしているところでは、切り立った崖沿いに短いも落石注意箇所あり。(下山時振り返って撮影)
2023年08月12日 14:07撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 14:07
一ノ沢の左岸を高巻きしているところでは、切り立った崖沿いに短いも落石注意箇所あり。(下山時振り返って撮影)
ホタルブクロ
2023年08月12日 15:15撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 15:15
ホタルブクロ
12時間ぶりの登山口
2023年08月12日 15:50撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/12 15:50
12時間ぶりの登山口

装備

個人装備
食料 地図 コンパス 保険証 飲料水(2L) 経口補水液(1L) ティッシュ 三角巾 バンドエイド 医薬品 タオル 携帯電話 雨具 時計 非常食 熊鈴 ヘッドランプ ロールペーパー ザック タイツ Tシャツ替え 長袖ジャケット ズボン グローブ ハット サングラス カメラ コンロ コッヘル ナイフ

感想

 以前、燕岳に登った時に槍ヶ岳を間近に見える山としていきたいと思っていた大天井岳に日帰りで挑戦。中房温泉から燕岳経由も考えるも、駐車場まで行くのが大変なのと、すごく混んでそうなので一ノ沢からのピストンに。
 前日22:30で一ノ沢登山者第一駐車場に到着。車中でぐっすり3時まで寝てから出発。
 下界の猛暑も関係なく、空には満天の星で山行に期待が高まる。
 登り始めの一ノ沢沿いは緩斜面で歩き良い。やがて夜が明けると空には雲ひとつなく、稜線に出た時の展望が楽しみだった。
 胸突き八丁からの急登も周囲に咲く高山植物の花々や沢を渡る風、ご機嫌な天気ととても整備された登山道のおかげで楽しく登れた。
 常念乗越で稜線に出ると想像以上の好天と展望に胸がいっぱいに。これは良い日に登ることができた。ただあまりの好天に安曇野方向からは雲が上がってきており、早くしないと展望がなくなりそうな予感がある。
 先を急ぎ、まずは横通岳のピークに。ここからの眺めも良い。ただ、横通岳から稜線沿いの登山道に戻る際に道を見失い、気がついたら急斜面の人跡のない箇所に。下の方に登山道が見え、歩いていた方に手を振ってもらったおかげで戻れたものの、どうも登山道より西側に入り込んでしまったらしい。人の歩いていないザレは脆く、浮石も多い。落石を起こさぬよう最新の注意を払って足を運んだが、登山道のありがたみがわかる経験だった。一応破線ルートなのだから、もっとルーファイに気をつけるべきだった。
 一旦コルまで下がると展望は効かなくなるが、東天井岳の肩で稜線を越えるとさらに近づいた槍ヶ岳が姿を現し再び声が出る。徐々にガスが上がってきているが、まだまだ展望はきく。
 このあと、いくつかピークをトラバースして、大天荘が見えると大天井岳は目と鼻の先。なんとか雲が上がる前に山頂に到着できた。
 10:30の時点でもすでに雲が上がり始めている、下界は猛暑なんだろう。気温を考えればここは極楽。槍ヶ岳をはじめに北側の山々もなんとか展望することができてよかった。
 腹ごしらえをして下山に取り掛かると、東天井岳を過ぎた頃にガスの中に入り、曇りに。長い行程は途中常念小屋でトイレを借りて、コーラの補給をしたおかげで集中力を切らすことなく歩き通せた。
 展望は最高のルートだと思う。また、一ノ沢の急坂も含めてよく整備されている。一昨年、三股から常念岳、蝶ヶ岳を周回した時にも感じたが、この界隈の山々と登山者はとても愛されていると思う。

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