ご来光拝みに二王子岳へ(二百名山) 早朝の山頂は真夏でも寒〜い(新潟県新発田市 胎内市)
- GPS
- 03:27
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,195m
- 下り
- 1,214m
コースタイム
天候 | 晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
南俣集落から登山口の二王子神社までは、路面舗装されているものの狭くてすれ違いも難しいです。通行注意。 登山者用の駐車場は、くねくねの山道を走って橋を渡ったらすぐ右に折れるとあります。駐車可能台数はおよそ40台。直進すると二王子神社ですが、こちらの駐車場は参拝者用の駐車場ですので登山者は駐車しないように。 もしコミュニティバスで行くとするなら、新発田駅から登山口の二王子神社にもっとも近い南俣地区に到着するのは一番の便でも正午過ぎ。登山に使うには現実的ではありません。新発田駅からの往路はまず朝6:55の川東行きに乗り、終点川東から二王子神社まで約9kmの徒歩となります。 逆に新発田駅行きの復路は使いやすい時間に設定されています。南俣発15:35もしくはその次の16:35に乗車し、川東で乗り継いで新発田駅まで戻れます。なお二王子神社から南俣バス停までは約3km徒歩でおよそ45分かかります。 また時刻は変更になる場合があります。くわしくは新発田市の川東コミュニティバスのサイトで確認お願いします。 https://www.city.shibata.lg.jp/kurashi/kotsu/bus/kawahigashi/1015347.html 【追記】 コミュニティバスは土日祝、お盆、年末年始は基本運休だそうです。ご利用の際はご注意ください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
新潟県内でも屈指の整備万全な登山道で歩きやすいです。気をつけるのは5月6月の残雪期に8合目で雪斜面のトラバースするところくらいです。 二王子岳のコースタイムは上り240分、下り150分。 |
その他周辺情報 | 国道7号線方面から二王子岳へ向かうときの最後のコンビニは、加治川の橋(安全橋)を渡ったところにあるセブンイレブンです。 下山後の温泉は国道7号線から二王子岳に向かう途中にある「あやめの湯」をどうぞ。料金は大人420円です。中に100円返却式のロッカーがあります。内湯しかない小さな温泉施設ですが、茶褐色のお湯で良いお風呂です。また市街地には「いいでの湯」という昔ながらの銭湯もあります。他に新発田近辺では「百花の里 城山温泉」「聖籠観音の湯ざぶーん」「紫雲の里」もおすすめ。 あやめの湯 https://www.city.shibata.lg.jp/shisetsu/kanko/kanko/1005071.html |
写真
感想
お盆真っ只中の8月13日。この日は最初4週連続飯豊連峰通いとなる北股岳(梶川尾根)に登るつもりでいたのですが、お盆休みで飯豊山荘の駐車場が混んでるかもしれないのと、来週以降に飯豊山ダイグラ尾根にチャレンジするのでそのとき北股岳は通りますので(梶川尾根下山)、予定変更して近場の二王子岳(1420m)でお茶を濁すことにしました。
今回はちょっと趣向を変え、山頂でご来光を拝んでみようかとナイトハイクでアタックします。幾度となく登っている地元の山で、しかもくそ暑い盛夏。歩き慣れた山ならナイトハイクもし易いですし、涼しいうちに標高上げるのも良いと考えたのです。
午前1時に起床し車を走らせ、二王子神社の登山口を2時スタート。のんびり2時間30分かけて登頂(午前4時30分に到着)し山頂でご来光待機の予定を立てていましたが、あろうことか40分の寝坊。不覚……。よって2時40分スタート(出遅れ40分)。うーむ、この日の日の出は4時55分頃なので、わりとガチで登って2時間そこそこで登頂しないといけません。
満天の星空の下、駐車場に車を置いたと同時にスタート。ヘッデン点けて歩いていきますが、なにぶん暗いので昼間と同じようにはいかず、足の運びを慎重にするためいつもよりは若干ペース落とし気味で登っていきます。それでも二王子岳は登山道の整備がすごいのでナイトハイクでもまったく問題ありませんでした。非常に歩きやすいです。それにしても樹林帯は暑いですね。風がまったく通りません。高度を上げて稜線近くなると(もうかなりの終盤ですが)、涼しい風が通って快適になりました。と同時に東の空がだんだん明るくなってくるので、「太陽出てくるまでに間に合ってくれよ」と少しばかりの焦りを抱きながら登りました。
山頂には4時50分到着。飯豊連峰の鉾立峰と大石山の鞍部がかなり明るくなっていますが、まだ太陽は顔を出していません。ふぅ、どうにか間に合った。そしてすぐに大石山の肩から太陽が上がってきます。うむ、やっぱ山でご来光はいいものだ。平地からだと何とも思わないのですが(笑)
ご来光を眺めている最中、歩いてるときは涼しく感じていた風が、動きを止めると寒〜い。たまらず一枚羽織ります。下界ではあれだけくそ暑いので「羽織るものなんて要らんだろ」と思っていたのですが、ザックに余裕があったので入れといてよかった(笑)そのまま1時間ほどご来光と飯豊連峰の眺めを楽しんでいました。あっ、そうそう。飯豊連峰は朳差岳から地神山まではすっきり晴れていたのですが、北股岳や御西岳、大日岳は雲がかかっていました。これ北股岳行ってたらガスガスだったかもなあ。そんなに濃くない雲に見えますが、なかなか取れないんだよな〜。
その後早起きだったのと気温上がってきたので眠くなり、山頂でさらに1時間ほど座ったまま仮眠。7時を迎え下山を開始いたします。結局2時間以上山頂に滞在してしまいました(笑)二王子岳はとにかく下りが進みやすく、登ってくる登山者さんたちとスライドしつつ一気に駆け下り下山完了。ハードな飯豊連峰と比べたら半分にも満たない行程なのでほとんど疲れていないため、ここ最近恒例となった下山後の水浴びは実施しませんでした。代わりに家に帰ってからお風呂に入りましたよ。
私はこれまで危険回避のためナイトハイクしない主義でしたが、よく知ってる道で暑い時期ならナイトハイクはあり。と、こないだの大日岳日帰りから考えるようになり、この日もそれを再認識しました。今日は飯豊連峰からのすばらしいご来光を拝むことができましたし、またそのうちやるかもしれません。北股岳と迷って二王子岳をチョイスしたのも良かった。この日はおそらく北股岳登っても山頂だけピンポイントでガスだったでしょうから。
さあ、次はいよいよ飯豊連峰のダイグラ尾根。今日で新しいトレランシューズのお試しもできましたし(まったく問題なし)、あとはたぶん泊まりになるので装備品をじっくり吟味しなきゃ。
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