硫黄岳-横岳-赤岳 2days

2023年08月12日(土) ~ 2023年08月13日(日)

• GPS: 11:37
• 距離: 21.1km
• 登り: 1,660m
• 下り: 1,656m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:22
• 休憩: 0:56
• 合計: 5:18

距離 10.0km 登り 1,286m 下り 96m

10:13 美濃戸口
10:25 河原奥の氷柱
10:54 やまのこ村
11:01 美濃戸
11:05 美濃戸山荘
11:46 堰堤広場
12:40 13:15 赤岳鉱泉
13:20 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
13:25 13:26 ジョウゴ沢
14:32 14:40 赤岩の頭
15:01 15:14 硫黄岳
15:35 硫黄岳山荘

2日目

• 山行: 6:09
• 休憩: 1:14
• 合計: 7:23

距離 11.1km 登り 428m 下り 1,590m

15:35 硫黄岳山荘
6:17 台座ノ頭
6:35 6:42 横岳
6:45 横岳（無名峰）
6:54 6:55 三叉峰
7:06 石尊峰
7:10 7:15 鉾岳
7:23 7:29 日ノ岳
7:38 7:39 二十三夜峰
7:50 地蔵の頭
7:54 8:04 赤岳天望荘
8:36 8:43 赤岳頂上山荘
8:51 8:52 赤岳
8:58 竜頭峰分岐
9:11 9:18 キレット分岐
9:23 9:25 文三郎尾根分岐
9:30 9:37 赤岳主稜チョックストーン
10:08 10:09 阿弥陀岳分岐
10:14 10:34 行者小屋
11:27 11:28 中ノ行者小屋跡
12:36 12:38 美濃戸
12:39 美濃戸山荘
12:43 12:44 やまのこ村
13:13 河原奥の氷柱
13:23 美濃戸口

天候

台風7号が忍び寄る山の日連休。これは山行を取りやめないといけないか…と思ったけれど、台風の進行がとにかくゆっくりだった。
おかげでてんくらＡの山日和となりました。
1日目　下界は晴れ、昼頃から標高高い山に雲がかかる。夜中は雷雨だったみたいだ。
2日目　気持ちよく晴れ。時々雲がかかるが、富士山まで見渡せる。
2日間とも風は微風(台風どこいった！)

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JR茅野駅からアルピコバスで美濃戸口へ。
あずさ→満席で立ち客多数
茅野駅→バス1台のみ、増便なし。立ち客あり。現金のみでしたが、アルピコ交通のHPから電子チケットを買えるようになっていました。降りる時に画面を見せるだけ。簡単。

コース状況／危険箇所等

山小屋はすべて営業していた☺️

写真

8/12 9:08

満席のあずさ。1ヶ月前に指定席を予約しておいてよかった。コンセントが付いていて快適。
お家で作ってきたおにぎりと、コンビニのサラダで朝食。

8/12 10:03

美濃戸口バス停前の八ヶ岳山荘に再訪！
ロースター、相変わらず素敵です。早速コーヒーを購入して、体を目覚めさせます。同じバスの方々よりも遅れて出発。

8/12 10:56

美濃戸口〜美濃戸登山口は、車と並走しながら。前回と違ってショートカットルートを積極的に探して挑戦してみました。

8/12 11:01

お水が道中ずっと豊富なので、持ち歩かなくて済むのが八ヶ岳大好きポイント❤️

8/12 11:01

そそられます。特に野菜。

8/12 11:42

マムートのロゴ、めちゃくちゃカッコいい。
この付近で大きなアブに襲われました。黒いスパッツにとまり、噛みつかれました。。痛くて手で払ったらすぐら逃げていったので、跡にはならなそうだけど…あの大きさ、フォルム、怖すぎます。

8/12 12:40

北沢ルートを進み、赤岳鉱泉に到着。雲の中ですが、雨は全く降る気配なし。
テントはまばらです。連休なのに。

8/12 12:42

泊まってステーキ食べてみたい！

8/12 12:43

中も雰囲気良い！

8/12 12:51

五種のカレーで迷いに迷って、インドカレーを選択。トマトの酸味が私好みな爽やか辛口カレーでした！チキンが入っています。おすすめ。
ラーメンには豚の角煮がガツンと入っていて、それも美味しそうだった〜😋

8/12 13:39

硫黄岳に向かうルートは九十九折りの坂道。難所は特にありません。こんな階段が出てくるくらい。

8/12 14:06

ずっとこんな感じ

8/12 14:27

赤岩の頭。やっと稜線に出ました。
明日の縦走ロードが一望できます。横岳〜赤岳のギザギザが見るからに怖い

8/12 14:43

ケルン。

8/12 15:04

平らな硫黄岳山頂に到着。
人がほんといない

8/12 15:04

爆裂火口まで歩道が伸びていたので行ってみたが、特に火口を拝めるとかの収穫はなし

8/12 14:46

諏訪湖方面

8/12 14:55

横岳方面
さっきより少し雲が取れてきたかな

8/12 15:33

硫黄岳山荘付近はお花畑
コマクサは終わりかけです

8/12 15:34

本日の宿です
縦走路からは見えない下の方に建物が建っているんですね。素通りされてしまいがちなわけです。

8/12 15:37

これでお花の名前を答え合わせできます！

8/12 15:37

掲示物がひとつひとつかわいい😍

8/12 16:20

土足エリアのダイニングです。この雰囲気なのに火器OKとか！

8/12 15:39

日本酒、4/6を制覇しました笑
山花(真澄ブランド)が華やかで印象的だった。
御湖鶴は初めて出会った。奥行きのある深い旨みが好きだ。

8/12 16:03

この瓶ね。真澄は最近スタイリッシュなブランドにシフトしていますね

8/12 15:55

今夜の私のお部屋は2段の大部屋の下の段。カーテンの仕切りで個室感覚。
枕元のコンセントがありがたい限り！8時の停電まで充電できました。

8/12 15:56

小屋番さんのDIYにより、バーカウンターが作られているそうで、「マッカランのハイボールを！」みたいな声が聞こえてきました。素敵すぎる。

8/12 16:20

私は談話室で日本酒です🍶
リッツのブラックペッパーとウオチー、最強の組み合わせ。山にオススメします！
(ウオチー常温持ち運びは自己責任で).

8/12 17:24

お楽しみの晩御飯♪
チキンのトマト煮込みは野菜たっぷり。
白身魚のオリーブオイル焼きは鰆だったのかなぁー
味噌汁がとにかく美味しすぎて、おかわりしました。具は大根とニンジン線切り。
味噌がきっと特別なんだよねー。うちの新潟の祖母のつくる味噌を思い出させる、麹がよく聞いた味わい、発酵の酸味も。ごちそうさまでした！

8/12 17:52

食後にお花畑を散歩。ウメバチソウが咲いていました。

8/12 17:54

暮れていきます。明日も良い日になりますように。

8/13 4:51

翌朝4:00に起きて、ご来光を見ます。
あまり寒くない。風も穏やか。
屋根から水がポタポタ垂れて、昨晩雨が降ったことがわかります。
外でピカピカしていたのは雷だったのでしょう。

8/13 5:05

朝日に照らされる終わりかけのコマクサさんたち。

8/13 5:06

雲の中から力強く太陽が顔を出してくれました。その瞬間からとんでもないエネルギーが山全体に放射されて、一気に熱を感じました。
今日も頑張ろー！！
さっき玄関でハードコンタクトレンズを落としたんだけど、奇跡的に無事に拾い上げられたので、今日は必ずいいことがありそうです。

8/13 5:10

朝ごはんです。謎肉の生姜味の甘辛煮、にしんの煮付け。やはりお味噌汁が美味しくておかわり。

8/13 5:35

食後にコーヒーをオーダーしました。丁寧にドリップしてくださいました。こーんな素敵な器でゆっくり頂きます。

8/13 6:11

硫黄岳山荘を背にして横岳に向かって出発。振り返ると影のコントラストが美しい山容。硫黄岳で買った限定Tシャツのイラストになってる景色だ！

8/13 6:13

これから進む縦走ロード。険しそうです。不安。

8/13 6:17

途中、お花畑。空には秋を彷彿とさせる細かな雲の模様。

8/13 6:21

ここまで進んだら、富士山が姿をみせてくれました！でかい！それから宙に浮いているみたい

8/13 6:35

ここまで順調ー。

8/13 6:37

ぼんやりとだけど、北アルプスまで見えてる

8/13 6:39

赤岳と阿弥陀の間に南アルプスがくっきり。大好きな山ばかりご褒美の景色！！

8/13 6:55

これまた宙に浮いているみたいな、たぶん奥秩父山系。ちょこんとツノが出てるように見えるのは金峰山の五丈岩ではなかろうか？

8/13 7:02

振り返るとなんと険しい道を進んできたことか！

8/13 7:03

赤岳はまだ遠く、存在感がすごい

8/13 7:11

トラバース道の一つ。写真にすると険しさや怖さが伝わらない。ただただ秋っぽい空が美しい。

8/13 7:17

ちょっとずつ近づいているけれど、道は険しくて心が萎えそうになる

8/13 7:27

こういうところが一番苦手、でも写真だと伝わらない〜

8/13 7:30

何度撮っても、どこから撮っても、かっこいい

8/13 7:48

地蔵尾根分岐まで来ました！
ここから先は一度通ったことがある安心感

8/13 7:48

展望荘
やってます

8/13 8:02

こちらでも日本酒が充実しています

8/13 8:06

赤岳頂上山荘を捉えた、最後の登り
これがキツイ

8/13 8:36

小屋版のお兄さんとお話。
ヘリコプターは目の前のスペースにやってきて、着陸はしない。荷上げの時は引っ掛けて送り出すんですね。
限定の手拭い、オレンジが効いててすっごくカッコよかったけど売り切れ。また買いに登ってこないと笑

8/13 8:44

頂上は大盛況、でも想像したほどではないんだよなぁー

8/13 9:11

文三郎尾根を下ります。険しいとこ、今日はそんなに恐怖感を感じなかった。前回はテントに荷物をデポしてたけど、今回はしっかり縦走分の荷物を背負っているから、岩に干渉させないように気をつけていた。
振り返ると、こちらから見る赤岳はやはりラスボス感がある。。空も神がかっている。

8/13 9:22

中岳→阿弥陀岳も魅力的だが、時間も体力もないのでさようなら。。

8/13 9:25

初めて通るマムート階段

8/13 9:44

オレンジの羽に青い丸い目玉がついている蝶々。クジャクチョウというらしい。

8/13 10:18

行者小屋、とーっても空いていた。なぜ。
テントは3-4張りくらいしかなかった。

8/13 10:29

行者小屋で休憩していたら、権現岳がすっきりと顔を出してくれました。
いつか登るね。

8/13 13:23

行者小屋からの南沢、まだ着かないまだ着かない…の連続でとても辛く長く感じた。コースタイムならあと10分で到着、などと「あと少しに違いない」と期待してしまうからいけません。
ようやく着いた美濃戸口。入浴したかったけどご飯食べていたら時間がなさそうだな😭

8/13 13:41

初めてＪ&Nへ。すぐ入れてラッキー。
こちらは冷静カポナータ。ワインビネガーと砂糖で作る、私好みの一品で、氷たくさん入ったアぺロール(白ワインカクテル)が進みます。
この前菜だけで、こちらのお店に胃袋を鷲掴みされてしまった。

8/13 13:49

ハンバーグ。少しナイフ入れただけで肉汁が大洪水。
デミグラスが少し物足りないけど、肉が美味しいのでそれを主役に考え直す。ご飯山盛り。ここは全てスケールが大きくて満足感がすごい。

8/13 14:23

看板犬。寝相がすごいことになっていて、チャーミングな子。また会いにくるね。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

ririmonta

台風を懸念してなのか、人少なめの山歩きでした。赤岳での渋滞もほとんどなかった。
天気も良くて、食べ物全て美味しくて、最高の2日間でした！！

持ち物について
パタゴニア　フリートウィズ・パンツ→山小屋でストレスフリーに過ごすのに最適だった。小さく畳めて荷物にならない。帰りの電車でも快適だし何よりサマになる。

ウィンドブレーカー→最後まで迷ったが持っていけばよかった！寒くないんだけど風だけ避けておきたい、という状況は夏の縦走でありがちだと知りました

手拭い→頭でヘアバンドにして使う方法を身につけて、帽子を脱いだら髪にクセがついて決まらない問題を解決できました。ヘルメットの下でバンダナのように巻いて、髪を制圧するにも便利だった！

アップルウォッチ→ヤマレコ使えて便利。画面が初期に戻らないように、デフォルト設定を変えるのが大事
https://www.yamareco.com/guide/guide_watch/setting/