涸沢岳〜北穂泊〜大キレット

2023年08月12日(土) ~ 2023年08月13日(日)

• GPS: 18:44
• 距離: 41.5km
• 登り: 2,406m
• 下り: 2,059m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:15
• 休憩: 1:35
• 合計: 9:50

3:24 河童橋公衆トイレ
4:02 4:02 明神館
4:06 4:06 徳本口
4:41 4:41 徳沢公衆トイレ
4:54 4:55 新村橋
5:31 5:56 横尾
6:11 6:12 横尾岩小屋跡
6:44 6:44 本谷橋
7:14 7:14 大崩落地
7:28 7:28 Sガレ
7:56 8:08 涸沢ヒュッテ
8:13 8:13 涸沢
8:18 8:18 涸沢小屋
8:46 8:46 パノラマ分岐
9:17 9:22 ザイテングラート取付点
10:13 10:45 穂高岳山荘
11:12 11:24 涸沢岳
12:42 12:46 ドームの頭
13:01 13:05 北穂高岳南峰
13:14 13:15 北穂高岳
13:16 13:17 北穂高小屋
13:18 宿泊地

2日目

• 山行: 7:40
• 休憩: 1:06
• 合計: 8:46

6:23 宿泊地
7:42 8:05 南岳小屋
8:15 8:15 南岳
8:30 8:30 天狗原分岐
9:41 9:48 天狗池
10:18 10:18 槍沢・天狗原分岐
10:46 10:46 槍沢大曲り
11:12 11:13 ババ平
11:33 12:02 槍沢ロッヂ
12:24 12:24 二ノ俣
12:31 12:31 一ノ俣
12:37 12:37 槍見河原
13:06 13:06 横尾
13:39 13:39 新村橋
13:50 13:58 徳澤園
14:00 14:00 徳沢公衆トイレ
14:32 14:33 徳本口
14:37 14:37 明神館
15:05 15:06 小梨平
15:11 15:11 河童橋
15:12 ゴール地点

天候

ほぼ快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

涸沢岳〜北穂間より、大キレット側のほうが浮石が多いと感じた。
もしかすると、未熟でコースを荒らす登山者が多いから？

その他周辺情報

西糸屋別館の寮タイプで前泊。2食風呂付きで山小屋より安い

写真

8/12 4:37

上高地前泊なので河童橋を3時25分スタート。
1時間15分ほどで明神が見えてきた

8/12 4:42

3連休なので徳沢も混んでいる

8/12 5:58

横尾でのんびり弁当を食べていたら6時近くに。
大丈夫か？

8/12 6:14

屏風岩

8/12 6:28

前週に朝日雪倉白馬と回って花は堪能したが、名所でなくともキレイなものはキレイ

8/12 6:38

天気が良すぎる真夏で、登りが不安

8/12 6:44

ここまでは楽なんですよね

8/12 7:09

秋には黄色く染まるあたりですが、真夏だと暑さを強調する風景

8/12 7:28

まだ体調は大丈夫です

8/12 7:57

8時前に涸沢着。前泊の効果は大きい

8/12 8:19

涸沢はヒュッテまでの日帰り経験しかないので、涸沢小屋からの眺めは初めて

8/12 8:51

キレイなものはキレイ

8/12 9:10

下から見ると難所に見えないのが不思議

8/12 9:14

以前登った奥穂は吊尾根経由だったので、初ザイテン。
晴れでキツかったが、少し風があったのが救い

8/12 9:15

景色は見たいが陽射しはイヤというワガママ

8/12 9:50

バリエーションに縁のない我々は、ただ眺めて楽しむ北尾根

8/12 10:13

ちょくちょく休んだので、ここまで7時間近くかかった。
更に休んで、3時間で北穂に着けば上出来か

8/12 11:07

ビミョーに足場が悪い所に標柱が立っていて、背景を上手に撮影できず

8/12 11:05

改めて背景。本当にあそこまで行けるんか？

8/12 11:14

山頂からちょっと行くと有名なチムニー風の降下。
妙義山あたりの経験者なら問題なし

8/12 11:20

涸沢岳からの下りは難しいとの評ですが、体力は削られないので集中力を保てば危険は少ない。
上高地から涸沢岳まで登った62歳としては、北穂まで登り返す体力切れのほうが心配

8/12 11:57

写真を撮る余裕がないうちに最低コルまで降りました

8/12 11:58

降りてきたルートを振り返る。
やはり北穂側から登っていく人の方が多いですね

8/12 12:20

奥壁バンドは危険と書いていますが、間違った踏み跡もあってルートが分かりにくいから？

8/12 12:28

その間違った踏み跡に誘われ数メートルだけ外れ、復帰する時に雷鳥が飛び出てきた。
不注意な登山者で、雷鳥さんゴメンナサイ

8/12 12:28

8/12 13:04

62歳が真夏の8時間超え行動。さすがにヘロヘロで一般道との分岐に到着

8/12 13:13

けっこう休憩したのに10時間で着いた。
連休初日を上高地前泊に充て、2時間ほど早くスタートしたのは大正解

8/12 15:39

お世話になります

8/12 14:13

有名なコーヒー。中身を飲んでからオリジナルカップに気付き撮影

8/12 18:48

夕立がなかったせいか雲が晴れなかったが、わずかな隙を狙って撮影

8/12 18:48

槍は隠れたまま

8/12 18:48

前穂北尾根。登山デビュー57歳だったのでバリエーションは憧れのまま

8/13 4:28

期待通り翌朝はピーカンです

8/13 4:31

もちろん槍もバッチリ

8/13 4:32

常念と月

8/13 4:32

前穂北尾根シルエット

8/13 4:34

どこからどこまで滝谷と呼ぶんでしょう？

8/13 4:34

明るくなってきた

8/13 4:36

こんな時間に売店が開く小屋は少ないのでは？

8/13 5:02

混雑回避のため、ヘッデン不要なタイミングで早めに出発。
途中でダイヤモンド常念未遂を見物

8/13 5:04

これは予期せぬ贈り物

8/13 5:02

ルートもハッキリ見えてきました

8/13 5:06

高度を下げてきたが、まだ槍が覗いてます

8/13 5:08

自分が登れないような場所は、不安なく美しさを楽しめる

8/13 5:10

オコジョと遭遇。右のほうです

8/13 5:10

とにかくすばしこいので、テキトーにボタンを押す

8/13 5:11

オコジョと会ったのはここです

8/13 5:24

笠ヶ岳の上の方も朝日に照らされています

8/13 5:24

8/13 5:28

飛騨泣き

8/13 5:31

この短い垂直下降が難しいと評判なのか？

8/13 5:51

A沢のコル。登山者が多いせいかここまで浮石が多く、案の定ハデに落石を起こしている人もいた

8/13 6:08

長谷川ピークは有名ですが、コース全体から見れば難易度は高くない

8/13 6:22

やっと最低鞍部。ここでログを取り忘れたことに気づき再開。
メッセージが聞こえないのに気づかないほど集中していた？

8/13 6:23

景色を楽しんで、登り返しに辟易する気分をごまかす

8/13 6:26

登り返しは300mも無いんですけどね

8/13 6:37

とりあえず降りてきた道を眺めながら、弁当を半分だけいただく

8/13 7:30

惰性で登ってきたら、ご褒美なのか小屋手前でまたも雷鳥。
今度は正規の登山道なので不法侵入してません

8/13 7:30

登山を始め5シーズン逢えなかったのに、今年は2週で5度の遭遇です

8/13 7:31

わかりにくいですが親子です

8/13 7:37

去年も南岳小屋に泊まり、写真を撮った獅子鼻についに到着
翌日の天候が悪く縦走は断念しましたが、今年は逆コースを歩けて満足度大

8/13 8:16

1年ぶりに南岳に戻ってきました。これから上高地まで戻ると思うと気が重い

8/13 8:22

最初は気分のいい稜線歩き。槍が近づいてきました

8/13 8:30

ここから天狗原に降ります

8/13 8:31

暑いので南岳小屋でヘルメットを脱いだが、この先も推奨されるようなコースだった

8/13 9:37

岩ゴロゴロで歩きにくいようなコースを惰性で降り、ようやく天狗池が見えた

8/13 9:41

紅葉シーズンと違って、休んでいたのは2人だけ

8/13 10:13

分岐に到着。北穂山頂からここまで休憩含め5時間半で、理想より遅いが許容範囲。
晴天の真夏は多めに休憩した方がいいと感じました

8/13 10:14

分岐にあった花

8/13 10:33

見た目は素晴らしいが、登山道のない赤沢山？
危険地帯嫌いの相棒と、いつか西岳まででも行ってみたい

8/13 10:47

さすがに脚も足も痛くなってきた

8/13 12:21

景色で気分をごまかす

8/13 13:05

何とか周回して横尾に戻ってきた

8/13 13:06

この日午後は曇り予報だった気がしますが

8/13 13:51

徳沢のコーヒーソフトを新たな目標に、単調な道をガシガシ歩きました。
暑かったので味は最高

8/13 15:12

休憩含めて2日で、真夏の20時間超え行動。
62歳ジジ我ながら頑張りました

感想

nob3torii

4年前に登山歴1年で歩いた奥穂〜西穂がフロックでないと証明すべく去年は南岳小屋まで行ったが、悪天候で翌日下山。今回は逆コースで再挑戦。
初日に涸沢岳を回り憧れの北穂高小屋まで到達できるかがポイントで、そのため上高地に前泊し早出。涸沢で時刻と体調を確認し、無理そうなら北穂に直接登るのがプランBです。
大キレットを北上した後で上高地のバスに間に合うよう降りるのも地味に辛いですが、さほど鍛えていない62歳が好運にも行けたので、体力と技術と気候を読む力のある人にはオススメのコースです。