絶景の天空山歩 白峰三山縦走
- GPS
- 32:37
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 2,560m
- 下り
- 3,192m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 7:16
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
帰り、第一発電所前バス停から広河原へ戻り、広河原から芦安Pへ。 奈良田Pへ止め、奈良田から広河原へバスで向かい奈良田Pへ下山したほうがいい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
前々から行きたかった南アルプス 北岳エリア。
前倒しのお盆休みに天気も良さそう、さらに北岳山荘のテン場も空いていそう。
と言うことで行ってきました白峰三山1泊2日縦走。
結論を先に言います。
最高の山旅になりました。
大袈裟ではなくこれを超えるほどのソロ山行での体験が今後できるかどうか・・・。
天候が予想以上に最高。
そして道中での出会も最高でした。
以下雑感(詳細は写真コメントで)
・パックウェイト
水・食料・カメラ含め16kg。行動食多め。
・駐車場
なぜか芦安Pに停めてしまいましたが、前泊してこのルートを選ぶのであれば
奈良田Pに停める方がいいと思いますw
おかげで帰りのバスの時刻を気にしながら下ることに。
・林道バスについて
かなり激しいです。車酔いに弱い人は注意。
・広河原〜白根御池小屋
森の中を歩く爽やかルート。
序盤は緩めなのでここでしっかりウォーミングアップするのがいいかと。
・白根御池小屋〜北岳肩の小屋(草スベリ)
草スベリの急登やばい。
しかも日差しも照りつけどんどん体力を奪われる。
間違いなく1日目のメイン。
ここでペースが一緒になったお二方(OさんKさん)とご一緒することに。
・北岳肩の小屋〜北岳
ここらから振り返る景色が絶景すぎて足が止まる。
・北岳〜北岳山荘
小屋は見えているのにめちゃ遠く感じた。
この辺り腹へったビール飲みたいしか頭になかったw
・北岳山荘
テント場は広くて平らで張りやすい。
一段下がったところは眺望独り占め。
小屋近くに張ったが便利でよかった。
トイレめちゃ綺麗。
この日は物資が荷上げ前で缶ビールが一人一本までで絶望。
だがそのビールは期限切れセール品(300円)でも美味すぎた。
・テント場の夜
この日はそれなりに風吹いておりテント内換気はいいが、肌寒かった。
3シーズンシュラフに冬ベースレイヤー、マイクロパフ着てちょうどいい感じ。
天候次第では思ったより寒いので注意です。
今回は面倒なので持ってったエアマット使わず激薄フォームマット使ったが、
エアマット使えばもう少し悪天候で寒くても対応はできると思われる。
アミノバイタルを白湯で飲むのがめっちゃよかった!
多分これが効いたのか翌朝全回復状態でスタートできた。
・北岳山荘〜間ノ岳
しっかり休息できたので日の出を狙いながら登る。
中白根山での朝日は絶景だった。
間ノ岳への登りも昨日でテント泊装備でのペースが掴めてきたせいかそこまでの疲労は感じず。
・間ノ岳〜農鳥岳〜西農鳥岳
間ノ岳は展望が最高!山頂が広々としておりとにかく気持ちいい。
北岳ピストンするなら間ノ岳までは是非行くべきと思う。それほどまでに良い山。
間ノ岳から望む農鳥小屋は稜線に身を埋めるように見える。
と同時に農鳥岳への登り返しを見て絶望する笑
これが最後の登り、あとは下るだけだと、とにかく一歩一歩を大事に登る。
(のちにその下りが地獄であることを知る)
・西農鳥岳〜大門沢降下点
これまで眺めながら歩いてきた富士山に名残惜しく思いながら
最後の姿を堪能しながら大門沢降下点へ向かう。
大門沢降下点の目印は本当にありがたい。
ここで南嶺へ向かうOさんとはお別れし無事の下山をお互い祈念しながら固い握手。
・大門沢降下点〜大門沢小屋
地図で見るからに急だと思っていたが問題なのはその傾斜だけではなかった。。。
傾斜に加えて結構ガレており全然ペースを上げられない。
足が削られまくる。。。
加えて標高を下げることによる気温上昇と風の無さでとにかく暑い。
多めに持ってきた水だが危うく足りなくなるところだった。
樹林帯に入ってからも地味に気を抜けない道が続き、ヘロヘロになりながら小屋につく。
・大門沢小屋〜第一発電所バス停
大門沢小屋のあたりでCTジャストでバス時間まで30分の余裕というタイムに。
この先この体力でまだ3時間近く歩かねばならないことを考慮し、
ここでしばし昼食を摂られるここまでのKさんと別れ先行する。
さてどんなもんかと歩を進めるとこれがなかなかにアドベンチャー。
ただ沢沿いを歩くゆえ涼しくてGood。
ピンクテープが沢に付けられていたり、丸太の橋を渡ったりダイナミック。
途中丸太橋ですれ違いを譲った外人ハイカーの苦笑に思わずadventure!などと笑顔で話しかけてしまうほど。
要所要所で巻けるところもあり結果バス停には余裕の時間で到着。
最後の林道歩きが地味に灼熱地獄で辛かった。。。
発電所前のバス停で降ってきたKさん、みなさんと再会できて本当に良かった。
・全体を通して
白峰三山、二泊三日が推奨されているわけがよくわかりました。
下りには自信があったつもりでしたが今回は正直きつかった・・・。
それでもやりきれたのは同じルートをいくハイカーの方々との出会いがあったからだと思っています。
この最高のルートを最高の日に、最高のハイカー達と歩けて良かった。
感謝です。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する