富良野岳〜十勝岳(十勝岳温泉より)
- GPS
- 12:04
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,554m
- 下り
- 1,554m
コースタイム
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 2:57
- 合計
- 11:57
天候 | 晴れ(上富良野岳〜十勝岳稜線だけガスの中) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口に登山ポストあり(自分はコンパスで提出) 総じて道は整備されており危険箇所はありませんが、稜線上はガスが濃くなると道迷いに注意です。あと階段部分は半分近く崩れている感じで歩きづらいです。 |
その他周辺情報 | 登山前後は旭川市内の温泉付きビジホを利用。 食事や買い出しも市内の飲食店やコンビニで済ませていました。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
カメラ(1)
地図(1)
コンパス(1)
笛(1)
保険証(1)
飲料(1)
ティッシュ(1)
バンドエイド(1)
タオル(1)
携帯電話(1)
計画書(1)
雨具(1)
防寒着(1)
ストック(1)
ビニール袋(1)
替え衣類(1)
ザックカバー(1)
水筒(1)
時計(1)
非常食(1)
ファーストエイドキット(1)
医薬品(1)
ラジオ(1)
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト(1)
|
感想
8月のお盆休みを利用して、北海道のど真ん中に位置する十勝連峰、富良野岳から十勝岳の稜線歩きをしてきました。
今年のお盆休みは当初、朝日連峰縦走を計画していたのですが、仕事の都合で長期で連絡取れなくなるのがNGとなったのと、台風7号の登場で本州の山の状況が怪しくなってきたため、夏にありがちですが当面影響なさそうな北海道にプラン変更した感じです。いつものメンバーは別日程で南アルプステン泊予定だったのですが、自分は病み上がりで調子も戻ってなかったので、旭川空港からアクセスも良く、旭川のホテルを拠点に日帰りトレッキング可能な十勝岳をチョイス、富良野岳から周る稜線歩きのソロ計画としました。
前日夕方に旭川入りして空港でレンタカーを借りホテルに宿泊。翌朝はAM2時起きで登山口となる十勝岳温泉に向かいました。旭川からは車で1時間20分くらいですが、真っすぐな道が多く単調なのに、ちょいちょいキタキツネが道端にいるのでうっかり轢かないよう注意が必要。十勝岳温泉の無料駐車場にはAM4時くらいに着きましたが、10台くらいしか車はいなかったです。途中霧雨が降ってきて憂鬱に思ってましたが、駐車場まで着くと晴れていて、下は雲海になっていました。ラッキー。
十勝岳温泉からはいきなり景色がひらけます。安政火口付近までの道は林道のような砂利道。そこから折り返す形で富良野岳方面の山道を登っていきますが、勾配はそれほどきつくなく、病み上がりにはちょうど良い塩梅でした。途中から十勝岳までの稜線も眺めることができ、十勝岳山頂も見えてはいましたがそれ以外の稜線はガスの中。ま、この日はある程度ガスがかかるのは織り込み済。
富良野岳分岐に出るとパノラマが広がり、楽しい稜線歩きが堪能できます。富良野岳に向かう道沿いには花畑が広がり、イワギキョウやトカチフウロなどなど、様々なお花たちが楽しませてくれました。富良野岳に着くとガスは無くなっており、360度パノラマを楽しめました。ここまではGOOD!
富良野岳から十勝岳へは稜線歩きとなりますが、実際は3つの峰からなる三峰山、上富良野岳、上ホロカメットク山などなど、登り返しをしながらの稜線歩きではあるので、そこそこ疲れますが景色が疲れを吹き飛ばしてくれます。先の稜線に見えるガスもより成長して、さながら水蒸気祭りの形相。虹も姿を現したりと、快晴以上に楽しませてくれました。が、上富良野岳手前からガスに突入すると、東側からの風と共に水蒸気が吹き付けてきて、ウインドシェルの右袖がいつの間にかびちゃびちゃに濡れてました。自分は防寒対策していたのでズンズン進みましたが、上富良野岳より先は上ホロカメットク山避難小屋くらいしか風を防げる場所が無いため、強風の際は停滞・撤退の判断が大事だと感じました。
付け加えて言うと、この山域は水場もトイレも限られるため、携帯トイレ持参と水は必要容量を持っていくことが大事です。自分は飲み水として3L弱を持っていきましたが、途中からガスの中で涼しかったのもあり、2L程度の消費で済みました。
十勝岳に近づくと、それまでとは景色がガラッと変わり、富士山みたいな火山らしい光景が広がります。ややボロボロと滑りやすいので、登りも下りも少々やっかい。そして十勝岳山頂に着いたら、、、やっぱガスガスでした(笑) でもたまに上空に青空が見え、また虹とその先に美瑛岳らしきシルエットがうっすらと。ま、これはこれで良かったです。
上富良野岳までガスガスの稜線を今度は左腕を濡らしながら戻り、上富良野岳からはD尾根を下って下山しました。ここも途中の景色は良いのですが、後半の300階段が急で、結構慎重に足運びをしたのですが右膝を少々痛めました。あまり膝はやられたことは無かったのでちょっとショック。体調が戻ってなかったのが響いたかなぁ。
ま、日帰り装備だったのもありコースタイムベースで立てていた計画よりは早めに下山完了。ガスもありましたがそのおかげで暑くなり過ぎなかったのもあり、総じて満足。体調のこともあったので直前まで行くかどうか悩んでましたが、来てよかった!と思いました。むしろ山に来て少し体調が良くなったくらい。晴れの景色も水蒸気まつりも楽しめて、富良野岳〜十勝岳には感謝でございました。
↓全ての写真はこちらに置いてあります。
https://globalbonsai.myportfolio.com/2023-mttokachi
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する