稜線歩きにときめく白馬岳と杓子岳

2023年08月18日(金) ~ 2023年08月19日(土)

• GPS: 14:32
• 距離: 20.1km
• 登り: 2,328m
• 下り: 1,711m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:46
• 休憩: 0:52
• 合計: 7:38

距離 9.8km 登り 1,905m 下り 432m

6:02 猿倉荘
6:57 6:57 白馬尻荘
6:59 7:02 白馬尻小屋
9:28 9:29 岩室跡
9:48 9:49 避難小屋
10:41 11:09 白馬岳頂上宿舎
11:25 11:26 丸山
12:26 12:46 杓子岳
13:36 13:37 丸山
13:46 白馬岳頂上宿舎

2日目

• 山行: 5:58
• 休憩: 0:46
• 合計: 6:44

距離 10.2km 登り 423m 下り 1,294m

13:46 白馬岳頂上宿舎
4:53 4:54 白馬山荘
5:39 5:51 白馬岳
6:26 6:26 三国境
7:15 7:16 小蓮華山
7:55 7:56 船越ノ頭
8:31 9:06 白馬大池山荘
9:35 9:35 乗鞍岳
10:29 10:29 風吹大池方面分岐
10:33 10:33 天狗原/白馬岳神社
11:25 栂池ヒュッテ
11:25 ゴール地点

天候

1日目　晴れ→曇り、雨→晴れ
2日目　晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

行き　毎日あるペン夜行
帰り　白馬15:16あずさ→新宿19:06 (登山客と観光客らしき乗客で満席。当日購入だと座れなかったかも)。

コース状況／危険箇所等

雪渓歩きはわずか15分ほど。アイゼン無しで歩いている人もいた(9割の人は履いていた)。

その他周辺情報

赤だすき白馬製麺所 (八方口バス停徒歩5分)
みみずくの湯　(敷地内に軽食が取れる茶屋あり)

写真

8/18 6:01

毎日アルペンが早く着いたので、予定より30分早く出発。

8/18 6:51

この白い花が群生していて綺麗だった。→ミヤマシシウド

8/18 6:55

この花もよく咲いていて綺麗だった。→ミソガワソウ

8/18 6:59

ヤマレコでよく見るショット。でもまだまだ雪渓でなく登山道を行く。

8/18 8:09

ザレ場の登りでだいぶ体力を消耗して、ようやく雪渓へ。初のアイゼンのため、取付にモタモタ。

8/18 8:11

アイゼンでザクザク踏む感覚、楽しい！

8/18 8:25

15分の歩きで終わり。アイゼンの脱着および川で洗う時間の方が長かったかも。

8/18 8:47

これが雪庇ってやつか！怖い。。。

8/18 9:08

トリカブトが至る所で咲いていた。

8/18 9:42

斜面が花畑のようで元気をもらう。太陽がジリジリと暑いけど、天気が良くて嬉しい。

8/18 9:51

すごく尖った山頂。

8/18 9:54

景観が開けて、ラストスパート！

8/18 10:28

小屋が見えて、アルプスらしい景色！

8/18 10:39

本日宿泊の頂上宿舎に到着！ぺこぺこですぐにランチタイム。

8/18 11:19

時間的に天気がもつと判断して、杓子岳へピストンすることに。

8/18 11:25

登りで抜きつ抜かれつで会話をしたソロの方とここでも一緒になり、杓子岳までご一緒する。

8/18 11:37

最高な稜線歩きに、連れとなった方と大絶賛しつつ進む。

8/18 11:57

一旦かなり下ってから、手前に見えるピークを登り返す。この先が杓子岳。

8/18 12:02

とりつきへの最後の稜線のところでガスが上がってきた！でも、ここまで景色が見られたので満足。

8/18 12:27

登頂！連れとなった方は白馬鎗へ行くので、ここでお別れ。話が弾んでとても楽しかった。

8/18 14:31

コーヒーブレイクでほっと一息。ほどなく雨が降り出して小屋へ戻ると、激しい夕立に。

8/18 16:15

大部屋をわずか三人で利用のため、ゆったり。白馬山荘に泊まる人の方が多いよう。

8/18 17:08

楽しみにしていたビュッフェ式の夕食。こちらの小屋にしたのは、実はこれが目的。欲張っててんこ盛りにしてしまった。おかずは10品目ぐらいあって、デザートにケーキまであってとても満足！

8/18 17:34

夕食を食べていたら空が晴れて、虹が見れた！

8/18 17:58

天気が良いので杓子岳方面へ行ってみる。

8/18 18:17

杓子と白馬鎗がくっきり！

8/18 18:21

立山と、その右のきれいな三角錐は剱岳。周辺の山々がすべて見えるという贅沢。

8/18 18:28

正面の三つ子のようなシルエットは毛勝三山だと、他の登山者に教えて頂く。

8/18 18:35

雲海に沈む夕陽が見られるなんて、なんで運が良いんだろう。

8/18 18:44

白馬岳の山頂もくっきり。最高の初日の締めくくり。

8/19 5:02

二日目、白馬岳の山頂で朝日を迎えようと思ったが、20人以上の団体が白馬岳の山頂へ向かっていったので、手前の丘でスタンバイすることにする。

8/19 5:10

眼下には白馬山荘。朝日が山々を照らす光景を眺めながらパンをほうばると、やたら美味しい。

8/19 5:19

富士山がちょこっと見えた。左の山脈は八ヶ岳、右端は南アルプス。写っていないけれど、さらに右手には中央アルプスも。全部、横にいた登山者に教えてもらう笑

8/19 5:40

白馬岳登頂！

8/19 5:44

杓子岳と白馬鎗。

8/19 5:48

山頂は絶壁であまり広くない感じ。

8/19 5:48

立山方面。今日も剱岳がどーん！二つの小屋と、昨日日没を眺めた丸山も見える。というか、何もかもが見える。

8/19 5:53

ここから魅惑の稜線歩きが始まる。天気最高！

8/19 6:12

このピークを越えてきた。ガレていて歩きづらかった。

8/19 6:40

白馬岳を振り返る。

8/19 7:06

小蓮華山登頂！

8/19 7:08

このピークからも最高の景色。

8/19 7:28

下っていくと、チングルマの綿毛。他にも色々とこの辺りは咲いていて花畑のようだった。

8/19 7:54

次のピークに到着。

8/19 7:54

稜線の見納めなのでしっかり目に焼き付ける。

8/19 8:24

白馬大池と山荘はもうすぐ。白馬岳からいくつかピークを踏むので、ちょいちょいアップダウンがあった印象。

8/19 8:42

小屋前でコーヒー休憩。業スーのバームクーヘンにハマっていて、最近の山行の定番。

8/19 9:08

栂池高原へは白馬大池を回り込む。うつくしく、るんるんのハイキング気分。

8/19 9:35

ちょい急な岩場を登ると、乗鞍岳というピークへ。ここから先がしんどかった。。。

8/19 9:52

ゴーロの激くだり。乗鞍岳から一緒に下っていた方が転倒してしまい、余計に怖くなる。その方は打ち身だけで済んだので良かった。

8/19 10:53

ゴーロが終わっても、苔のついた岩場が続いて気を抜けなかった。冷たい水でリフレッシュ。

8/19 11:26

下山！想定より遅くなり、バスの本数が少ないのでソフトクリームを食べる間もなく、ロープウェイへ。

8/19 13:17

ロープウェイ、リフト、路線バスと乗り継いで白馬駅へ戻ってきた。疲れて食欲もあまりなく、蕎麦をつるつる。これなら食べやすくて美味しい。

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

感想

yuko_maru

天気の兼ね合いと夜行バスの確保がうまくいかず、他山域で予定の縦走はまたも延期、急遽二日で白馬を歩くことに。

今回は天気が味方してくれた。杓子岳への歩きはギリギリ稜線が望めたし、日没と日の出の時間は文句なしで忘れられない光景に。夜中1時ごろに目が覚めたので外へ出たら、満天の星空が。
そして何より、白馬岳からの景色と船越ノ頭までの稜線歩きは今回のハイライト。
猿倉からの登りはザレ場、雪渓、花畑と変化があって楽しいルートだった。沢沿いなので気持ちが良いし、途中でガスがかかることがあるも、青空ものぞめた。
下山は、白馬乗鞍岳から天狗原までがゴーロの激下りと滑りやすい岩場が続いて苦戦。疲れている身体をなんとか奮い立たせたいところだが、怪我をしないようにすることで精一杯で、シャキッと歩けず。。。次の山行は、下りにもう少し余力を残す事を目標にしよう！

小屋でマカオから来た方と会い、日本だけでなく香港、台湾の登山事情なども話題となり新鮮で楽しかった。杓子岳へご一緒した方も話題豊富な明るい方で、今回も良い出会いに恵まれて楽しく過ごすことが出来た。
みみずくの湯はそれほど混んでいなく、ゆっくり疲れを癒せた。道路が混みそうなので、帰りは特急電車で快適に。
行きの夜行バスが極寒で、持ち込んでいたレインウェアでは凌げず、寒さで何度も目が覚めてしまい修行をしている気分だった。今度は絶対にダウンを持ち込む！

景色、稜線歩き、小屋グルメ、交流と山の醍醐味をフルコースで味わえた、有り難くも最高の山行となった。

コメント

yamapapa784

yuko_maruさん、こんばんは！
初めてのアイゼンの履き心地は如何でしたか？アイゼンを持ってると山登りの幅が広がりますよ。滑りやすい岩場嫌ですよね。大抵の事故は下りで起きるのでお互い気を付けましょう。

yuko_maru

yamapapa784さん
こんにちは！コメントをありがとうございます😊履き心地は思ったより全然違和感もなかったですね。仰る通り、残雪期も視野に入ったりと幅が広がりそうで楽しみです。
そうですね、下りは最新の注意を払ってお互いに事故を防ぎましょう！

しげと

yuko_maruさん　こんにちは〜

白馬の大雪渓、堪能されたようで良かったですね！
写真を見る限り雪はかなり少ないような印象を受けました。自分が同じ時期に10年ほど前に行った時は、白馬尻の山小屋からはるか上まで雪渓が続いていました。コースもほぼ同じだったので他の写真も懐かしく見させてもらいました😊

白馬大池からの下りは岩が大きくて大変じゃなかったですか？？

yuko_maru

しげとさん
こんにちは。雪渓は思った以上に融解が進んでいて、他の登山者も少し驚いていましたね。

レコにも記載しましたが、天狗原までの岩湯の下りは歩きづらくて厄介でした。次行くなら、別ルートで下山したいですね。

numazu515

yukomaruさんこんにちは！
久しぶりにレコを拝見しました。私も今から6年前の９月に全く同じコースで白馬岳へ登りました。猿倉へもバスで行きましたし、泊まったのも頂上宿舎でした。帰りもバスで白馬のバスターミナルへ帰りました。
天気が良くて良かったですね！それにしてもiPhoneの画像は綺麗ですね！若干デジタル的なところも見えますが十分な綺麗さです。乗鞍岳への上りと下りの感想は私も同じで、かなり疲れた記憶があります。全体的な感想も私と似ていて同じだな〜と思いました。また他のレコもにさせて頂きます。山行くと元気になりますね！

yuko_maru

numazu515さん
コメントをありがとうございます。全く同じコースで行かれたのですね！
ちなみに写真は、一切補正はしていないです。iPhoneは12以降、カメラの性能が飛躍的に良くなりましたね。