【2週連続の登頂はバスツアーで】北ア立山・室堂から雄山


- GPS
- 05:11
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 640m
- 下り
- 643m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 5:11
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
https://alpenmura.web.fc2.com |
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂から雷鳥荘までは意外とアップダウンが激しい。 |
その他周辺情報 | バスツアーの入浴券を利用し、雷鳥荘で入浴。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
保険証
携帯
タオル
スパッツ
サングラス
シェラフ
|
---|
感想
弟子(妻)との月例ハイクの8月分は、富士山麓の紅葉台(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5794685.html)行って済んだ筈だったけど、弟子が夏山らしい爽快感のある涼しい登山を渇望しており、急遽、立山に行くことになった。前の週に、私ひとりで立山駅からの全歩きで立山(雄山─大汝山)に登ったばかり(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5816000.html)だけど、全歩きはチャレンジ要素が強い「山登り」で、室堂からの立山は「ハイキング」。全くの別物との意識があって、2週連続で立山に行くことには全く抵抗は無かった(苦笑)。企画が持ち上がった8月18日夕刻に即、『立山黒部アルペンルート』の予約サイトで8月20日の立山ケーブルのチケットを抑えにかかったんだけど、最速でも9:40発の便しか空きが無い…。それじゃあ、13年前にお世話になった『あるぺん村ツーリスト』のバスツアーはどうだ?…という話になり、Web上で予約。もし、あるぺん村のツアーもダメだったら、雷鳥沢キャンプ場で泊まって1泊2日の日程だ!…というところまで話が進んでたけど、幸か不幸か、あるぺん村ツアーから予約承りのメールが入り、8月20日はバスツアーで立山に向かうことになった。
立山あるぺん村に7時半集合ということなので、逆算して6:45に『キャラメルハウス』(自宅)をクルマで出発。遅刻することなく立山あるぺん村に到着し、8時発のバスに乗り込む。バスガイドさんから帰りの出発時刻の15:10に絶対遅れないように釘を刺される。過去何名か集合時刻まで戻って来なかった客が居たとか…。乗り遅れたら、美女平までの高原バス代、立山駅までのケーブル代のほか、立山駅─横江駅間の電車代、合わせて\5,000弱の「罰金」と、横江駅から立山あるぺん村までの歩きという「罰ゲーム」が待ってるということか…(汗)。9:15頃に室堂に到着。帰りの出発時間の15:10まで、持ち時間は約6時間。13年前にこのバスツアーを利用した時(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3096679.html)と同じく、一ノ越─雄山─大汝山─富士ノ折立─大走り─雷鳥沢キャンプ場─雷鳥荘を廻る一周コースを歩くつもりで、9:25に室堂を出発。
室堂を発つ頃はまだ雲が多いな…程度で済んでたけど、登るにつれてどんどんガスが上ってくる…。10:13に一ノ越に到着。登山者でにぎわってるけど、展望はダメ。ベンチに座って靴をジョギングシューズからトレッキングシューズに履き替え、早めのランチ。軽装で東一ノ越へのルートを下る2人組の姿をみながら、立山あるぺん村前のセブンイレブンで買ったおにぎり喰った。
10:33に一ノ越を出発。COVID19感染症が拡まった頃から、一ノ越から雄山間は上り専用ルートと下り専用ルートに分離されたため離合による渋滞は無くなったものの、ファミリー登山のメッカ的な山のため、ちっちゃい子供を連れたファミリーが前を塞ぐ場面も多々あり、渋滞気味な箇所も多かった。また、雄山神社の社務所が間近にみえてからが、長かった…(苦笑)。11:19に雄山神社の鳥居の前に到着。弟子に、お祓いを受けるかどうか確認したところ、受けないとの返事だった(苦笑)。前回あるぺん村のバスツアーで歩いた時よりもタイムで負けてるので、予定どおり進むかどうか逡巡してたところ、ポツポツと雨粒が…。この雨で、先を進むのは断念し、一ノ越に引き返すことにした。社務所の屋根の下に移動し、休憩。みんな寒いのか、お湯入りカップヌードルが飛ぶように売れてる(苦笑)。11:33に社務所を出発し、下山にかかる。いつの間にか雨は止み、ガスも晴れて来て室堂平がみえるようになって来た(苦笑)。下りもファミリー登山に前を塞がれながら、時間をかけて下りる。一ノ越に12:11に戻ったけど、相変わらず展望は無く、船窪あたりの稜線がみえるのみ…。
大走りから雷鳥沢─室堂の周遊は断念したけど、バスツアーの特典の無料入浴券が手元に残っており、温泉目当てに雷鳥荘へ向かう。ちなみに、バスツアーの特典の無料入浴券の対象施設は雷鳥荘と天狗平の立山高原ホテル。立山高原ホテルは休業中なので、雷鳥荘の一択(苦笑)。12:20に一ノ越を出発。途中、雷鳥沢へのコースが分かれるけど、雷鳥沢キャンプ場まで下ってしまうと雷鳥荘までの上り返しがあるので、あくまでも室堂山荘経由(苦笑)。弟子が室堂山荘に偵察に行ったところ、\700で入浴可能で、ジャイアントコーンを\200で売ってたとのこと(苦笑)。室堂山荘でも入浴なようだけど、入浴券の対象ではないので、あくまで雷鳥荘を目指す。室堂山荘からミドリガ池への遊歩道に入るとそこはもう観光客の領域で、家族連れに混じりながら彼らと同じペースで歩く。ミドリガ池から雷鳥荘までは直線距離だと近いけど、実際には尾根と谷の都合でZ字状に大きく迂回を余儀なくされる。しかも、アップダウンも多い。みくりが池温泉のすぐ横に建つ火山ガス情報センターの前で雷鳥沢のほうの道に入り、血の池を目掛けて一旦下りる。血の池の横を通過した先で折り返すような形で向きを変え、13:25にようやく雷鳥荘に到着。
雷鳥荘は山小屋というよりホテルと言ってしまってもいいくらい設備が充実しており、大浴場も広い。温泉場も山奥とは思えないくらい清潔。14:03に雷鳥荘を出発。せっかく温泉で汗を流して着替えたばかりだというのに、火山ガス情報センターまでの上り返しでまた汗をかいちゃうんじゃないかと心配してたけど、ガスガスの冴えない天気で気温が下がってて風もあるうえ、こっちも汗をかかないようにゆっくり歩いてるせいで全く汗はかかなかった。そのゆっくりな歩き(入浴の際に、靴をトレッキングシューズからジョギングシューズに履き替えたせいもある)のためか、室堂ターミナルの軽食コーナーのラストオーダー(14:45)に間に合わず、ソフトクリームにあり付けなかった…。室堂ターミナルには14:36に着いてたけど、立山玉殿の水の採水に夢中になってた…(苦笑)。こんなことになるなら、室堂山荘で\200のジャイアントコーン喰っておけばよかったぁ〜!(泣) 代わりに、炙り塩豚まん(\400円)を弟子のおごりで喰った(苦笑)。
ということで、バスには集合時間10分前の15時前に戻ってた。遅刻するひとはおらず全員揃ったところで定刻前にバスは室堂を出発。煩わしい乗り換えも無く、立山あるぺん村に16時過ぎに戻った。
あるぺん村のバスツアーは確かに煩わしい乗り換えも無く、ラクなんだけど、山登りをメインにするには室堂到着が9時過ぎ…と遅く、ガスが上がってくるのが早い夏山にはあまり向かないかなぁ。前回使った秋山シーズンこそ、使いでがある…といったところでしょうか。
いいねした人