剱岳→立山

2023年08月20日(日) ~ 2023年08月22日(火)

• GPS: 15:32
• 距離: 22.2km
• 登り: 2,287m
• 下り: 2,294m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:18
• 休憩: 0:02
• 合計: 2:20

10:13 室堂
10:28 10:29 みくりが池
10:32 10:32 みくりが池温泉
10:50 10:50 雷鳥荘
10:55 10:56 雷鳥沢ヒュッテ
11:02 11:02 雷鳥沢キャンプ場
11:08 11:08 浄土橋
12:33 剱御前小舎

2日目

• 山行: 5:29
• 休憩: 2:24
• 合計: 7:53

4:57 剱御前小舎
5:54 6:06 剣山荘
6:28 6:33 一服剱
7:03 7:24 前剱
7:36 7:37 前劔の門
8:06 8:06 平蔵の頭
8:11 8:18 カニの縦バイ
8:18 8:27 カニのヨコバイ
8:42 9:00 剱岳
9:22 9:24 カニのヨコバイ
9:30 9:34 カニの縦バイ
9:37 9:49 平蔵の頭
9:59 10:03 前劔の門
10:10 10:27 前剱
10:59 11:05 一服剱
11:20 11:38 剣山荘
11:58 12:01 剱澤小屋
12:08 12:13 剱沢キャンプ場
12:50 剱御前小舎

3日目

• 山行: 4:05
• 休憩: 1:25
• 合計: 5:30

4:54 剱御前小舎
5:15 5:27 別山南峰
5:32 5:35 別山北峰
5:42 5:43 別山南峰
6:34 6:35 内蔵助山荘
6:46 6:48 真砂岳
7:24 7:34 富士ノ折立
7:46 7:47 大汝休憩所
7:53 7:54 立山
7:56 7:56 大汝休憩所
7:59 8:00 立山
8:12 9:04 雄山
9:37 9:38 一の越山荘
10:24 室堂

天候

午前中早い時間は快晴、10時頃からガスがかかり、夕方は雷でした。

アクセス

利用交通機関：

電車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

扇沢まで車で移動。午前5時30分頃着で無料駐車場はまだ余裕がありました。（下山時は満車）
扇沢から室堂までは各種乗り物を乗り継ぎます。往復で12,000円くらい。

コース状況／危険箇所等

扇沢から剣山荘、立山への縦走路は北アルプスらしい登山道＆縦走路。
剱岳は各種ガイドブックで書かれているとおり、急峻なところにはしっかりした鎖等がかけられていたので、天気が安定していれば危険な感じはしなかった。たまにかなりの傾斜でも鎖等がないのはまぁご愛敬。個人的にはカニのタテバイを越えた先にあった5mくらいの傾斜（鎖なし）が一番危険を感じました。

その他周辺情報

2泊とも劔御前小屋に宿泊。小屋からは前劔や室堂平が良く見えました。小屋の前でライチョウが散歩していました。

写真

8/20 8:54

黒部ダムから、快晴です。

8/20 9:41

大観峰から黒部ダム

8/20 10:27

室堂着。ガスが上がってきました。

8/20 10:49

本日は立山散策なので時間あり。しかし午後から雷予報なので、雨が降る前に小屋に着くように頑張ります。

8/20 10:53

地獄谷

8/20 11:01

日曜日なのでテントは少なめでした。

8/20 11:06

沢を渡るといよいよ登山道

8/20 11:12

地味な上り坂をひたすら登ります。蒸し暑かった。

8/20 12:36

1時間半くらいで今宵の宿です。まさかの個室で快適でした。

8/20 13:36

コーラを飲んで休息していたら、小屋前にライチョウが現る。

8/20 13:55

カメラ目線もいただく

8/20 13:56

しばし観察

8/20 13:57

こっちを見る。

8/20 13:58

まさかのペア

8/20 13:58

どこを見ているのかな？

8/20 13:58

おしライチョウ、という言葉はあるのか？

8/20 13:59

手前がメスで奥がオス？

8/20 14:03

まだまだ散歩中

8/20 14:06

隠れていない

8/20 14:07

隠れてる？

8/20 14:10

出てきた。

8/20 14:13

小一時間、遊んでもらいました。
ありがとうございます。

8/20 18:25

このあと雷雨がありましたが、日没直前に急に晴れてきた。

8/20 18:26

最高の日没タイム

8/20 18:38

期待していなかっただけに感動も大きい。

8/20 18:47

雲の色がやばい。

8/20 19:19

富山市街の夕景

8/21 2:02

2時頃に目が覚めたら頭上は最高の星空。
剱岳を控えていましたが、これは撮影すべきと表に出ました。

8/21 2:09

星と富山市街

8/21 2:11

剱岳と星空

8/21 2:15

左端は流星？

8/21 2:20

30分くらい遊んでいたみたいですが、これ以上は翌日に影響があるのでここまでです。

8/21 4:53

翌朝、快晴です。

8/21 4:54

いざ勝負のとき。

8/21 5:14

すぐに夜が明けたのでヘッドランプ不要

8/21 5:26

朝日に光るチングルマ

8/21 5:58

剣山荘に立ち寄り、装備を整えます。いよいよです。

8/21 6:26

初めの鎖場はゆるい。

8/21 6:57

快晴で気持ちがいい。

8/21 7:21

稜線に出ました。

8/21 7:21

振り返ってもすごい景色。すごいところにきたもんだ。

8/21 7:30

有名な鉄橋。恐怖感はまるでなし。

8/21 8:15

いよいよカニのタテバイ。個人的には鎖の上の岩場が一番やばかった。

8/21 8:43

剣山荘から2.5Hくらいで無事登頂。ここまでよく頑張ったと、久しぶりに自分を褒める。

8/21 9:24

剱岳一の難所、カニのヨコバイ。
事前にYouTubeで学習したので無事にクリア。文明の利器は素晴らしいと思った瞬間です。

8/21 9:29

ヨコバイを下から見るとこんな感じ

8/21 10:08

下山なのに岩を登らせる。後輩に写真を送信したら、下山ってなんですか？と返信がありました。

8/21 10:19

登りで撮影していなかった前劔

8/21 10:19

イヤー良く登ってきたな、と感無量

8/21 10:22

雲の上にいます。

8/21 10:22

まだまだ下りも急なので慎重に行きます。
結局、登りと下りの所要時間はそんなに変わりませんでした。

8/21 11:56

同じルートで戻っても面白くないので、剣沢経由です。

8/21 12:04

岩と雪の殿堂

8/21 12:15

富山県警の詰め所？

8/21 12:16

水はじゃぶじゃぶ湧いていた。

8/21 12:20

平日なのでテントは少なめ

8/21 12:32

登り返しがこの日一番の難易度だったかも。

8/21 12:38

少しだけ高山植物も撮影。

8/21 12:39

高山植物

8/21 18:12

夕食後、この日は日の入りは厳しそう。

8/21 18:40

それでも空はいい色でした。

8/21 18:45

なんか幻想的になってきた。これはこれでいい感じ。

8/21 23:00

夜の星空も前日の方が条件良かったです。

8/21 23:06

なので少しだけで、あとは身体を休めます。

8/22 4:54

3日目。この日も朝は最高の天気

8/22 4:57

日の出までに稜線に着きたい。

8/22 5:19

約30分？で別山山頂

8/22 5:19

ちょうど太陽が昇ってきました。

8/22 5:20

朝の立山連峰。こちらでも感無量

8/22 5:20

遠くに富士山

8/22 5:21

前日登った剱岳もきれいに見えました

8/22 5:37

別山北峰に移動して後立山連峰

8/22 5:59

さぁ立山に向かいます。

8/22 6:55

この間の写真は割愛。最後の登りに向かいます。

8/22 7:22

右手には最高の室堂平

8/22 7:29

立山三山の一座目富士の折立。岩です。

8/22 7:36

一応登っておきます。

8/22 7:36

眼下には黒部ダムでした。

8/22 7:46

2座目の大汝山

8/22 7:54

こちらも一応ゲット

8/22 7:54

こちらからは劔岳

8/22 7:55

最後の一座へ向かいます。

8/22 8:13

前回はガスだったけど、今回は快晴の雄山

8/22 8:13

頂上に着いたら荷揚げの時間。お参りしてくださいと言われる。

8/22 8:32

この山行、最後の山頂ゲットしました。

8/22 8:35

この山行の無事を感謝しました。

8/22 8:31

山頂でもいろんな写真を撮りましたが、ベストは室堂平

8/22 8:43

そして荷揚げ三連発を待機。天気がいいためか立山じゅうをヘリが飛んでいました。

8/22 9:04

下山します。楽しかったです。

8/22 9:12

まぁ下り坂もザレ道なんで油断はできません。

8/22 9:36

一の越まで下りました。

8/22 9:40

あとは室堂まで整備された歩道です。

8/22 10:07

10時すぎるとやっぱりガス。

8/22 12:04

下山後、黒部ダムで観光と昼食。
ハサイダーもソフトクリーム付きでいただきました。

撮影機器：

PowerShot G9 X Mark II CANON

OM-D E-M10 Mark IV ボディ オリンパス

感想

tomkim

去年槍ヶ岳に登頂してから、次は剱岳とずっと思っていました。
天候悪化も考えて、登頂のチャンスを2日間設定して剣御前小屋に2泊のスケジュール。結果は3日とも極端な天候の悪化はなく（夕方は多少雷雨もありましたが）、予定通り2日目に無事に登頂、3日目は立山縦走もできて、最高の山行ができました。素晴らしい景色、ライチョウ、星空など、山の魅力がすべて堪能できたと思います。
剱岳は要所に鎖やはしごが整備されていて、そんなに恐怖感を感じることなく登頂できました。特にカニのタテヨコは事前にYouTubeで勉強したのも良かったです。槍ヶ岳や穂高岳の鎖とはまた異質、とにかく岩場と鎖場が連続するコースは初めてだったと思います。足よりも腕や肩に疲労が来たのは初めてでした。よい経験になったと思います。
しかしまた行きたいかと聞かれれば、今回最高の景色を楽しめたので剱岳はしばらくいいかな、というのが今の感想です。