記録ID: 5867041
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越
戸倉山(伊那富士・袴腰)駒ヶ根から見ても富士山には見えないけれども
2023年08月26日(土) [日帰り]



- GPS
- 05:04
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 705m
- 下り
- 731m
コースタイム
天候 | 晴れ☀️時々曇り☁️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■戸倉山キャンプ場駐車場 10台ほどはゆうに駐車できます。ですが、キャンパーはゼロでした。 ■時間:愛知県西三河の自宅からAM4時を出てAM6時20分にキャンプ場着 2時間20分ぐらいで到着 ■道路状況:県道210号から林道に入り、キャンプ場駐車場までの間、道幅が狭い箇所があります。レガシーアウトバックで道幅ギリギリでした。夜間の運転は注意が必要 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■気温: 麓は朝6時で24°ぐらいでしたが、山頂近辺は風が吹くと肌寒いくらいでした。沢沿いの下山道までは涼しいのですが、沢から林道に出るころには、直射日光で暑かった。特に駐車地に近い林道は登りになり、背中から日差しが照り付けてきます。下山の駐車地手前の灼熱林道が一番疲れた。 ■トイレ: キャンプ場駐車場から30mほど上がった箇所にあります。ドボン式ですが、トイレ内は綺麗でした。 ■害虫・獣 駐車場からやたらと蚊、ハエ、アブがおります。イカリジンスプレー対策しました。 またスズメバチが1匹偵察に来た。南アルプスに近いので、山ヒルがいるかもしれないと思い、スプレー対策だけはいたしました。山道、沢沿いにも見当たりませんでした。 いきなりキャンプ場の入り口に熊に注意の看板があり、駐車場には私たちだけでしたし、往路までは人に会いませんでしたので、熊除けの爆竹鉄砲を何回か鳴らしました。他、リスらしき動物がおりました。また沢コースの登山道には、罠が仕掛けられていると書かれた看板が、下山時にありましたので、くくり罠と思われます。草叢などは要注意です。 ■キャンプ場登山口〜馬止めの松 平均斜度が20.8°ありましたが、実際はつづら折れの杉林の山道でそれほどの傾斜は感じませんし、登りやすい山道です。 ■馬止めの松〜滝コース分岐 ここまでの山道も計算上の平均斜度が25°ありますが、実際は大きく湾曲するつづら折れ山道が続きますので、楽な山道です。 ■滝コース分岐から戸倉山西峰まで ここの山道が一番しんどかった。小岩や木の根などで登りにくいし、直線の登りが長い。下山時は足の引掛かりに気を付けた方が良いです。 ■戸倉山西峰〜東峰 一度、降って、また登りますが、訳ない距離です。西峰では中央アルプスや東峰では南アルプス 仙丈ヶ岳が絶景です。 ■沢分岐〜滝分岐 ここはかなり急ですし、ロープが張ってある箇所が何か所もあります。また台風の影響と思われますが、整備されていないので、道が非常にわかりにくい。また葉で地面が隠れており、引っ掛かりやすいので注意です。つづら折れですが、踏み足が本来の山道と反対方向にもあったりするので、方向を間違えないよう、コンパス、GPSに留意した方が良い山道です。ただ仮に山道を外れても、そのまま降れば、川の水源地までは来ることはできますが、何せ傾斜度30°ですから、まっすぐ降りると危険です。滝への分岐点まで降りれば、沢沿いを降ります。 ■滝分岐から沢コース登山口 渡渉箇所もありますが、道が無くなっており、わかりにくい。林道が見えてきますので、見えた時点で渡渉しても良いかと思います。 ■沢コースから林道、駐車地まで 林道がつづら折れている個所で、カーブせずに、まっすぐ行くのが正解だった箇所がありました、まっすぐに林道があるのに気が付かない失策をいたしました。久しぶりにヤマレコの警報音で気が付いた次第。そのまま行きますと、川が渡れないし、反対側の山に行ってしまうところだった。降りが続きますが、民家が見えくると、登りに切り替わります。このなんでもない林道の登りが暑さで辛かった。身を隠す場所がない。一気に汗が噴き出てきました。 |
その他周辺情報 | ■食事 下山が早かったので、スキー講習でいつもお世話になっている信州のインストラクターの先生が必ず、毎回、お昼に食べる南信州の名物「ソースかつ丼」を食べようということになり、有名な明治亭やいな垣に行ったが、両店とも満員御礼30分から40分待ちのため、「きらく」に行ったら、ワンテーブル空いていて、ラッキーにも上ソースかつ丼をすぐに頂けました。肉厚で美味しかった。またお味噌汁が絶品! |
写真
本日は赤石山脈西方に位置する伊那山地の戸倉山へ。この山、中央構造線の谷が明瞭でなくなる辺りにあるため、独立峰のように見える。(参照:日本山岳史 日本山岳会著)また駒ヶ根方面から見ても富士山のようには見えませんが、上伊那郡箕輪町辺りから見るとまさしく富士山のように見えます。今日は戸倉山キャンプ場から登ります。一番乗り。ですが、車から降りて熊に注意の看板見てから、いっきに怖くなってきた。戸倉山キャンプ場の看板の向こう側がトイレです。
戸倉山と書かれておりますので、頂上と勘違いする方もいるかも・・・東峰に一等三角点がありますので、頂上になりますね。実際、下山した時に、ここでUターンしたハイカーの方が一人おりました。
道幅がありません。ロープのテンションをあてにして渡る。仮に谷側に落ちても、段差2〜3mほどですので、岩に頭を打たない限り死ぬことはありません。最悪滑ってもいいように、ロープだけはしっかり持って渡ります。
沢コースと水源地コース分岐。水源地コースなんてマップにはないんですが、道があるのでしょうか?確かにマップを見ると、
登りやすそうな稜線が、上の森コース分岐から出ているので、ルーファイでも楽に登れそうです。藪藪でなければの話ですが・・・
登りやすそうな稜線が、上の森コース分岐から出ているので、ルーファイでも楽に登れそうです。藪藪でなければの話ですが・・・
撮影機器:
装備
個人装備 |
バックパック(PA'LANTE v2
家内 山と道・ミニ2)ヘルメット(MAMMUT WALL RIDER
家内 black daimond vapor)
トレッキングポール( ゴッサマーギア・スリーピースカーボン
家内 レキ・クレシダ)
雨具(山と道・UL All-weather Hoody・pants各自)
熊鈴各自
熊よけスプレー各自
熊除け用爆竹ピストル
警笛各自
携帯電話各自
サバイバルナイフ
Garmin(FENIX6X)
Garmin(Gasmap66i)
ゴミ袋各自
|
---|---|
共同装備 |
予備(長袖シャツ
半袖Tシャツ
下着
靴下)
濡タオル
救急医療セット
雨具
ヘッデン(PETZL各1)
エマージェンシーキット(ビバーク用ライト「アクモキャンドル
赤色発煙筒「ココデス」SOL ヒートシートサバイバルブランケット
ポイズンリムーバー)地形図
ガイドマップ
筆記具
ヒルスプレー
ダニ
蚊
ハエスプレー
サランラップ
ツェルト(ファイントラック1.5)
|
備考 | 雨具:山と道 UL All-weather Hoody coat Tシャツ:A'rcterycs・イオニア メリノウールTシャツ ボトムス:A'rcterycs・Gamma lightweight pant インナーウェア:aclima・woolnet singlet インナーパンツ:wacoal・CW-Xスポーツショーツ ソックス:Hiker Trash H.Y.O.H サポーター:バンテリン膝サポーター シューズ:A'rcterycs・アクルックス LTブーツ グローブ:patagonia・ソフトシェルグローブ キャップ:Velospica・トラッカーキャップ ■製品使用感: バックパック PA'LANTE v2 ホワイトは日本ですぐに完売してしまったので、アメリカのメーカーから直販で輸入した。関税を引いても、日本価格よりも安かった。ただ別にそんなことする必要のないぐらいのなんでもないバックパックと言うとメーカーに失礼だが、最低の機能だけは揃っておりますが、ちょっと高い。完売してしまった理由がわからない。重量は軽い。500gぐらい。ULハイク用。他は特筆することはない。せいぜい左右にボトルホルダーがついていることぐらいか。ただ伸縮タイプの生地を使っており、ボトルの出し入れは楽ですが、携帯と他の物を入れたりすると出しづらい。中にカラビナ、もしくはキーホルダーを通せるような工夫があると嬉しいのすが・・・中のすぐ取り出せる位置に小物入れがあると更に嬉しい。背負っても、どうも体にしっくりこなかった。 |
感想
登りに利用したキャンプ場からのコースは、途中、休憩のベンチなどが何ヶ所もありますし、道も緩やかですので、ゆっくり楽しんで登ることができます。ただし、沢コースを利用する方は道がかなり崩れていたり、倒木、落ち葉などでわかりにくいので注意してください。谷沿いの山道は谷の底まで2,3mですので、怖くはないのですが、谷底は岩がゴロゴロなんで、落ちて頭でも打つとたいへんです。良い山ですが、登山者が少なかったし、、どういうわけか、キャンプ場の利用者も皆無でした。ちょっと寂しい山でしたが、見所はある良い山です。また一度携帯が切れて、履歴を修正しておりますので、軌跡はあてになりません。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:274人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する